ジャンケンが進路を決めた

娘はホルンに魅せられて音楽を専門に学ぶまでになったわけですが、

彼女の人生って音楽とは切っても切れないんです。

 

幼少期、たまたま観た少年少女合唱団に「楽しそう！」と入団。

同時期、「私もやりたい！」とピアノの習い事開始。

中学～高校時代はずーっと吹奏楽部で、

パートリーダーなどのまとめ役をよくやっていました。

 

じゃ、どこでホルンと出会ったかというと、

それはもう中学での吹奏楽部入部の時。

 

どの楽器を担当するか決める時、

第一希望としてトランペットを選んだのです。

 

ところが、トランペットは花形なので人気も高く、

何人も希望者が出てしまったので、ジャンケンで決定することに。

 

娘はジャンケンに負け続け、どんどん担当できる楽器がなくなっていき、

ようやくジャンケンに勝った時に選べたのがホルンだったわけです。

 

つまり、

 

「別にホルンやりたかったわけじゃないけど、ホルンになっちゃった」

 

のですね。

 

ところが、一度やり出したらホルンの奥深さに虜になってしまいました。

 

あのグルグルの管をまっすぐに伸ばすと3m前後あるとか、

4オクターブも出るとか、

象みたいなパオーン！という音から優しげな音まで豊かに出せることとか、

知れば知るほどハマっていったのですね。

 

中学～高校は吹奏楽コンクールの全道大会にも出ました。

 

そしていつしか、心の中には

 

「私も音楽教師になって、吹奏楽部の顧問になって、

　　　　　　　　　生徒達をコンクールに連れて行きたい」

 

という夢が育つようになったんです。

 

これが娘の音楽的半生。今ではホルン愛に満ちています。

 

あなたの応援が、娘の夢を現実へと変える一歩になります。