第5回ネパール支援活動 終了報告
NPO法人五条クラブです。
先日、カトマンズの孤児院に物資を届けることができ、今回の活動が全て終了となりました。
2018年に開始したネパールの支援活動。
コロナ禍での活動は中々思うようにいかない部分も多いですが、それでも活動を「継続」できていることは一つの成果だと考えています。
これもひとえに、みなさまからの温かいご支援があってこそです。
今回も、我々のプロジェクトにご支援いただき本当にありがとうございました。
この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。
以下では、第5回の支援活動の内容の概要を振り返らせていただきます。
物資支援
物資支援は、例年同様「衣服」、「文具」、「サッカー用品」等を現地へ送らせていただきました。
約25kg のダンボールが10個。総重量約250kgの物資になります。
なお、物資の調達に際しては、多数の団体・個人からもご協力いただいております。
誠にありがとうございます。
当初配送予定であったチトワンへは、荷物受け渡しのところでトラブルがあり、各施設へ物資を届けることができなくなってしまいました。
その分、ポカラの孤児院のサッカークラブと、カトマンズの孤児院には無事物資を届けることができました。
物資の受け渡しに関しては、五条クラブ代表の池田が直接現地を訪問して手渡する予定でした。
訪問に向け全ての準備は完了していましたが、オミクロン株感染拡大の影響から、空港で出発の前に新たなビザの提出が求められ、渡航が不可能となってしまいました。
物流・人流の制限を受けているなかでの物資配送は、いつも通りスムーズにいかないこ
とが多いと痛感しました。
しかし、現地スタッフのロシャンさんとミランさんが尽力くださり、無事に各施設に物資を届けることができました。
いつもいつもお助けいただき、2人には本当に感謝をしています。
オンライン交流会
初めての試みとなる「オンライン交流会」は、現地の日本語学校の学生との交流会でした。
2021年12月29日と、2022年1月4日に交流会を実施しました。
学生たちは、日本人と話す機会がほとんどなくなってしまったとのことで、この交流を大変喜んでくれました。
日本の食べ物のこと、観光地のこと、仕事のこと、アニメのことなど、幅広いジャンルで質問を受けました。
現地の学生は、朝の7時から9時までの時間帯で勉強をしています。その後、自分たちの仕事に向かう人も少なくなく、勉強熱心な姿にこちらも刺激を受けました。
今回の報告では2回分の実施内容しか報告できませんでしたが、今後も継続的に交流会は実施していく予定です。
みなが別々の場所にいても、ネット上であれば繋がれる。そんな便利さを改めて実感した経験にもなりました。
収支報告
支援金額 ・・・ 549,000 円
・物資輸送・現地税金・配達代・現地スタッフ・・・ 387,532 円
・リターン購入代 ・・・ 30,000 円
・リターン配送代 ・・・ 3,000 円
・物資購入代 ・・・ 56,000 円
・レディーフォー手数料・・・72,468 円
リターンの発送状況について
先日、ネパールからのリターン(コーヒー・はちみつ)が我々の手元に届き、みなさまのもとへ送らせていただいきました。お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
なお、「全額活動費にあてさせていただきます」のリターンについては、新着情報とこの終了報告のメールにて完了とさせていただきます。
おわりに
日本も、そして世界も、現状が快方に向かっているという実感は湧きにくいかと思います。それでも、今できることを一つ一つ行動に移していきたいと思っています。
みなさまのご支援をいただけたこと、大変うれしく思います。
我々の活動が今後も継続していけるよう、見守っていただければ幸いです。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。