プロジェクト目標達成!ご支援感謝いたします。
ご支援者各位
この度は「2021区民が作るユニバーサルデザインマップ作成講座」への熱いご支援を頂きまして、誠にありがとうございました。お陰を持ちましてプロジェクト目標を達成することができました。みなさまのご支援に応えるべく、鋭意作業を続行中でございます。マップ完成まで暫くお時間を頂きますが、2022年2月初旬完成を目指しております。
私たちは、地域を知り、まちを知ることは誰もが暮らしやすいまちづくりの第1歩と考え、取り組んで参りました。そして区民の生涯学習の一環として講座にすることにより、その目的を達成しようとしました。コンセプトは次の図になります。
2021.4月から実行委員会を重ね、今に至っております。
進行しているプログラムを紹介しますと、
◆学びのワークショップ
プロジェクトは現在進行中でございます。2021年10月12日から開始した作成講座は、学びのワークショップstep1-①ではユニバーサルデザインの基本を学び、10月19日のstep1-②ではマップ作成の方法を学ぶと共に車いすの基本を講義と実践で学び、10月26日にはstep1-③で障害を持つ親から見たバリアフリーの実際を聞くと同時に、街中にあるバリアフリー自販機や災害用自販機の存在などの情報を収集、マップ調査の視点の幅を拡げました。
◆ハイブリット運営
今年度は講座のハイブリット運営を試みました。初めての事で、若干の不手際や会場の都合で音声がはっきりしない場面もありますが、下記URLにてYouTube配信した内容を見ることができます。
10月12日(火)
10月19日(火)
10月26日(火)
◆実践のワークショップ
続く実践のワークショップstep2-①では居住地を中心としたチーム編成を行い、10月下旬からマップ調査の実踏に入りました。車いすを押し、乗ってみての実体験を通して今まで経験したことがない実態を学びながらの実踏です。健常者では気付かないちょっとした段差や坂の度数を計ることの意味を経験者から聞き、納得する学びでした。車いす利用者の目線をもつことの大切さも実感できました。
また、高齢者やベビーカー利用者が出かける時の必要情報であるトイレ情報(車いす対応トイレ、オストメイト、おむつ替えシート、介助シートの存在等)の収集、ユニバーサルデザイン公園や施設、駅情報など細かく調査を実行しました。2020ユニバーサルデザインマップと比較して、格段に情報量を増やすことができました。調査対象地区の拡大と範囲を広げたことによるものですが、これは費用ご支援の結果実現できたことです。
各チームを居住地を中心にした編成にしたのは、住んでいる地区をより知って頂くことで、住みやすいまちづくりに繋がる生涯学習の一環として位置付けているからです。目からウロコのような発見は、きっと受講者のスキルアップにつながったと考えております。
こうして各チームは実踏を2~3回と繰り返し、結果の共有を行う打ち合わせを行い、結果をまとめて次に備えていきました。
みんなで力を合わせて協議
こんな公園もあって一苦労
自走体験も行いました。
坂道は結構な負担でした。
車いすの扱い方の動画撮影を行い、わかりやすい説明を行いました。
全員で行った中野駅南北地区の実踏様子は、YouTube配信した下記URLで見ることができます。
実踏様子
◆まとめのワークショップ
現在は最後のまとめのワークショップstep3-①を進行中です。実踏調査のデータを実際のマップに反映する作業となります。事前に報告いただいた内容をマップに落とし、調査結果との校正作業を行いました。また、ポイントになる地域の施設や地区の特徴などを写真と解説で行うレイアウト作業も行いました。見やすく、利用価値が少しでも高まるようにの観点から進めております。
2022年1月には、まとめのワークショップstep3-②を開催予定、最後の校正を行い出稿準備を行います。
細かいところまで調整していきました
◆リターン(地図)のお届け
ご支援に基ずくリターンの発送に付きご案内いたします。ご報告いたしましたように、プロジェクトは現在進行中でございます。ユニバーサルデザインマップの完成は、2022年2月初旬を予定しております。完成後順次発送を行い、2月中には完了予定でございます。今暫くお待ちください。発送はスマートレター及びレターパックを使用する予定です。
◆今後の活動報告
新着情報を利用して報告して参ります。
◆収支報告
区助成金報告を行った内容をご報告いたします。2022.3月初旬
ご支援に重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。