パパママ・園や学童の保育者に感謝！専門知識の学びを届けたい

6月20日（土）AM9：00より、クラウドファンディングがスタートいたしました！

さっそく10名を越える方にご支援をいただき、まことにありがとうございます。

また、たくさんの方に応援のメッセージをいただき心よりお礼を申し上げます。

これから70日間、駆け抜けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

理事長 多田千尋より、皆さまにご挨拶をさせていただきます。

 

 

日ごろより私たちの活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。

 

2020年は、日本にとって歴史に残るオリンピックイヤーになるはずでした。

まさか世界中が不安な日々を共有するとは、思いもよらなかったことです。

 

私たちの活動の根幹は「おもちゃ・遊び」を通じて心身や人とのコミュニケーションを豊かにすること、そして遊び文化、絵画や木育を通して人から人へ「芸術」を伝え広げることにあります。どれもface-to-faceのかかわりによって成り立つものです。

ですから最初は、私たちの活動も社会から「一時停止」を求められていると考え、すべての事業をストップすることにしました。

 

しかし、この頃から医療従事者の皆さんが直面する過酷な実状について報じられるようになります。

人員不足、医療資機材不足のなかで、感染リスクと闘いながらも職務にあたらなければならない大変な環境下に置かれていること、そんななかでも風評被害や家族への感染を恐れて自宅に帰れずにいる方がいらっしゃると知りました。

反対に、子どもの預かりを拒否されるなどの理由から出勤できなくなる方が多くいることも分かりました。

 

思いを巡らせていくうちに、状況こそ違ってもこのコロナ禍で、ご家庭それぞれに苦労されていることがあるはずだと気がついたのです。また、それをフォローする周りの人たち、特に保育者の方たちも大変な思いをされているのだろうと想像できました。

そんな方々を支えることが、陰ながらでも医療従事者の皆さんへ感謝を伝えることにつながると考えました。

 

いったん中止とした「夏の芸術教育学校」をWeb上で無料公開することになったのには、こんな経緯があります。

開講54年の歴史のなかで初めて試みるオンライン講座。長年お力添えいただいている講師たちがどのような反応をされるか不安でしたが、快くご協力くださいました。試行錯誤しながら自宅での撮影に臨んでいらっしゃると聞いています。この場をお借りして心より御礼をお申し上げます。

 

半世紀以上にわたりご支援くださった多くの保育者の皆さまへ感謝の気持ちを込めて、スタッフ一同準備に励んでいます。

クラウドファンディングでつながった皆さまにもプロジェクトの趣旨に賛同いただき、お力をお貸しいただきたく、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

認定NPO法人芸術と遊び創造協会　理事長　多田千尋