市販薬データ集『クスリ早見帖』を病院・診療所・薬局に届けたい

　2020年のクラウドファンディングへのご支援ありがとうございました。お陰様で、例年以上に大きな進捗がありました。

 

　その内容について説明した、2020年度（2020年4月から2021年3月）の活動報告を公開しましたので、ここではその一部をご報告いたします。

 

　なお、活動報告サイト（当社サイトにリンク）では、収支報告や次年度計画案、クスリ早見帖2021年版の概要についても公開しましたので、よろしければご覧ください。

 

 

2020年度の活動一覧（新規は紫色にしました）

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【制作業務】
クスリ早見帖2020年版（テーマ：小児の市販薬）を11,000冊発行
クスリ早見帖1～8号総括書籍「クスリ早見帖ブック」2版制作

新型コロナ対応品「クスリ早見帖下敷き」を1,800枚発行

 

【配布業務】
無償提供用制作物の提供を希望する病院・診療所・薬局に配布
教育機関への配布

医学系学会の会員向け郵送物による同封配布

 

【データマネージメント業務】
ドラッグストアと製薬会社サイトの定期チェックなどデータ収集強化
市販薬データの更新頻度変更（年1回→年3回以上）
データ公開コンテンツ強化（市販薬アップデート＋漢方薬アップデート）

病院・診療所・薬局の施設情報更新
 

【財源確保手段】
書籍印税＋クラウドファンディング
助成金（新型コロナ関連であり、継続財源とはならない）

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　新規の活動について補足説明します。

 

　最初に、クスリ早見帖下敷きについてですが、新型コロナ対応グッズとして制作しました。アルコール消毒できるようにした、プラスチック製のA4サイズのグッズで、問診票の下敷きにも使えるようデザインしました。200以上の市販薬の写真がのっています。詳しくは下記をご覧ください。

 

 

　次に、医学系学会の会員向け郵送物による同封配布についてですが、今回のクスリ早見帖2020年版のテーマが「小児の市販薬」だったため、3つの小児科系の医学会に、会員向け郵送物に同封いただけないか、お願いしました。3つの学会にクスリ早見帖2020年版を実際にご覧いただいたのですが、いずれの学会でもご承諾いただくことができました。

 

　そして、先日、学会の学術誌といっしょに会員向けに郵送いただくことができました。写真はその郵便物一式です。

 

 

 

 

 

　私どもから学会事務局までの送料は、本プロジェクトの財源を使わせていただきました。一方、各学会から学会会員様への郵送負担は私どもにはなかったため、配布にかかる費用を節約することできました。3学会には深く感謝をしております。有難うございました。

 

 

　配布にかかる費用が減りましたので、その分を印刷にまわすことができ、予定の10,000冊から11,000冊に発行数を増やすことができました。

 

 

　これまでの実績テーブルに、クスリ早見帖2020年版を追加しました。

　クスリ早見帖の前身『OTC医薬品データ集』から数えると、すでに10年以上経っていますね。10年も経つのに未だ発展途上です。これからも頑張ります。

 

　

　医療現場に市販薬情報が常備されていることが当たり前になるよう、そして継続的かつ安定的にその仕組みが維持できるよう、取り組んでいきたいと思います。

 

 

　今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

株式会社プラメドプラス
代表取締役　平　憲二（医師）

 

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