海水浴場行きバスを再び!「3.11オモイデツアー」の継続へ

海水浴場行きバスを再び!「3.11オモイデツアー」の継続へ

支援総額

2,085,000

目標金額 1,500,000円

支援者
171人
募集終了日
2017年5月17日

    https://readyfor.jp/projects/311omoide?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
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2017年05月03日 22:27

被災地だからではなく、本能的に嬉しいものがあるから訪れたい。

「3.11オモイデツアー」スタッフである福地裕明さんのブログより転載しました。
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荒浜・蒲生にひっそりと立つ偽バス停とクラウドファンドのお願い


今年になって、荒浜や蒲生地区を訪れていないなと思い、
久しぶりに会社帰りに蒲生の干潟と日和山に行ってみた。

 

 

行ってみてびっくり。かさ上げなどの造成工事で景色がまるで変わっていた。
日和山も、駐車場から登山口までぐるっと迂回しないとたどり着けないようになっていた。
 

日和山登山は、もちろん今年初めて。
山開きもしていない中での登山を申し訳なく思いながら、
一歩一歩、踏みしめながら山頂を目指しました。

そして、お目当てだったのは、登山口に設けられた偽物のバス停。
地元の芸術家・佐竹真紀子さんの手によるもの。

 

 

もともとは、荒浜地区、深沼海水浴場前のバス停跡に
偽バス停を立てたのを皮切りに、現在の荒浜地区で人々が集う場所や
かつてバス停のあったところに一つひとつ立てたもの。
荒浜を訪れるたびに、偽のバス停が新たにこさえてあって、
それがなぜか嬉しかったのです。

 

この偽バス停が新たなムーブメントを生み、
昨年12月の月命日に、震災の影響で廃止された荒浜行のバス路線を
一日限りで復活させたのだった。

この動きを蒲生にも広げようと佐竹さんは、
蒲生地区にもひとつ、またひとつと、偽バス停を立てているのでした。

 


こういった荒浜・蒲生での活動に、そんなに深いわけじゃないけど、

いつの間にか私は関わるようになってた。
本当に、人のご縁とは不思議なものです。

…そんなご縁が、さらなるご縁に繋がろうとしています。


ここで、「3.11オモイデツアー」の継続に関するクラウドファンドの

ご案内をさせていただきます。

 

海水浴場行きバスを再び!「3.11オモイデツアー」の継続へ

私が「3.11オモイデツアー」に参加するきっかけになったのは、
震災前後のまちの様子を写した写真データをメディアテークに

提供したときに、
20世紀アーカイブ仙台の佐藤正実さんに出会ったことだった。
メディアテークの7階であーだこーだと、
いかにして写真や映像を後世に残すかなんて話をしてるうちに、
「3.11キヲクのキロク公開サロン」や「はじまりのごはん」に

スピーカーとして駆り出され、
そのままの流れで、定点撮影プロジェクトに参加する羽目に。
そうやって関わってるうちに、いつしか、荒浜(深沼海岸)の地に立っていた。

 

特に、かつて荒浜に強い繋がりがあったわけじゃない。
そこに、強烈な思い出があったわけでもない。
それに、他の参加メンバーに比べて、出席率はかなり悪いけど、
「上から目線」ではなく、ただただ荒浜・蒲生地区のファンを増やしたい、
荒浜・蒲生地区にかつて人が住まっていた記憶を将来に残したい、

などといったそんな居心地の良さが気に入って、
「オモイデツアー」の参加者なんだか、スタッフなんだか分からない、
まるで蝙蝠のような存在になっていた。

 

 

芸術家・佐竹さんが立てた「偽バス停」が、
「深沼海岸前」という点から徐々に線になっていく過程で実現した
かつての仙台市営バスを走らせるツアーは、
ほぼほぼ、いの一番に手を挙げさせてもらったし、
企画会議にも参加した分、思い入れもひとしおでした。

 

 

震災でまちがなくなって、市バスが運行しなくなったところに、
偽のバス停が立ち並び、人々が集うようになって、
挙句に、そうした人々たちが声をあげたことにより
一日限りだけど、市バスを運行させられたことは、
おそらく、このまちにかつて住まわれた方々にとっては
とても勇気付けられたことだと思うし。励まされたことだと思うのです。

 

 

かつて終点だった、今回の終着点の「深沼海岸」にたどり着いた時の感動は
なんとも言い表すことができません。
この感覚が味わいたくて、私は荒浜を訪れてるんだなあ〜と気付かされました。

 

 

そして、スタッフメンバーたちの心の温かいこと。
震災後に出会ったとは思えないほど、結びつきが強いような気がします。
(これはSNSのおかげでもあるでしょうね。)

そんな「3.11オモイデツアー」ですが、仙台市の助成が外れ、
いよいよ、私たち市民の手で自主的に運営する時期となりました。
もしかすると、ここからが本当の「復興」に向けたスタート

なのかもしれません。
荒浜・蒲生が被災した地域だから訪れるのではなく、
そこに何かしら、楽しかったり、ためになったり、もてなしたり、もてなされたり、
といった本能的に嬉しいものがあるから、私は訪れたいと思うのです。

 


よろしければ、ぜひ、ご協力をお願いいたします。

ここまで、長文をお読みいただきありがとうございました。
(2017年4月3日)

 

リターン

5,000


感謝の気持ちを込めて「オリジナル・サンクスカード」をお送りいたします。

感謝の気持ちを込めて「オリジナル・サンクスカード」をお送りいたします。

ご支援に感謝の気持ちを込めて、美術作家・偽バス停制作者の佐竹真紀子さん作「オリジナル・サンクスカード」(※画像はイメージです)

支援者
73人
在庫数
24
発送完了予定月
2017年6月

10,000


【離れていても1年中まるごと応援コース】

【離れていても1年中まるごと応援コース】

①サンクスカード(偽バス停制作者・美術作家の佐竹真紀子さん作オリジナルカード)
②2017年4月はじまりカレンダー(荒浜・蒲生の昭和時代の写真と現在の定点撮影写真 御支援者のお名前入り)
③「荒浜のしなびキュウリ」(防腐剤を一切使用しない「荒浜再生を願う会」代表・貴田喜一さんが作った荒浜漬け物)

支援者
76人
在庫数
21
発送完了予定月
2017年6月

20,000


【3.11オモイデツアーご招待コース】(セイタカアワダチソウ投げ世界選手権エントリー券付)

【3.11オモイデツアーご招待コース】(セイタカアワダチソウ投げ世界選手権エントリー券付)

①サンクスカード(偽バス停制作者・美術作家の佐竹真紀子さん作オリジナルカード)
②2017年4月はじまりカレンダー(荒浜・蒲生の昭和時代の写真と現在の定点撮影写真 御支援者のお名前入り)
③「荒浜のしなびキュウリ」(防腐剤を一切使用しない「荒浜再生を願う会」代表・貴田喜一さんが作った荒浜漬け物)
④「3.11オモイデツアー~セイタカアワダチソウ投げ世界選手権エントリー件付」おひとり様ご招待(2017年9~11月開催のオモイデツアーのうち1回・仙台駅まで実費負担ください)

支援者
6人
在庫数
4
発送完了予定月
2017年6月

30,000


【限定10名「3.11アーカイブ定点撮影写真集(2017年作製版)」】

【限定10名「3.11アーカイブ定点撮影写真集(2017年作製版)」】

①サンクスカード
②4月はじまりカレンダー
③2013年に発行した「3.11キヲクのキロク、そしてイマ。」の2017年最新版。
東日本大震災直後に撮影された宮城県内の被災状況と、現在を定点撮影した記録集です。
(A4判32ページカラー)
*スペシャルサンクス欄にお名前を掲載いたします。
*達成金額により増ページあり

支援者
9人
在庫数
完売
発送完了予定月
2017年7月

35,000


【限定10名「3.11アーカイブ定点撮影写真集(2017年作製版)」+「3.11キヲクのキロク」+「オモイデピース」】

【限定10名「3.11アーカイブ定点撮影写真集(2017年作製版)」+「3.11キヲクのキロク」+「オモイデピース」】

①サンクスカード
②4月はじまりカレンダー
③2013年に発行した「3.11キヲクのキロク、そしてイマ。」の2017年最新版。
東日本大震災直後に撮影された宮城県内の被災状況と、現在を定点撮影した記録集です。
(A4判32ページカラー)
*スペシャルサンクス欄にお名前を掲載いたします。
*達成金額により増ページあり
④2012年4月(第2版)発行の市民が撮った3.11大震災 記憶の記録「3.11キヲクのキロク」(A4版ヨコ 330ページ)と、2014年12月発行の震災前後の定点撮影記録集「オモイデピース」(A4判84ページ)を1冊ずつ。

支援者
7人
在庫数
3
発送完了予定月
2017年7月

50,000


【限定5名「3.11オモイデツアー~日本一低い『日和山』登山」優先ご招待コース】

【限定5名「3.11オモイデツアー~日本一低い『日和山』登山」優先ご招待コース】

①サンクスカード(偽バス停制作者・美術作家の佐竹真紀子さん作オリジナルカード)
②2017年4月はじまりカレンダー(荒浜・蒲生の昭和時代の写真と現在の定点撮影写真 御支援者のお名前入り)
③「荒浜のしなびキュウリ」(防腐剤を一切使用しない「荒浜再生を願う会」代表・貴田喜一さんが作った荒浜漬け物)
④「3.11オモイデツアー~標高3メートル!日本一低い日和山登山優先ご招待」おひとり様ご招待(2017年7月開催予定・仙台駅まで実費負担ください)※復興工事により行き先が変更する場合もありますので予めご了承ください

支援者
2人
在庫数
3
発送完了予定月
2017年6月

80,000


【限定5名「3.11オモイデツアー~今日は市バスに乗って荒浜へ」優先ご乗車コース】

【限定5名「3.11オモイデツアー~今日は市バスに乗って荒浜へ」優先ご乗車コース】

①サンクスカード(偽バス停制作者・美術作家の佐竹真紀子さん作オリジナルカード)
②2017年4月はじまりカレンダー(荒浜・蒲生の昭和時代の写真と現在の定点撮影写真 御支援者のお名前入り)
③「荒浜のしなびキュウリ」(防腐剤を一切使用しない「荒浜再生を願う会」代表・貴田喜一さんが作った荒浜漬け物)
④「3.11オモイデツアー~今日は市バスに乗って荒浜へ(再)優先ご乗車券」おひとり様ご招待(2017年8月開催予定・仙台駅まで実費負担ください)

支援者
2人
在庫数
2
発送完了予定月
2017年6月

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