熊本地震で被害に遭われた方々にお悔やみを申し上げます。

必要な人に必要な支援が届きますように心から願っております。

 

 

子どものいる世帯の所得格差は、日本が41ヵ国中8番目に大きく、最も所得の低い人達は一般的な子育て世帯の所得の半分にも満たない。また、子どもの学力格差の指標も示されていました。(ユニセフ報告書より)

 

私は以前、児童養護施設で6年間勤務をしていました。

親が何らかの理由で養育できない子どもたちが施設で生活をしています。子どもたちの8割は親から虐待を受けていました。充分な世話をしてもらえず、親から充分な愛情を受けることができなかった子どもたちです。

 

私たちは時には父となり母となり、その子どもの親となって共に生活していました。

                       ©Yoshifumi Kawabata

 

よく寝る前に子どもたちに絵本を読みました。それぞれお気に入りの本がありましたから、それを持ってきて私のことを待っています。

抱っこしながら、添い寝をしながら子どもたちに同じ本を毎日読んできかせました。

人のぬくもりを感じて、自分だけのために関わってもらえた時間をとても欲していました。

 

アジアの子どもたちも、子どもらしい時間を過ごせていません。

思いっきり遊んだり、自分の自由な時間は少ないです。

家計を助けるためにゴミ拾いをしたり、兄弟の世話をして学校で勉強することができない子どもたちがいます。

 

貧困が原因でまだ本を手にしたことがない子どもがいます。

 

文字の読み書きや計算ができない人たちは、日雇い労働で物を売ったり、建設現場で重労働をしますが、低い賃金しかもらうことができません。

また、自分の畑で作った農作物を市場に売りにいきますが、計算ができないので商売をすることはできません。契約書が読めないので先祖からの大切な土地もだまし取られるケースもあります。

                        ©Yoshifumi Kawabata

 

文字を読めないことによって、貧しさから抜け出すことができません。

貧しくて余裕のない生活だと分かっていても、借金をしてまでもバイクや電化製品を購入してしまう人もいます。貨幣経済の中で、昔は自給自足で賄っていたものまで、現在はお金を出して購入しなくてはいけません。

 

貧困につながる負のスパイラルからはなかなか抜け出せないのが現状です。

 

文字を知らない子どもたちに、絵本を手渡したとします。

絵を見て楽しみことはできますが、お話しの内容は分かりません。

お話しを読み聞かせしてくれる人がいて、人の温もりを感じながら安心して絵本の世界を楽しみことができるのです。

                        ©Yoshifumi Kawabata

貧困からの脱出には教育が必要です。

 

1冊の本から学びの機会を。

私たちと一緒にその1冊を届けませんか。

ご協力お願いします。

 

                        ©Yoshifumi Kawabata

 

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