子どもたちに読書の楽しさを伝えたい、という母の想いを叶えたい

とあるアジアの南の国に住む友人が、蛇の抜け殻を入手して送ってくださることになりました。しかも、アルビノ種の抜け殻です。アルビノは色素異常ということなので、白蛇のようです。貴重な貴重な白蛇の抜け殻。飼い主からは、「何に使うのだ?黒魔術か?」と聞かれたそうです。

私の友人は｢日本の友人がお守りをつくるのに使うらしい」と話したそうです。その国では、蛇の抜け殻は黒魔術に使うのでしょうか。

物語の中で魔女が、ぐつぐつと魔法のスープを作るように、カエルの干物や蛇の抜け殻を入れるのかな、などと想像したりして。

 

友人は丁度私へのプレゼントのサイクリングシャツを送ろうとしていてくれたので、そこに同封して送ってくれることになりました。

 

若干不安がありました。抜け殻って、送ってもいいんだっけ。

でも、抜け殻は自分で脱ぐんだし、

動物愛護には関係ないか。成長の証です。

 

海外在住経験のある、郵便に詳しい友人は言いました。

「大丈夫よ、きっと届く」

 

もちろん空便です。

旧正月前の話です。

「送りました」と南の国の友人。

「そろそろ届くはずです」

「まだ届きません」

「おかしいですね」

なんどもやりとりがありました。

輸送会社からも何回も電話がかかり、そろそろ届くはずです。

税金はいくらいくらかかります。とのこと。

しかし。

天下のUP×なのに。待てども待てども届きません。

もうこっちの国は出た。でも日本にはついていない。

やっぱりまだあっちの国にある。

 

なんどもなんどもやり取りがあった挙句、ギフトは消えてしまいました。

黒魔術にかかってしまったのでしょうか。

消えた蛇の抜け殻とサイクリングシャツ・・・今何処にあるのでしょうか。

 

なぞは深まるばかりです。