大学進学から自分の経験をもとに新しいコミュニティを

▼自己紹介

ある宗教2世に生まれた19歳です。自分の経験を伝えることで多くの人にこんな人もいるんだなぁという風に知っていただきたいと思いました。

日本には多くの新興宗教やたくさんの神様がいます。

家を訪ねてくるスカートやスーツを着てきちっとした格好をした人たちがいると思います。

学校で行事に参加しない子が近くにいたかもしれません。

そんなある新興宗教の一つの家族に生まれた私という人生を知っていただきたいと思います。

 

 

前提として神様を信じるも信じないも一人一人の自由です。

私は神様を信じる方も自分の大切なものがあって、自分のアイデンティティになるいうのは素晴らしいと思っております。

 

 

 

 

▼私の人生

私の家族は母子家庭です。

生まれてから17歳まである新興宗教に所属していました。名前は伏せさせていただきます。

 

その宗教は聖書を基にしております。

聖書には実際に良い言葉も沢山書いております。私自身も素敵だなと思ったことが多くありました。

 

しかし、聖書の中には子供が言うことを聞かないと親としてしっかり叱るべきと書かれており、私の幼少期もよく尻をムチで叩かれました。神の名前の下でのしつけなのでそうするべきだそうです。

 

でも親にとってのいうことを聞かないとはその宗教の集会(宗教内の人と集まる会)で赤ちゃんが泣いたり、奉仕(家々を訪問する布教活動)を行きたく無いと言った場合でもでした。

 

少しでも反抗的な態度をすると叩かれてしまいます。

 

私の時代では

学校の友達と遊ぶのはだめでした。

週二回の集会(宗教内の人と集まる会)や奉仕(家々を訪問する奉仕活動)に専念し、食事の前はお祈りを欠かさず、学校行事の国歌校歌は歌えず、座禅、騎馬戦、クリスマス、お正月、バレンタイン、誕生日も禁止でした。

 

沢山禁止事項がありました。

 

先に私が教えてもらった宗教内の守って生きていくべき事を述べます。

 

学校行事より宗教活動優先です。被った場合学校を休むべきとされています。私自身も大きな大会があるときは学校をお休みしました。

 

異性と2人きりも禁止です。性関係になるのを未然に防ぐためです。

学校の友達や先生にも布教すべきとされています。多くの人の将来を救うためだからです。

 

正社員よりもパートやアルバイトが適切とされています。正社員だと働く時間が多く、宗教活動に専念出来ないからだそうです。

 

結婚もデートも宗教内の人が一緒に着いていくのが必要です。結婚前に2人きりになって性関係にならないためです。

 

離婚もdvなどの理由がない限り禁止です。浮気ももちろん禁止です。結婚した人と生涯添い遂げる必要があります。

でも私の宗教はその宗教内の人とのみ結婚する必要があります。

 

輸血は禁止です。血を避けるべきと教わっているからです。

大学などの高等教育もいくべきで無いとされています。部活も入らないのが普通でした。

 

私の幼少期にびっくりした事がありました。

 

集会の中でムチの話題で盛り上がる主婦たちがいました。何で叩いてる〜？って笑って言っていました。その人たちは1世代と言って大人になってから入信した人達でした。

 

私の時代の宗教の二世代の子供たちはそうやってしつけの元叩かれて育ちました。

 

叩かれる方の気持ちを少し考えて欲しかったです。

 

そんな生活を生まれてからずっとしていました。私は母親に子供ながら認められたくて、褒めてもらいたくていつしか一生懸命その宗教に熱心にしました。

学校の友達と学校外で遊べるわけでもないのでそうなってしまうのが必然だったのかもしれません。

 

小学6年生の時の私の視野は狭く、その宗教の世界しか知らなかった私はバプテスマという正式に入る儀式をしました。

その宗教内にと友達も幼馴染もいた私はなにも不思議ではなくこれが普通だと思っていました。

 

中学生になった時、新しい環境でいろんなことを学び、知っていく上で自分と周りの違いに気付きはじめました。

 

ですが、私の母親も他の周りの親族もみなこの宗教です。

そんな中私1人やめたいと言えませんでした。

やめると絶縁になってしまいます。

そうするべきで、集会内のために、関わるべきで無いと書かれているからです。

 

母親の病気で親族に頼るために、小学で2回、中学に上がる時、高校に上がる時に引っ越しました。

引っ越しまみれで、宗教も入っていたので、宗教外で友達もできませんでした。

 

そんなんなので中学で引っ越した先でいじめられました。誘っても来ず、部活も入らず、宗教をしている普通とは違う子は思春期の敏感な子供たちにとって異質だったのか、いじめられました。

 

その頃自分の境遇が普通とは違うと思ったので学校の先生やsswに相談しましたが相談に乗ってくださるだけで根本的な解決にはつながりませんでした。

中学時代は特に辛く学校も宗教もどこにも居場所がなく、自殺未遂を3回もしてしまいました。

 

17歳の時ようやく決心がつき、宗教内の全ての友達、親族、全て捨てて抜けました。

 

絶縁なのでもう関われません。

 

それでも自分の生きたい道のために離れました。

 

それプラス母子家庭で、パートで、病気を複数抱える母親なのでずっとお金の問題がついてきていました。

このひと言では済ませられないほど苦しかったです。

 

私は幼少期から小中高と宗教にいました。

本当に離れるのが怖かったです。

離れた今も孤独感がずっとついています。

 

母親ともようやく落ち着いて話せますが、まだ神様を信じているようです。

 

本当に心が繋がることは無いと思っています。価値観の違いです。わたしには神様がいないだけです。

 

 

今の友達にはこんな重たい話をするつもりは無いですし、彼氏ができても言わないつもりです。

 

全日制の高校に入学した私は大学に行く意味がわからず(宗教内で行くべきで無いとされています、専念するためです)、家の家計が苦しくアルバイトに明け暮れました。

家のお金がかつかつな点と宗教面で学校の人間関係がうまくいかず、通信制に行き、アルバイトばかりの高校生活を送りました。

 

そんな中、バイト先で出会ったある方から私の境遇が普通では無いこと、大学の意味や勉強の頑張る意味を知りました。価値観が変わりました。

 

やはりこの宗教はわたしには合わないのだと決心でき、宗教をやめたのがこの時17歳でした。

 

バイトをしながら通信制の高校を卒業しました。スタサプなどで大学受験勉強をしました。ですが家のお金にバイト代は消えるのでお金が足りず、現役で間に合わず19歳の今、浪人生として過ごしてきます。

 

家の事情により給付奨学金の審査も通り、入学金の入学時増額貸与奨学金の申請も通りました。

 

一人っ子なのですが母親はもともと心臓病を患っているのですが、今年の初めにまた違う病気が発生し、入院になりました。細々とパートをしてして、前まで家のお金を母親も手伝ってくれていました。

 

1月退院後パートを再開してくれると約束してくれていました。夏になったら働くから、秋なったら、と時間が過ぎていきました。

 

親の私がなんとかするから、私に受験料用意できないと思ってるの！？とまで言われたので何も言わず早朝バイトをしながら受験勉強をしました。

やはり、親は子供の意見を通してあげたいという思いからだったのかなと思います。

病気で障がい者手帳もある60代の母親は働くのは厳しく、障がい者手帳があるにもかかわらず障がい者年金ももらえず、なんのためなの障がい者手帳なのだろうと思いました。

 

そんな現実的に考えて難しいのにも関わらず親の言うことを信じてしまった自分にも責任があると思っております。

 

私のバイト代は家のお金に消えました。それでも8万まで受験料を隠れて貯めていたのですが、家の家賃や食費や親の溜まっている借金に消えました。

 

国公立に滑り止め無しで受かれるほどの学力はありません。わたし自身の高校時代の勉強不足です。

それでも関関同立の一つが第一志望です。

国公立に行けないけどそれでも大学で学びたいです。

 

父親とも連絡取れません。親族も絶縁です。

 

学力の事自己責任だと十分わかっております。

私大は甘えです。それでも行きたいのです。

奨学金を借りてでも行きたいです。

 

せっかく給付奨学生にもなれ用意ができたのに、入学時増額貸与金も借りれるのにと思っておりました。

 

ですが、私が無知なばかりに、入学時増額貸与金を入学金にあてられると思っていました。母親も大学進学していないので先生に相談しながら決めてもらいました。

でも先生の時代に無かったからかその時は大丈夫だと言われてしまいました。

 

こんな時期12月になってそんな大事な情報に気付きました。前期授業料や奨学金が入るまでのぶんはは自分で用意できそうです。インターネットに頼ってここまできたのにそんな大事なことに気づかなかった過去の自分に腹が立ちます。

自己責任だと思っております。

 

それでも大学生になりたいという思いから投稿させていただきます。

最後の手段としてさせていただきます。

もし今年ダメなら就職は長く続けないと履歴に傷がつくので出来ないのでアルバイトをもっと増やしてまた来年受験します。

それでも大学に行きたいです。

でも年齢と就職もあり、今年準備してきたのもあって、やっぱり今年諦めきれないのも事実です。

 

結局何が言いたいのかと言われてしまうかもしれませんが、自分の過去を誰かに聞いてほしかっただけかもしれません。

就職すべきと言われるかもしれませんが、大学に行きたいと経済的に無理な家庭は望んではいけないのでしょうか。

 

ただ慰めや応援してもらいたいだけかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

 

大学受験の入学時増額貸与金でまかなえると思っていた入学金に使用したいです。

 

法学部に進学予定です。在学中に司法試験の勉強をし、受験したいと思っております。ですが、そんなに甘くないのも事実なので努力します。

 

院に行く余裕は無いので大学卒業し、司法試験ダメでも法律関係の仕事がしたいです。

それでも法学部で法律を学んで今必要なこと、足りないことを学び知りたいです。

 

法律には抜けがたくさんあります。

自分には何ができるか、宗教関係の法律はもっと改善できるんじゃないだろうか、Twitterなどsnsを見ても宗教2世で苦しんだ方が沢山おられます。

子供がどんな家族に産まれても救いを求めてきたら、助けてあげられる大人になりたいです。

 

sswや先生も結局のところは家族関係の事で踏み込むことはどうしても限度があります。

それは市役所などの活動団体でもそうですね。宗教から離れたと言って、家族関係、親族、友達までも切らないといけないでしょうか。

 

私は今の環境に苦しんでいる、また相談できずに一人で悩んでいる人たちに新しい居場所やコミュニティを与えてあげたいと思っています。

 

そんな活動を大学進学後も就職後も、人生を通じて成し遂げたいと思っています。

 

私はこれから育つ子供たちで私のような普通悩まなくてもいい事を悩まず、もっと相談しやすい環境を作りたいです。

 

大学は法学部に行きたいので個人的に心理学も学びたいと思っております。

 

私自身の心理も知りたいですし、子供の心理や幼少期の心など知りたいことが山々です。

 

子供が気軽に相談できるサイトやコミュニティも作りたいです。

 

助けていただけると本当に嬉しいです。

 

 

 

 

最後に

初めてクラウドファンディングをするので合っているのか不安です。

ただ私の思いを詰め込みました。

宗教に所属されてる方は沢山おられます。

 

改めて、私は宗教を批判したいわけではありません。神様がいて、信じられるものがあるって素敵なことだと思います。

 

でも子供が神様を信じない可能性だってあります。それを気軽にいえる環境は難しいと思います。それでも気軽に親に相談でき、価値観の違いとして、親子関係も上手くいけるようなそんな家庭が溢れたらいいなと思います。

 

私も母親の事色々ありましたが、好きです。

母親も頼れる人がおらず、少し子育てが不器用だったのかなと思っております。

 

私は神様を信じていないので、将来母親の信じてる将来楽園という希望がある世界とやらには私は行けないですが、それでも今の世界で育ててもらった恩を忘れずに面倒を見たいと思っています。

 

私の長い愚痴と過去を見てくださってありがとうございます。

 

クラウドファンディングが成立した場合、やむを得ない場合を除き、入学し通学します。

 

万が一ですが、合格しなかった場合は、大学受験の勉強をし、翌年の受験費用、入学金として使わせていただきます。

記載必要のため記入しましたが、今年合格するために全力を尽くします。

 

滑り止めなどではなく、自分の合格した大学一つのみに利用させていただくことを約束いたします。

 

 

私のつたない文章を読んでいただきありがとうございます。