留学生向け日本の学校検索サイトと漢字習得アプリ

 

▼自己紹介

はじめまして。千葉県松戸市に在住の橋本恵子と申します。

日本語学校で教鞭をとり約５年が過ぎようとしています。

これまで延べ720人以上のアジア諸国（中国、韓国、ベトナム、ミャンマー、モンゴル、バングラディシュ、ネパール、ウズベキスタン）の留学生（主に大学や専門学校へ進学希望者）に日本国内で日本語を教えてきました。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

多くの留学生は、１～２年の短い間で、日本語を習得し専門知識を学ぶ学校（大学や専門学校）へ進学します。そして、多くの学生は、将来日本で働きたいと思っています。日本語学校での留学生の進学指導では、原則自力で学校を探すよう指導をします。もちろん、相談に乗るといいますが。。しかし、非漢字圏の学生（中国、韓国以外）にとっては、わずか１～２年の日本語学習で日本人と同じ学校検索サイトで日本の大学や専門学校を探すには、日本語の語彙が乏しく、自力で探すのは非常に困難な状況です。留学生専用の学校検索サイトや冊子は存在しますが、学校掲載数が足りません。（日本国には大学院、大学・短大、専門　合計3600校あります）また、必要としている情報を探しにくいと感じます。そこで、留学生たちは、先輩や友人の情報で学校を選びます。かなり限られた情報で学校を探している現状です。

これらの状況を見て、少子化の働き手不足を外国人で賄おうと言っている割には、日本社会の受け入れ態勢ができていないと感じました。彼ら達が日本社会に少しでも入りやす環境を作りたい、まずは身近に必要と感じる①学校検索サイトと②漢字学習アプリを作りたいと思いました。

 

▼プロジェクトの内容

①平易な言葉で書かれた、留学生が必要な情報だけすぐわかる学校検索サイト製作

　掲載したい学校は、約3600校です。かなり膨大ですが、法テラスで確認したところ法律上ではないが、事前に各学校に了承をもらった方がいいとアドバイスがありましたので、メールで主旨を送り、添付ドキュメントにいくつか記入して送り返してもらう予定です。恐らく、返事がないところもあると思うので、電話等で確認していく予定です。

②日本語学校を卒業後も漢字学習を楽しく続けられるアプリを開発

　日本で事務作業する場合の日本語力は日本語検定Ｎ２が必要です。覚える漢字の多さに尻込みする学生が多いので、面白く、彩豊かなアプリを作りたいと思います。学校検索を製作後こちらに取り組みます。現在もアプリはありますが、面白いと思うアプリはないと感じています。

 

【プロジェクトの終了要項】

〇リリース完了予定日

　2020年10月　学校検索サイト

　2021年03月　漢字アプリ

　追記）コロナの影響で、９月入学がささやかれています。入試がずれ込むことも考えられ、その場合は、プロジェクトの完了が半年遅れる可能性があります。

 

〇ウェブサイト・アプリ内容

　留学生が自力検索できる学校検索サイトと漢字学習アプリ

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

できれば利用者には無料で維持管理をしていきたいので、日本人対象に学校検索サイトを運営している会社か日本語教材を販売している出版社に売買して引き続き運営をお願いしたいと考えています。