猫伝染性腹膜炎(FIP)の直虎にご支援ご協力頂けないでしょうか

▼自己紹介

はじめまして。

ご覧頂きありがとうございます。

 

直虎の飼い主の新野と申します。

 

2020年2月に保護猫団体から、推定3.5ヵ月の姉弟子猫の2匹を譲り受けました。

 

現在、私と2匹で暮しています。

 

左が姉の直虎。右が弟の伊織と言います。

迎えた当時の写真です。

 

 

こちらが現在の直虎です。

 

弟の伊織です。

顔がそっくりです。

 

本来であれば、病気なるに事も踏まえて飼う事を選ぶべきで、認識と覚悟が甘く足りませんでした。

猫の寿命は、人の寿命より短いです。いずれ私より早く死んでしまいます。

猫は喋らないので今の気持ちを聞く事ができません。

この子達と暮らす日々は、毎日が明るく楽しくて、私にとって今一番かけがえのないものです。 中々診断が付かず、不安な事も多かったです。

時間は掛かりましたが、やっと治る見込みがでてきました。

これは私のただの我儘になりますが、直虎が健康を取り戻し、私と弟の伊織とずっと一緒にいて欲しい。

月並み程度の文しか書けず、上手く気持ちを表す事が出来ませんが、今はまだ直虎を失いたくありません。

これが私の気持ちです。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ  

 

今、直虎は猫伝染性腹膜炎(FIP)という病におかされています。

猫伝染性腹膜炎(FIP)は不治の病と言われています。＊以下、FIPと明記します。

 

これは、「猫腸コロナウイルス」が変異を起こして強毒化したものです。

猫腸コロナウイルスは日本の猫の多くが持っているウイルスで、猫に下痢を起こすことがあるものの、病原性は低いウイルスです。

猫の体内で変異を起こして強い病原性を持ち発症します。

致死率も高く、有効な治療法がない病気です。

しかし、日本では未承認の新薬がFIPに一定の効果があるということが分かってきました。  

この薬は非常に高価で、また未承認の薬であるためペット保険等も適用されません。

 

FIPは「ウェットタイプ」と「ドライタイプ」の２タイプに分けられます。

 

・ウェットタイプ → お腹や胸に水が貯まる（腹水、胸水）症状が特徴です。

・ドライタイプ　 → 水は貯まらず、色々な臓器にしこり（肉芽）を作るのが特徴です。

 

FIPの診断は難しく、検査結果を見て総合的に判断するそうです。

 

直虎は、食欲不振や下痢・発熱・嘔吐など疑わしい症状が数多く出るものの、体に水が貯まる事は無く、確定されるまでに時間が掛かるタイプでした。

その為、すぐにはFIPの治療には取り掛かれず、1年以上も対処治療を繰り返す状態が続いてしまいました。

いざFIPの治療を行う段階なって、コロナ禍による収入減も重なり、直虎の治療費の捻出が厳しい状況になってしまいました。

 

 

▼病気の経緯

 

直虎は、よくお腹を壊す子で頻繁に病院通いをしていました。

 

2020年7月頃より、食事も取れず極端に体調が悪くなりました。

その際にもFIPを疑われましたが、検査結果に猫コロナの反応はありませんでした。

 

その後は、ステロイドで治療する日々が続きます。

薬のおかげで、何とかある程度回復できました。

 

しかし直虎はステロイドに弱く、肝臓の数値が極端に上がってしまう子でした。

 

病院で直虎に合う薬量を模索する日々。

そんな中、2020年9月にまたも極端に弱ってしまいました。

 

再度、精度を上げたFIPの検査を受けました。

 

直虎は腹水が溜まっていなので、可能性があるのはドライタイプです。

今回の結果も20%以下の結果が出ました。

その時に出た仮診断は潰瘍性大腸炎。

 

そこからは病状が安定してきて、直虎に合う薬を模索する日々となりました。

月2回の病院通いが1年以上続きます。

 

2021年10月

またも直虎が急激に弱ってしまいました。

ご飯も食べれず、胆嚢にも異常があるとの事でした。

危ない状態と言われ、急遽入院しました。

その際、再度FIPを疑われました。

紹介状を頂き、新薬を処方出来る病院に行きました。

 

紹介された病院に行くも、直虎の状態が非常に悪く、FIP治療と胆嚢の治療を同時にする事になりました。

その日に入院し、検査と新薬を投薬をする事になりました。

 

その後、検査結果で今まで反応がなかった血液検査に猫コロナの陽性結果が出ました。

 

新薬投薬も効果があり、入院翌日にはご飯を自力で食べていると連絡がありました。

 

検査結果と状態からFIPドライタイプと診断されました。

 

退院後にもまた問題が起きます。

 

胆嚢の薬が直虎に合わず、お腹を壊してしまいました。

排便時にかなりいきんでいた様で、脱腸してしまい腸重積になってしまいました。

 

出てしまった腸の分がお腹の中で重なり、空洞ができてしまった状態です。

腸重積は、外科手術が必要なかなり重症な症状です。

 

薬の副反応が強い直虎には、麻酔も強く反応する可能性があり、また体力もなく、手術に耐えれない可能性が強いと言われました。

 

そんな状態の中、直虎は手術を乗り越えてくれました。

 

 

一難去ってまた一難の状態が続きましたが、今は症状が安定しています。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

FIPの寛解を目指します。

 

本当にお恥ずかしい話になります。

家族になったからには、猫親としてこの子達を守らなければなりませんが、コロナ禍により収入が減り、経済的に余裕がなくなってしまいました。

仕事の掛け持ちなども検討していますが、皆様のお力添えを頂ければと思い、クラウドファンディングに参加させて頂きました。

 

▼資金の使い道 

全て直虎の医療費に使わせて頂きます。

 

体重により薬量が変わるため、概算の費用になります。

 

【FIPの治療】

 

新薬投薬開始 10/20〜

新薬投薬予定終了  1/11

 

10/23 新薬・入院検査費

11/5 腸重積手術費

11/13 新薬・検査費

 

【FIPの影響によるその他疾患の治療】

・10/16以降 FIPの影響による他の疾患治療・腸重積の入院・手術・薬代：約100万円

 

概ね120万円以上費用がかかると思われます。

 

仮に治療の最中に亡くなってしまった場合につきましても、それまでに掛かった治療に充てさせて頂きます。

ご理解の程、宜しくお願い致します。

 

 

▼最後に

 

長々と読んで頂き、誠にありがとうございます。

ご支援、ご協力頂けたら幸いでございます。