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地域から不幸な命を増やさない 小さな命を助けたい

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支援総額

208,000

目標金額 1,800,000円

支援者
20人
募集終了日
2019年12月24日

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プロジェクト本文

東日本大震災に翻弄された福島の動物たちを見て、いてもたってもいられなくなり、保護活動をはじめました。

 

こんにちは。特定非営利活動法人ワンニャンレスキュー代表理事の鈴木省一です。

 

2011年3月11日の東日本大震災の時、僕は福島県南相馬市鹿島区の海岸から3キロ地点に住んでいました。その直後に津波が発生、自宅は床下半壊、周りは湖状態となりました。

 

何よりも衝撃的だったのは、家の周りに、8匹の猫が流されてきたことです。そのうち6匹は亡くなっており、その姿はあまりにも可哀想でした。

 

かろうじて生きていた瀕死状態の2匹もとても怯えており、素人の私ではどうにもならず、動物病院へ。倉庫を片付け、保護活動を始めました。

 

さらに追い討ちをかけるように、東京電力福島第一原子力発電所爆発事故によって緊急避難区域となった場所では、行政より動物は置いて避難するようにと指示が出ました。

 

そのため、置き去りにされてしまった猫の保護も行うようになりました。土地改良区復興組合の仕事をしながら、毎日平均4時間、保護した動物たちと過ごしてきました。

 

今では、様々なバックグラウンドを持った仲間20名と一緒に活動しています。

 

ワンニャンレスキュー代表 鈴木省一(施設内にて)

 

 

震災による環境の変化に、動物たちの暮らしは大きな影響を受けました。

 

私達の活動する地域は、東京電力福島第一原子力発電所(以後1Fと表記)からちょうど30kmになります。

 

震災後の住民避難にともない、人の気配がなくなり、管理不足になった田畑を荒らす獣害(サル・イノシシ等)がひどく、対策として駆除を目的とした箱罠やくくり罠が数多く設置されました。

 

同時に、飼い主がいなくなり放し飼いになった猫の犠牲も多く、罠による犠牲をなくすための活動も行うようになりました。

 

保護施設近辺に居ついている猫も保護してあげたい

 

加えて、活動区域の鹿島区は1Fから30Km圏外(31km〜35km)地域もあり、数カ所に災害非難者向けの仮設住宅が建てられ、圏内より多くの方々が非難してきました。

 

8年が経過した現在は非難区域解除により帰宅や移住された方が大半ですが、ここでも問題が発生していました。

 

震災後、核家族化や慣れない環境下での生活を余儀なくされ、寂しさから猫を飼う人が増えました。

 

ですが、高齢者の施設入居による飼育不可、多重飼いによる置き去り、災害公営住宅入居による飼育不可、子供が生まれたことで飼育が難しい等の理由で、飼えなくなってしまう家庭が続出しました。

 

引取り依頼相談が役所からも寄せられるようになり、当施設で9匹(これまで14匹は治療済み)を保護し、施設周りにも猫(野良猫)は7匹が居ついています。

 

現在の保護施設では9匹の猫が生活しています


 

交通事故や駆除罠、病気のリスクにさらされている猫達を一刻でも早く保護してあげたい。

 

保護と治療が必要な7匹の猫達は、畑や田んぼで昆虫などを捕食していると思われます。交通事故や駆除罠が心配です。

 

そういったリスクだけでなく、フェアリア、猫エイズ、目の病気、気管関係の疾患、ギョウ虫などの病気を抱えている可能性もあり、最悪の場合、亡くなってしまいます。

 

保護し、治療してあげるとともに里親に引き取っていただける状態になるまで支援し続けたいのですが、現在の幅1軒半、長さ2軒、高さ1軒半の広さの保護施設は、既にいっぱいです。

 

また、施設が狭いスペースということもあり、逃走予防から外から施設内を覗き見していただくことしかできず、里親希望者の訪問を受けてもゆっくり希望猫とコミュニケーションを取っていただくことができません。

 

そこで、敷地内に保護施設(プレハブハウス)を1棟増設し、猫が自由に運動できるキャットランを設け、里親希望者や市民との交流を目的としたイベントの開催、定期的に里親譲渡会を開催していきたいと考えプロジェクトを立ち上げることにしました。

 

首輪をつけている猫。この猫も保護施設の近辺に居ついている猫。

 

 

現在の活動もギリギリの資金でやっていますが、猫たちの命を守るために、しっかり環境を整えてあげたい。

 

現実問題として猫を飼育していくためには大変な費用もかかります。毎月の猫たちの食事代5万円〜7万円、トイレの砂代3万〜4万円、医療費3万〜5万円、光熱費7万〜10万円、と猫たちを支えるだけで月に18万円〜26万円前後ほどの費用が必要です。

 

募金によって全体の10%ほどをご支援いただけておりますが、90%は自己資金でどうにか活動しています。

 

保護施設はプレハブなので、暑くなる6月〜8月に電気を止められてしまえば、室内温度は40℃を超えてしまいます。実際に、支出が増え、どうしようもなくなった月に電気代を払えず止められてしまった事がありました。


その苦い経験から、エアコンを24時間切らすことが無いように必死に猫たちを守っています。

 

増設するプレハブのキャットランは、逃げ出し防止対策のためフェンスで囲い、その中で自由に行動が観れるスペースにします。もちろんエアコンを設置し、床は断熱材・フロア材に張り替えます。

 

プロジェクトの具体的な内容について

1)未治療保護猫2匹と野良猫13匹の治療(オス7匹、メス8匹。目視確認)

◯避妊・3種混合ワクチン・ウイルス検査・駆虫¥34,378×8=¥275,024

◯去勢・3種混合ワクチン・ウイルス検査・駆虫¥25,178×7=¥176,240

◯入院2泊3日まで無料、以後1日あたり¥2,000×15=30,000

■しが動物病院

975-0031 福島県南相馬市原町区錦3丁目86-10

2)施設増設(プレハブハウス)¥530,000(税込)

■南東北クボタ原町営業所

975-0033 福島県南相馬市原町区高見町1丁目123-3

3)電気工事・エアコン設置工事¥300,000(税込)

■有限会社はんざわでんき

976-0042 福島県相馬市中村字大町22

4)キャットラン整備¥200,000(税込)

5)保護猫交流会の開催(里親譲渡会など)

合計¥1,511,264+手数料¥324000

総合計額¥1,835,264

となりますので、目標額は¥1,800,000とさせていただきました。

※入院費用を15匹で計算しましたが、入院の必要がない場合もあるとおもいますが、

他に必要な治療を要する猫が出た場合を想定し含ませていただきました。

※エアコンは24H稼働のため、猫毛を除去する装備のあるものを選択。

装備がないものは毛詰まり等での故障が多く、これまで数回交換し、結果損害が発生。

※13匹の野良猫については捕獲毎に治療を致しますので、時間を要するかもしれません。

※キャットラン整備は囲いフェンス等の資材代。施工は当団体でおこないます。

 

保護猫施設内。里親に出せるようになった猫は現在3匹。

 

 

もう一度、人と動物が共存できる地域を目指して。

 

今回、プロジェクトが成功すれば保護施設を増設でき、人馴れできない猫と里子に出せる状況になった猫と部屋分けができるようになります。

 

そのことにより、里親希望者やセラピーが必要な子供達(震災PTSDに苦しむ子供が多いんです)が、安心して猫とふれあっていただける場所となります。

 

そのような子供達にいつでも気軽に施設を訪問してもらえる場所ができることも、この地域にとってとても重要な施設になると考えます。

 

そして、里親が見つかればその分新たに13匹いる野良猫たちの保護ができるようになります。
 

地域から野良猫をなくし、地域から人とペット、動物が共存できる社会を目指します。皆様のお力添え、よろしくお願い致します。

 

命あるものを殺すのはたやすい

でも死んだものを生きかえすことはできない

命とは不思議なものなんだろう

I'ts easy to kill things that have life

But you can't bring a clead thing back to life

Life is a strange thing

 

まだ人に対し不信感を抱いています

 

 

本プロジェクトのリターンのうち、お名前掲載に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

みなさんはじめまして。特定非営利活動法人ワンニャンレスキュー代表理事の鈴木省一です。 2011年3月11日の東日本大震災後、津波被害にて家のまわりに流されてきた犬や猫があまりにも可哀想で、無意識に犬猫の保護をはじめていました。瀕死の状態からかろうじて助かった犬猫はみな怯えており、素人の私ではどうにもならず動物病院にて治療が必要なほどでした。 さらに追い討ちをかけるように、東京電力福島第一原子力発電所爆発事故における緊急避難によって置き去りにされてしまった犬猫の保護に至りますが、個人ボランティアでは限界を感じ、継続して保護活動を続ける覚悟を決め、平成28年8月25日、現NPO法人の設立に至りました。 私の活動を支える言葉を紹介しご挨拶とさせていただきます。 「命あるものを殺すのはたやすい でも死んだものを生かす事はできない 命とは不思議なものなんだろう  ドクターコトー It's easy

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リターン

3,000


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お礼のメール
写真を添付した活動報告書を感謝の気持ちをこめてメールさせていただきます。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

5,000


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申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

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2020年3月

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10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月
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プロフィール

みなさんはじめまして。特定非営利活動法人ワンニャンレスキュー代表理事の鈴木省一です。 2011年3月11日の東日本大震災後、津波被害にて家のまわりに流されてきた犬や猫があまりにも可哀想で、無意識に犬猫の保護をはじめていました。瀕死の状態からかろうじて助かった犬猫はみな怯えており、素人の私ではどうにもならず動物病院にて治療が必要なほどでした。 さらに追い討ちをかけるように、東京電力福島第一原子力発電所爆発事故における緊急避難によって置き去りにされてしまった犬猫の保護に至りますが、個人ボランティアでは限界を感じ、継続して保護活動を続ける覚悟を決め、平成28年8月25日、現NPO法人の設立に至りました。 私の活動を支える言葉を紹介しご挨拶とさせていただきます。 「命あるものを殺すのはたやすい でも死んだものを生かす事はできない 命とは不思議なものなんだろう  ドクターコトー It's easy

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