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噛み犬ゆめが人と共存していくために必要な訓練を受けたい

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支援総額

349,000

目標金額 2,000,000円

支援者
47人
募集終了日
2025年7月30日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

群馬県渋川市在住、こどもの頃から犬好きな一般人です(犬関係の仕事などは一切していません)

 

これまでの飼育歴はチワワやポメラニアン、シェパード等。

今は、柴犬ミックス「ゆめ」と生活しています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

ゆめは2020年の冬に知人宅で生まれ、その知人が里親を募集していました。この「ゆめ」の飼い主となったことをきっかけに私は「咬傷犬」という言葉を初めて知り、自分の認識の甘さを思い知りました。

 

ただ単に愛情を注いだり、一般的なしつけをしたり、素人が精一杯試行錯誤しながらしつけをしたり、ときにプロの力を借りたり…

そうした一般的に言われている対策ではどうにもならず、飼い主も犬も、自身の居場所を失い追い詰められ、孤立していくという状況が、少なからず、あるということが分かりました

 

 

ゆめは生後2ヶ月で家に来たばかりの子犬の頃からすでに、これまで飼ってきた犬たちと違いました。

 

まず、歩き方がハンター。子犬らしくテクテクは歩きません。地面の匂いを嗅ぎながら身をかがめ、すごい早さで音もなく前に進みます。

おもちゃ遊びも激しい。オオカミが獲物を引き裂くような遊び方で、普通の犬用のおもちゃはあっという間にボロボロになってしまいます。甘噛みも激しい。ただやんちゃで動作が激しいというだけではなく、とにかく気性が荒い。

 

 

甘噛みの段階でなんとか対処したかったので、褒め方、叱り方、餌付けや運動量、社会性などなど、小さい頃から調べまくってさまざまにチャレンジしてきました。が、所詮は素人の手習いだったと、振り返れば思います。

 

生後4ヶ月頃には人に対し、唸って威嚇、首輪の着脱を嫌がり、実際に人を噛むようになりました。

通常、こうした本能的な警戒心や攻撃行動が始まるのは、早くても半年と言われています。訓練士さんに相談するようになりました。

ほどなく身体に触れることさえも嫌がるようになり、散歩後に足を洗うときなどにも頻繁に噛まれるようになりました

 

お散歩大好き。人間のことも嫌いではない。飼い主の顔を見るとジャンプして喜びます。

人なつこそうにそばに寄って来るのに、本人にしか分からないスイッチがあるようで、突然噛まれてしまうこともあります。

フードアグレッシブも激しく、餌付けは一切効果無し。

当時お世話になっていた訓練士さんさえも、おやつを使用する訓練で噛まれそうになったり、爪切りも出来ず、主従関係も築けませんでした。

 

 

危険なので家族の中で散歩の対応をするのは飼い主一人だけ。人を噛んで自分の意志を通すことを身につけてしまった「咬傷犬」は、抱っこやブラッシング、リードの付け替え等、飼育に最低限必要なケアさえも出来なくなっていきます。

 

その矯正訓練は年齢を重ねるほど難しくなり、人間と共存できる「噛まない犬」に戻すには専門的でかつ長期的な訓練が必要です。

 

噛む犬の訓練は、普通の訓練士にはできないことが多いです。

ゆめの場合もそうでした。

 

 

ゆめは非常に賢いコで、トイレは生後2ヶ月の頃に、家に来てから2日で完璧に覚えました。また、小さな頃から「おすわり」「まて」もすぐにできました。人の指示を非常に良く理解し完璧にできる賢さを備えていたゆめですが、それでも原因不明で成長途上に歯車が狂い、人を噛むようになってしまいました。いえむしろ、賢いが故に、人を噛むようになってしまったのかもしれません。人の表情を読み、人の上を行くために演技をしたり、計算することが非常に優れているコでした。

 

気づけばゆめは、周囲のほとんどの人間から怖がられるようになってしまいました。

今の状況で、もしも飼い主が体を壊すなど、何らかの状況で関われなくなれば、たちまち居場所を失ってしまうでしょう。

このように、ゆめと飼い主ともども、追い詰められた状況になっていたことがプロジェクト立ち上げのきっかけです。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

そもそも一般的な訓練でさえも、犬のしつけにはかなりの費用がかかります。

ちなみにゆめの場合、生後9ヶ月から1年半、ほぼ週5回通った高崎市の訓練所は月に約6万円かかりました。

 

犬を飼育している以上、医療費やしつけ・訓練費用がかかることはもちろん覚悟しなければなりません。

しかし「人を噛む犬」の訓練はその多くが長期に及び、また対応できる訓練士も非常に少なく、終わりが見えません。

 

咬傷犬の矯正は成長するにつれ困難になるとともに、噛まれた場合は大きな被害を受けるようになります。

ゆめもまた、成長とともに訓練所に相談に乗ってもらうことも難しく、預かってくれるところを探すことすら難しくなりました。

 

もう、ゆめは一生「噛む犬」として、飼い主以外の人と関わらないようにしながらひっそりと、人に嫌われて生きていくしかないのではないかと思っていた矢先、ありがたいことに今お世話になっている訓練所「北栃木愛犬救命訓練所」を知ることが出来ました。

空きが非常に少ないと聞いていたので、おそるおそるゆめの状況を相談したところ親身に話を聞いて下さり、なんと、ほとんどの訓練所からさじを投げられていたゆめを訓練をして下さることになったのです。

 

そのおかげで、ゆめにも少しずつ変化が見られ始めました!飼い主や一部の家族以外の人間には決して心を開かなかったコが、なんと、こちらの訓練士さんの言うことはしっかりと聞き、爪切りもシャンプーもブラッシングもでき、訓練士さんが立ち会っているときには、飼い主にも体をさわらせるまでになりました。

 

しかし、それでもまだまだ訓練は必要です。

ゆめが本当の意味で「咬傷犬」を卒業し、人間と良好な関係を築けるようになるためには、訓練士さんがついていなくても飼い主のケアを受け入れられるようにしなければなりません。

 

咬傷犬の訓練には、ひと月に8万円の費用がかかります。宿泊費や滞在中のお散歩、エサ代、飼い主への指導等々も込みで専門的な訓練が受けられる、と考えればかなり良心的な価格設定だと、思っています。

 

しかし、2年も預ければ8万円×24ヶ月=192万円かかります。

 

適切な訓練が受けられることにより、咬傷犬は人間を警戒する必要はないと知ります。

人との信頼関係を築くことが出来るようになり、人との時間を楽しめるようになり、

人と共存しながら、安心して日々の生活を送ることが出来るようになります。

 

意外と知られていないことですが、柴犬の「飼い主に忠実」というイメージは一部の柴犬の特徴にすぎません。

飼育放棄される割合が最も高いのが柴犬であり、「飼い主を噛む」という事件もかなり多い犬種です。

野犬や保護犬も、同じく言われています。

 

私は、ゆめと出会うことで「咬傷犬」の存在を知り、ただのやっかいな存在ではなく、

犬も人もともに幸せな人生を歩めるようにしたい、と思うようになりました。

 

人間が大好きだけれど噛んでしまうゆめに、訓練を通して人ともに生きることの楽しさを知り、幸せな残りの犬生を送ってほしい。

それと同時に、適切な訓練が受けられないために「咬傷犬」として居場所を失っている犬の存在を知っていただきたい。

それが、このプロジェクトの目的と内容となります。

どうか、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

〇「噛み犬ゆめ」の訓練費(8万円/月 2年分)をご支援いただき、ゆめの居場所を取り戻す

〇「咬傷犬」を早期に適切な訓練につなげるための啓蒙・啓発

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
福島千恵
プロジェクト実施完了日:
2027年4月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

噛み犬ゆめの訓練費用(北栃木愛犬救命訓練所における預託訓練8万円/月×2年分)および、咬傷犬の存在を啓蒙・啓発するための活動費(媒体資料作成費8万円)

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プロフィール

犬が大好きですが、過去に飼ったことがあるのはポメラニアンやチワワなどの小型犬がほとんどでした 2020年12月に、知人から柴犬ミックスの子犬ゆめを譲り受けてから「犬は愛情を持って育てれば必ず応えてくれる」という自分の甘い認識に気づきました 動物として当たり前の身を守る行動、攻撃や威嚇の行動は本能に基づくものであり、個体差も非常に大きい。咬傷犬という、本能が強く出てしまったがために居場所を失いつつある犬と人とが共存するためにどうしたらよいのか、考えさせられる日々です

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