廃線の危機にあるJR三江線を魅力化し、利用者を増やしたい！

 

弊プロジェクトでは大きく２つの活動をしようと考えています。が、わかりにくいという声をいただきましたので、今日はその詳しい紹介をさせてもらおうと思います。

 

１つ目が『イベントマラソン』の実施、もう１つが『三江線フォトブック（記録集）』の作成です。まずは『イベントマラソン』についてです。

 

『イベントマラソン』は、三江線沿線で4月から1年間、

52週にわたって、毎週なんらかのイベントが

行われている状態を目指すというものです。

私たち自身がイベントを企画することもありますし、

既存のイベントの応援もします。

企画によっては貸切列車を検討しています。

乗客と沿線の住民がイベントを通じて知り合い、交流する機会もつくります。

 

例えば4月ですが、まだクラウドファンディングも終了していませんし、

今後のお試しを兼ねた「プレイベント期間」となっています。

 

第1週4月2日（土）は美郷町の潮地区へ行ってお花見をしました。

https://readyfor.jp/projects/6933/announcements/36849

 

第2週4月10日（日）は石見川本駅で「鉄道」と「地域」の関わりを考えるトークショーを行いました。

https://readyfor.jp/projects/6933/announcements/37062

 

このように、これを5月から本格的にスタートさせて、

来年3月まで毎週継続するというものです。

今後は三江線と競争、三江線写真展、鉄子と行く遠足イベントなどを予定しています。

 

このようなことを考えた理由は大きく３つあります。

 

①まず住民から「行動」して、将来のモデルに。

三江線は大きな岐路にありますが、

存続するしないにかかわらず、

三江線沿線の魅力を再発見して、

多くの人々に知ってもらうためにまず住民から「行動する」ことが、

将来にわたってこの地域を元気に、

魅力的にしていくことにつながると思っています。

 全国で人口減少が進み、公共交通機関が減る中で、

地域と鉄道、公共交通機関の新しい在り方を探る一つのモデルにならないか。

このプロジェクトを、地域の将来だけでなく、

島根や日本の将来を一緒に考える機会にしたいのです。

 

②三江線沿線で楽しめるものを探す。

廃止や代替輸送検討によって、

1度は乗っておきたいという需要が生まれました。

しかし鉄道好きならばともかく、普通の方々にはダイヤを見ながら

旅程を組むのはとても難しいです。

さらに沿線の途中で降りるのはさらに難しいです。

そこで弊プロジェクトで

既存イベントや新規イベントを活かして、沿線に来れるようにします。

少しでも足を運んでもらって気に入ってもらえるように努力することで、

三江線沿線に足を運んでいただくことを考える機会にします。

 

③色んな人と協力して、できることを増やして、挑戦していく。

個々での取組があっても、沿線内外の人たちで協力した活動が

少なかったように思います。

色んな方と手を組んでどんなことができるのか、

色々と試す機会を作ることも、このイベントマラソンの目的です。

例えば、4月2日のお花見では地元の薬草研究会の方に協力いただいて、

地物の薬草を使ったお花見特製弁当を作っていただき、好評でした。

また日本酒の試飲やクレープの販売など沿線内外の人のお力もお借りして

お花見にご協力いただきました。

 

このようにイベントという機会を通じて、様々な人と協力しながら、

少しずつできることを積み上げて、

面白いことに挑戦していければと思います。

 

 

 

長文を読んでいただいてありがとうございました。

『三江線フォトブック（記録集）』については、

またあらためて紹介したいと思います。

 

また本日も支援額が増えました。本当にありがとうございます！

毎日ドキドキしていますが、残り12日間、

達成に向けて全力で頑張りたいと思います。

よろしくお願いします！