DV被害者である女性と子どもの安全確保のために居場所を提供したい

 

DV被害に苦しむ女性・こどもの避難シェルターを開設したい

 

 

はじめまして、愛知県でNPO法人「ヴィンテージプラス」を運営する鈴木芳子と申します。

この法人はDV被害に苦しむ女性、特に母子の方の緊急避難所として運営をしていくために設立しました。

 

幸いにも個人的に空いた家がありましたので、何とか自己資金でそこを改装してシェルターを作ることができました。しかしシェルターの運営には、保護を必要とされる方がいなくても、DV被害者家族がいたら直ぐに入居できる状態にしておく事が必要で、それには維持管理費が欠かせません。

 

そこで皆様の力をおかりして、まず一年間分の維持管理費を調達しシェルターの運営を軌道に乗せたいと考えています、どうぞ宜しくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

 

プロジェクトを立ちあげたきっかけ

 

DV被害者家族との出会いは２年前の一本の電話でした。

 

大型犬のラブラドールを飼っている方が「あなたの経営しているアパートに入居が可能かどうか」との不動産屋さんからの電話でした。私は「可能です」と返事をし、その家族の生活が始まりました。

 

一ヶ月ほど経ったある日、「遠くに逃げなくてはならない事になった」と突然申し出がありました、理由を聞いてみると夫からのDVでした。夫が居場所を探し出し包丁を持ってきたため110番し警察にきてもらった、夫は銃刀法違反で警察に連行されたが、警察から「なるべく遠くに逃げてください」と勧められたそうです。

 

コロナ過で学校は休校中、他県への移動も自粛が求められている時でした。私は家族をそのまま見送る事は出来ませんでした。知り合いの弁護士に相談し、保護命令の申し立てをし、夫の拘留後の家族の生活の準備をはじめました。

 

他県に家がありましたのでそこに約1ヶ月避難生活をしてもらいました。その後夫とは調停では折り合いがつかず、裁判で決着をみる事となるのですが、家族は転校も転職もなく今もアパートに暮らしています。

 

私は約一年間家族のサポートをして、シェルターの必要性を痛感しました。その後空家をシェルター用に改造しNPO法人の設立となりました。

 

 

https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/data/pdf/2019soudan.pdf
 

この資料は内閣府の物ですが、相談件数だけでもこれだけある事が分かります。世の中には相談も出来ずに苦しんでいる方がまだまだ多くいます。

 

シェルターは出来上がりましたが当面の維持管理費が足りません。どうか皆さんの力をお借りしてシェルターの運営を軌道にのせたいと思います。宜しくお願いします。

 

　　　　　　

 

 

DVとは

 

 

お母さん、最近笑うようになったね

 

これはあるDV被害に遭われた方の子どもさんからの言葉です、ある程度安定して生活出来るようになった頃、子どもさんからかけられた言葉です。この言葉がかけられるようになるまでには、筆に出来ないような生活があった。

 

世間からみれば夫婦とこどもたち「仲の良い親子」、家庭に入れば「まったく違う世界」、二つの世界を懸命に生きていかなければならない辛さ。

 

買い物にいけば「スーパーに良い男がいるのか」と責められる

仕事は何十回と変わり、とにかく何でもおまえが悪い、世間が悪いと言う

辛くて伏し目がちになると「陰気だ」と責められ、無理に笑うと「笑顔がムカつく」と怒られる

首を絞められた事もあり、包丁で脅された事もある

 

でもキレたあとに「ゴメンな」と言うこともある

謝ったあと、俺が教えてやると自分の正義をふりかざす

 

DV、モラハラする人は相手の感情、気持ちはどうでもいいのか

 

こんな生活が続くと自分がどんどんダメ人間になって行く気がする

体に異変がおきる、髪を自分で抜く、気絶する、耳が聞こえなくなる

何の為に生きているのか、そこに子どもがいるから

 

離婚が成立しても法的に別れただけで、毎日夢に出てくる

１人で歩くのが怖い、見つけられていつ背後から襲われるのか

 

公的なシェルターは車も携帯もダメ、もちろんペットもダメ

 

足を置ける場所が欲しかった、自分の心を整えられる場所が欲しかった

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

今後は行政機関との連携、特にDV被害者の相談窓口との密接な関係を築き、被害に遭われている女性や家族などを素早く保護できる体制をとって参ります。

 

他の民間シェルターとの情報共有及び連携を密にしていき、DVに苦しむ女性とその家族を見守っていきたいと思います。

 

一時的に保護するだけでは問題は解決しません。シェルターをでた後の生活の基盤を作れるような体制も整えていく必要がありますので、関係機関と連携して運営を図ってまいります。

 

私個人でこのシェルターを運営していくのには限界があります。また末永く運営を維持していく為にも後継者の育成に力を入れて行きます。

 

運営には安定的な資金が必要です、そのために賛助会員の充実を積極的に行ないます。

 

 

▼設立趣意書

※シェルターの性格上、住所の記載は伏せてあります。

 

 

リターン品について

 

今回のプロジェクトに関しては、様々な方からリターン品の提供を受けています。皆さんシェルターに関して理解をしていただき、大変嬉しくまた頼もしく感じております。

 

注：コロナウイルスの影響等でリターン品の発送が遅れる場合もございます、その場合はご理解をお願いいたします。

 

「手作りポーチ」

チェリー・ハウスさんによるポーチです、一点物ですので柄は色々です

 

・チェリー・ハウス様

高校の頃より洋裁が好きで、子育て中は子供服を制作していました。孫が生まれてからは小物作りを始め、ネット出品や店舗で小スペースを借りて販売しています。

 

「皮製巾着」

手作り工房IVYさんによる巾着です、皮製で色合いは様々です。

 

・手作り工房IVY様

皮製品を作っている「IVY」アイビーです。常葉短期大学美術デザイン科卒業、皮工芸を始めて45年です、実用的で自分風になれるバックやサイフ等を作っています。現在はフリーマーケットやネットなどで販売をしていますが、これからはもっと沢山の作品を世にだしていこうと思っています。

 

「貝合わせ」「水彩画」「岩絵具・桜」

日本画作家高木基惠さんの作品です、全て一点物です

 

・高木基惠様

 

 

 

 

 

 

平成16年10月　日展　初入選含め11回入選

　　17年  3月　日春展　初入選含め12回入選

　　　　　　　 豊橋市地域文化振興奨励賞２回

　　30年  3月　愛知大学教育研究支援財団・同窓会優秀奨励賞

令和 元年  1月　加藤東一・栄三記念美術館「翔美会」委嘱出品

　　  2年10月　豊橋市教育委員会

　　　　　　　 生涯学習課放課後教育推進グループ絵画講師

　　　　　

献画・寄贈　　京都府亀岡市臨済宗天龍寺派文覚寺

　　　　　　　豊橋市民病院・成田記念病院・豊橋技術科学大学

　　　　　　　豊橋市内　小・中学校他

 

　　　個展　　名古屋電気文化会館　東ギャラリーにてグループ展

　　　　　　　豊橋「結」「アートエイジ」にて個展

 

「曽田歩美さんによるポートレイトの作成」

こちらに支援して頂いた方には写真を送っていただき、それをポートレイトに仕上げます。人物は1人の写真でお願いします、サイズはポストカードサイズになります。（額は含まれません）

 

・曽田歩美様

百貨店にてPOPデザイナー、ウィンドウディスプレイデザイナーを経て、退職後イラストの個展、グループ展を開催。イラストレーターとして、百貨店のメンバーズカードデザイン、幼稚園バスのイラストデザイン、フラワーショップの壁画デザイン、宗教法人のパンフレット用イラスト、飲食店のメニュー用イラストなど様々な仕事を手掛ける。

 

その他、ご依頼をいただき、ウェルカムボードやポートレイト、イラストやロゴなどを制作。ウィンドウアートやチョークアートなどの店舗等装飾、イベントでの似顔絵出店も開催。絵や工作の講師などでも活躍中。

HP　https://riotomone.jimdofree.com