沖縄の子どもたちに雪遊びを気兼ねなく体験させたい。

 

 

初めまして。合同会社　笑恵　代表社員の伊佐　竜馬（イサ　リョウマ）と申します。

 

私は現在、沖縄県浦添市という所で障がいを持った、または疑いのある子どもたちを対象とした障害福祉サービスの児童発達支援・放課後等デイサービス【ハッピースカイ】を経営させてもらっています。

 

 

私は中学生の頃から人の助けや支えになる仕事に就きたいと思っており、高校を卒業してから今日まで、ずっと福祉業界に携わってきました。

 

これまでに介護の世界ではデイサービス、デイケア、ケアマネージャーを、障がい福祉の世界では生活支援員、就労移行支援のジョブコーチ、サービス管理責任者など、様々な福祉の仕事に関わらせてもらい、どの職場でもお客様の為に自分に何ができるか、日々悩み考えながらもお客様の笑顔に支えられそれなりにやりがいも感じていました。

 

しかし、就労移行支援に勤めている時に、私たちがどんなにその人に可能性がある事、一般就職や本人が本当はやりたい事に向けて私たちにできる事があれば惜しみなく協力する事などをご本人様やご家族様にお伝えをしても、ご家族様、ご本人様でさえも自分の可能性に否定的で、挑戦する事や目標を持つ事すらままならない方も数多く見てきました。

 

そんな経験から、子ども時代にどういう環境で育つか、どんな経験を積み重ねるか、どんな人たちと出会うかでその人の人生や可能性が大きく左右されるのではと感じ、障がい児支援の世界に飛び込み、様々な方と出会い、様々な事を学び勉強し、子どもたちに対してもっともっと自分の想いや理想に基づいた支援をしたいと決意し、現在のハッピースカイの立ち上げに至りました。

 

 

子どもは本来、遊びを通して様々な事を経験し、その経験を糧にしながら育っていくものです。しかし、現在の子どもたちを取り巻く遊びの環境は私たちが子どもの時と大きく変わってきています。

 

公園の遊具が減っているだけでなく、ボール遊びや大声を出す事が禁止されている公園も多くあります。また、スマホやゲームが普及し、今の子どもたちは思いっきり体を動かす機会が昔と比べて圧倒的に少なく、ゲーム以外の遊び方を知らない子も多くいます。　

 

私たちの事業所ではそんな子どもたちに遊びを通して成長していってほしいという想いがあり、事業所内に遊具を設置し、職員も一緒に毎日思いっきり体を動かして遊んでいます。

 

また、色んな経験もして欲しいという想いから、これまでにもキャンプや山登り、川遊びや海水浴、海上アスレチック、シュノーケリングなど様々な活動をしてきており、その度に、子どもたちから

「初めて〇〇できた！」

「最初は怖かったけど、やってみたら楽しかった！」

「〇〇できてオレ凄いかも！」

などの嬉しい言葉を多く聞いてきました。

 

これからも子どもたちに色々な経験をさせてあげたいと思っていますが、私が住む沖縄では雪を体験させてあげる事がどうしてもできません。その子の特性から飛行機に乗る事が難しいお子様も中にはいらっしゃいます。

 

それでも、なんとか子どもたちに雪遊びを体験してもらいたいという想いを諦める事ができず、今回のプロジェクトを立ち上げました。雪の冷たさ、感触、景色を実際に感じ、その中で自由に思いっきり遊ぶ経験をする事で、子どもたち一人一人の世界や可能性がより広がっていくと私は思っています。

 

 　　

　　

 

 

降雪イベントを依頼して行います。

 

 

 

子どもたちに雪遊びを体験させたいという想いは、かれこれ５年ほど前から抱いていましたが、一個人の力だけで実現させる事は現実的に難しく、これまでに様々な場所や機会で周りを巻き込みながらなんとか実現できないかと相談を持ち込んだ事もありました。

 

しかし、どれも中々相手にしてはもらえず、話が前に進む事すら一切なかった為、今回、なんとか自分の力で実現できる手段はないかと考え、クラウドファンディングという方法にたどり着きました。

 

私は夢や理想を実現する支援者でいたいと強く想っています。そんな姿を子どもたちに見せる事で子どもたち自身も夢や理想を追う事の大切さや意味を感じ取ってくれるのではないかと信じています。どうか、子どものたちの秘めた可能性を広げる為、輝く未来を描く為のお手伝いをしてはいただけないでしょうか。