日本語版楽譜の発行にご協力を-スタート企画終了のご報告
・すでに、公開期間の終了にあたり、ご報告いたしましたとおり、実行者の広報努力の不足のため、設定した目標額には達しませんでしたが、当<スタート企画>の目標「日本語版楽譜の最新2曲(BWV 23、BWV 34)の刊行」は、自己資金の範囲内ですでに恙無く終了しており、私どもの公開ファンディング・プロジェクトは成立いたしましたことを、先ずは感謝をもってご報告いたします。
・上記の楽譜、カンタータ第23番《主なる神 ダビデの子》(BWV 23)とカンタータ第34番《おお永遠の火よ おお愛の源よ》(BWV 34)の製品は、ご返礼の品物として、去る8月7日、ご支援者全員に発送を終え、贈呈をさせていただきました。万が一、お手元に届いていないようであればご一報ください。すぐにお届けいたします。
・お寄せいただきました金額(65000円=5000円×13名)は、当初想定の使途(上記2曲の印刷製本費と版下製作費のうち、実行者建て替え分への充当)には充てられませんでしたが、全額を、今後ひきつづき継続されます「日本語版バッハ・カンタータ楽譜全集」の未刊分の発行計画のために保管して、将来有効に用いさせていただきます。
・プロジェクトの最終目標は、東京バッハ合唱団主宰者・大村恵美子の個人完訳になる「日本語版バッハ・カンタータ楽譜全集」(全192曲予定)の完結です。今回の2曲を加えて、すでに84曲が刊行されましたので、残りは108曲となりました。ご案内した通り、訳詞原稿は全曲完成しており、また底本出版社Breitkopf & Härtelよりの訳譜出版許可もいただいておりますので、残された作業は、訳詞書き込みを中心とした版下制作の実務と、何よりも出版資金の準備です。
・このたびのスタート企画で、クラウドファンディングによる資金準備の困難さを実感しました。わたくし自身も、不慣れなSNS媒体の扱い方などを研究し、ご協力を下さっている合唱団団員の方々の、さらなる知恵とお力をお借りしながら、公開資料【”バッハを日本語で歌う” 日本語版楽譜の発行にご協力を】中の「プロジェクトの展望・ビジョン」を、根本的に見直しつつ、計画実現に向けて、新たな展望をお示しさせていただくつもりです。
今後ともよろしくお願いします。
プロジェクト実行者
大村健二
(東京バッハ合唱団出版局)



















