行政に捕まれば殺処分されてしまう野犬達を助けたい！！！

 

野犬がいる場所は、野良猫もたくさんいる場合がほとんどです。

 

2022年9月から着手した、奈良の野犬現場にも野良猫が何十といました。

 

2022年12月4日、ボランティアさんたちと奈良の野犬現場に行った時に、くくり罠により瀕死の野良猫を保護しました。YouTubeにあげています。

 

奈良の野犬現場は、何万坪もある広大な土地で、その時も、たまたま同行していたボランティアさんの1人がトイレに行きたいとのことで、普段は行かないそこの場所に立ち寄ったので偶然に発見しました。

 

瀕死というか、一見して皆が「かわいそうに亡くなってるわ…」と話していたら…

微かに

 

「動いた！生きてる‼︎」

 

抱き上げて見ると、前脚が途中から真っ黒で腫れ上がり、おかしな方向へ曲がって切れている。

 

 

 

くくり罠だ…

 

この現場には、野犬や野良猫が生活する辺りにもたくさんのくくり罠が仕掛けられており、それも違法や手製で強力化されたものがあるようで、誤って罠にかかり、3本脚の犬猫がたくさんいます。中には、3本脚で授乳してるコもいます。

実際、この現場で、くくり罠のそばで亡くなっている犬の遺体も見た事があります。（衰弱か、罠から外す時に撲殺されたものか原因は不明です。）

 

急いで、信頼できる動物病院へ連絡。

私は野犬の捕獲で現場を離れることができなかったため、慣れない首都高の運転なのにボランティアさんが搬送を申し出てくれて、連れて行ってくださいました。

 

獣医師の診察で、前にもくくり罠によると思われる古傷があるとのこと。

このコは、結局付け根から断脚となり、一時危篤となりましたが、病院の先生、看護スタッフさんの献身的な看病のおかげで回復し、皆さんに愛され可愛がっていただいています。

 

あの日、あの時に、広い現場のあの場所に行かなければ、この世にはもう存在しなかった命。

 

そんなコたちがまだまだたくさんいます。

私が動いて、命をすくいあげてやりたいです。

 

 

奈良の野犬現場では、同時平行で猫たち30匹以上TNRしました。

 

 

 

私は、昔からずっとボランティアで猫のTNR活動の手伝いをしてきていたのでTNRの正しい知識があります。

※ T（トラップ＝捕獲）・N（ニューター＝不妊去勢手術）・R（リターン＝捕獲場所へ戻す）の一連の活動のこと

 

また、この現場は、奈良県でも標高が高く、冬場は道路が凍結して近づけなくなるほど寒さが厳しいため、猫たちのための防寒ハウスの設置もしました。奈良県のボランティアさんたちに協力をしてもらい、使い古しのクーラーBOXを何十個も集めてもらい設置してやりました。

 

野犬も野良猫たちも、原因は人間です。

これ以上、犠牲になる命を増やさないために、

避妊去勢手術を徹底し「蛇口を閉める活動」で終わりのある活動を見据えています。