本日は、奥出雲町高田地区にお住まいの若夫婦の奥様から寄せていただいた文章をお届けします!分館の設置に託した思いを聞いてください。

 

妻・Yさん

 

 私は東京生まれ、東京育ちで、4年前に島根の飯南町で仕事を見つけて移住しました。そして昨年結婚して夫の地元のこの高田地区で一緒に住んでいます。高田では、春先にキノコを植菌して、連休頃には竹の子を採り、6月には蛍を見る、晴れていたら星をみて、お月見をして、お盆のころにはミョウガを採り、9月の中ごろからは栗を拾って、10月になったら干し柿を作り・・・そうやって季節が移り変わっていくのを感じながら暮らしています。都会で勤めていたころは、電車で運搬されて会社に行き、一日中ビルの中で過ごし、その日の天気さえも気づかずに一日が終わり、いつの間にか一年が過ぎていました。ここではちゃんと、自然のサイクルの中で生きているとしみじみ感じます。

 

                        奥出雲町高田地区の空撮写真

 

 

 でも、子どもが減り、少しずつ少しずつ空き家が増え、今元気な家でも後継者がいないというところも多くなっています。私たちの子どもが大きくなる頃にはどれだけの人が残っているんだろう、と思うと不安も覚えます。そのためにはUターンやIターンを増やす、というのも必要なのですが、その前に、「まずはここに住んでいる人たちがここの暮らしを楽しむ」のが大事だね、と、夫とよく話しています。みんなが楽しそうに暮らしているから、「戻ってこようかな」とか「ここで一緒に暮らしたい」とか思う人が増える、そうやって、だんだんとこの地区の仲間が増えていくといいなと思っています。


 空き家に息を吹き込み、本と人、人と人がつながれる場所ができる。みんなで力を出し合って作る場所、それはひょっとしたら都会の図書館よりも面白い場所になる。「高田ってなんか面白いね」って言ってもらえる、そんな場所にしていきたいと思っています。

 

 

ご寄稿いただき、ありがとうございます!

一緒に頑張りましょうね~!

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