先日、静岡大学の留学生の講座で臨時講義をさせていただいた時のこと

インドネシアから来ていた留学生の二人が

この詩画集をめくりながら「え?」という、とてもビックリした表情で顔を見合わせていました。

 

そうなんですよ

この詩画集では、パレスチナとイスラエルも、等しく讃えその平和を願う言葉を添えています。

現実世界ではこのふたつが仲良く並ぶことは現時点では難しいことかも知れません。

互いの平和を願うなんて

それぞれの遺族にとってはとんでもないことでしょう。

 

私自身、自分の人生の中で

ひどく裏切られ、傷つけられた人の幸せを祈るなんて

そんなことですら、なかなか難しい・・・

 

それでもあえて、こうしたかった理由は

せめても、当事者ではない他の国々の人が、どう考え、行動するかを問いたいと思いました。

当事者同士のことだから、と、無関心でいるつもりでいても

どこかの国で作られた武器は回り回ってパレスチナやイスラエルで使用されます。

そしてその利益は、回り回って私たち一人ひとりが受け取ることになります。

 

今や世界で起きていることは、どんなに離れた地域の出来事であっても

決して人ごとで済まされることではなく

それならばせめて、想いの力、言葉の力を通して平和を求めるエネルギーを発信し、意識を向けて行く必要があると思います。

 

現実と理想のギャップを埋めてゆく原動力はいつでも

あきらめずに、イメージし続けることだと私は思います。

 

パレスチナとイスラエル

50年後、100年後は笑顔で行き来できるように

哀しみの記憶を、寛容と希望をもって振り返る日が来ますように!

世界全体のそんな想いが彼らの運命をより輝かしい未来へと導いてゆきますように!

 

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