プロジェクト概要

私がミャンマーコーヒープロジェクトを実施する根底には、ミャンマー山岳地域の少女を守りたい」という想いがあります。

 

2008年8月公開の映画、 闇の子供たち。 

タイで8歳のときに実の親に売られ、タイ北部の貧しい山岳地帯の村からバンコックに連れて行かれた少女。両親は娘を売った金で冷蔵庫とテレビを手に入れる。少女は、日本や欧米などの世界中の富裕層が集まる売春宿に連れて行かれ、大人たちの性的玩具にされていました。

 

先日、ミャンマーのコーヒー会社の人と話しをすると、ミャンマーの山岳の少女たちもタイに売られているとことでした。原因は貧しさと親の意識の問題です。

 

2015年からミャンマーでコーヒープロジェクトをはじめた理由は、この貧困の問題の解決に役立ちたいとの思いでした。

 

幸い、支援地域のヤイブラ村ではそのようなことは起こっていませんが、最近、電気が通り、テレビが見えるようになり、コマーシャリズムの嵐が村まで届くようになりました。「娘を売った金で冷蔵庫とテレビを手に入れる」といくことが起こらないとは限りません。そのためには最低限の現金収入が必要です。それが、コーヒー栽培なのです。

 

一般社団法人わかちあいプロジェクト代表 松木傑

 

 

  有機農法で自然をよみがえらせ、農家の自立にもつながる、ミャンマーコーヒープロジェクト!

 

人種、宗教にかかわらず、世界の人々がより人間らしい生活ができるよう、

経験、技術、財を “わかちあうこと” を目指して。

 

ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。一般社団法人わかちあいプロジェクト代表の松木傑です。

 

私達は、フェアトレード、難民支援、自立支援の3つの分野の活動を通じて開発途上国の人々を支えています。

 

私達の活動は、世界の生産者を支えることを大きな目的としています。

 

質が良くて、身体にいいものをそれぞれの国でつくり、消費者と生産者がつながる体験を生み出しています。

 

生産者の誇りを消費者へ。消費者の喜びを生産者へ。その互いに流れかようものが、自立への一歩となると信じています。

 

私達の活動の中で、今回、皆様と大きく一歩を踏み出したいのが、「ミャンマーコーヒープロジェクト」です。

 

 

2008年からミャンマーのコーヒー栽培支援をはじめ、現在、森林農法、有機農法によりコーヒーを栽培することで、コーヒーの品質向上と生産者の収入源を確保。焼き畑など森林破壊をせず、共存=持続可能なコミュニティを構築することを目的に、コーヒープロジェクトに取り組んでいます。

 

 

 

 破壊されていく森林にストップ!
コーヒー生産で農民の経済的自立を目指す自立支援プロジェクトを実践しています。

 

ミャンマーの農業においては広く、焼き畑農法が実践されてきました。しかし、その影響もあり、固有の生態系の破壊や森林面積の減少が大きな問題としてありました。

 

また、2011年以降、軍事政権が終わり、市場が開放されたことで、違法な森林伐採も深刻な問題となり、環境問題への取り組みが大きな課題としてあります。

 

私達は、まず「森林保全に繋がる農法に変えていくこと」そして、「その農法により農家自身の所得が向上できること」の2つを目指し、有機農法によるコーヒー栽培事業を実施しています。

 

コーヒーの栽培指導のみならず、収穫したコーヒー豆を加工・商品化し、販売ルートを確立するまでの、包括的で長期的な支援です。

 

ミャンマーでは違法な森林伐採や焼き畑農法による影響もあり、自然破壊が大きな環境問題となっています。

 

私達の事業地のあるミャンマーのカヤー州はタイ国境の小さな州です。2008年最初に訪問したときは、まだ、中央政府との和平協定が結ばれていませんでした。そのため武装した兵士がコーヒーの栽培地を案内してくれました。政権が変わり、現地を訪問できる頻度が増える中で、コーヒー栽培がうまくいっていない現状を知り、その後、2015年からコーヒー栽培の支援活動を本格的にはじめています。

 

私達は、このコーヒー生産で農民の経済的自立を目指す自立支援プロジェクトを、ミャンマー国カヤー州の2村で実施しています。

 

①ドービャク村:

 

カヤー州の州都ロイコー市より車で1時間の場所にあります。私たちが事業を始める前からコーヒーが栽培されている地域で、お米を作る傍ら、コーヒーを栽培していた農家が多くいました。そのため、事業開始1年目からコーヒー豆を収穫することができましたが、生産者により栽培方法や加工方法がバラバラで、品質と味が安定していないことが課題でした。

 

②ヤイブラ村:


一方ヤイブラ村は、ロイコー市より車で4時間の山岳地帯にあり、コーヒー農家はほとんどいませんでした。山岳民が暮らすヤイブラ村は特に都市部から離れ、焼畑農業で自給している地域で、経済的に貧しい地域です。現金収入の方法がないなかで、コーヒー栽培は一番有効な現金収入の方法です。

 

昨年(2016年)までは、電気も通っていない地域でしたが、現在は電気が通り、テレビが見られるようになりました。ヤイブラ村もコーヒー栽培をはじめて今年で3年が経ち、やっと一部収穫できるようになりました。

 

ヤイブラ村の子供達と代表の松木

 

これまでにドービャク村とヤイブラ村で、『コーヒー栽培の技術支援』『生産者組合の設立支援』を行ってきました。

 

『コーヒー栽培の技術支援』では、森林農法や有機農法によるコーヒー栽培を支援し、自然環境と共存できる持続可能なコミュニティづくりを行っています。具体的には、森林農法に必要な種子や農具の提供や、現地スタッフの人件費の支援を行なっています。また、コーヒー栽培の専門家を日本から派遣し、技術指導を行なっています。

 

『生産者組合の設立支援』では、新規組合員を募り、メンバーに役職を作るなどして組合として機能するように支援を行なっています。

 

現在では、ドービャク村では12名、ヤイブラ村では18名が生産組合に加入しました。栽培の技術を身に着けたメンバーが、新しいメンバーに指導をするなど、組合内で技術移転もできるようになりました。

 

 

ドービャク村のコーヒー生産者U Wilberさん

 

 

U Wilberさんは、私達が事業を始める以前からコーヒーを栽培していたそうですが、放任主義でほったらかしの栽培をしていたそうです。私達との事業が始まってから、栽培技術を学ぶことで、種まきから収穫まで、栽培に対する意欲が高まったといいます。

 

とても研究熱心な方で、コーヒーの味が豆の品質や淹れ方によって、大きく変わることを知り、1年目に獲れた豆と2年目に獲れた豆の味を比べるようになるなど、コーヒーに対する関心が高まっています。コーヒー栽培を心から楽しんでいる生産者の一人です。

 

今後も有機農法により、コーヒー栽培を実践する仲間を増やすことを目指しています!

 

 

 

  皆様のご支援で、3つ目の支援地-ペコン農園のコーヒー栽培地面積を2ヘクタール拡大し、コーヒーや果樹など計2,000本の木を増やします。

 

今回のプロジェクトでは、みなさんのご支援をいただき、コーヒーをはじめ多様な苗を育て、移植することで、ペコン農園の農地を拡大することを目指しています。

 

ペコン農園は、24ヘクタールの面積を有します。この農園は、元々はとうもろこし畑で、農薬の影響などもあって栄養分の低い、痩せた土地でした。その土地のコーヒー栽培地面積を2ヘクタール拡大し、コーヒーをはじめ、果樹や野菜、多様な作物が育つ農園にすることを目標としています。

 

多用な植物を植えることで、特定の虫や細菌が増えすぎることなく、農薬を使わずにコーヒーの木を健康な状態に保つことができます。また、背の高い木や低い木があることで適度な日陰ができ、栽培に適した環境を作ることができます。

 

そのために、コーヒー以外にもマンゴーやアボガド、松、楓、マホガニー、グレビレア、チークなどの木を一緒に育てていきます。

 

 

ペコン農園のすぐ近くにはインレー湖という観光地としても知られる湖がありますが、ここ数年、インレー湖の水質汚染が問題となっています。

 

その原因として観光業が盛んになったことから湖の周辺にホテルの建設が進んだこと、また湖の水上で「浮き畑」されていることが考えられいますが、湖周辺の畑でも農薬や化学肥料を使用した農地が多いため、少なくともそれが地下水を通ってインレー湖の水質に悪影響を与えているとも考えられています。

 

私達が実践する有機農法の実践と、それを広めることは、インレー湖の水質汚染の問題を解決する一つの方法だと考えています。有機農法を実践することで、環境問題を軽減できることを多くの現地の農家に伝えていきたいと思っています。

 

 

有機農法によって栽培・収穫されたコーヒー豆は、カヤー州のロイコー市に最近オープンしたばかりのカフェや、ミャンマーの国内企業に販売される予定です。

 

2017年に収穫された豆は、現地のコーヒー会社に高値で買い取られ、シンガポールにも販売されました。

 

2018年1月に収穫を迎える豆は私達の団体でも輸入し、日本での販売を予定しています。

 

将来的にフェアトレード認証、有機認証の取得を視野に入れ、国際市場とも競争できる高い品質のコーヒー豆が作れるよう、みなさんのご支援が必要です。

 

 

ペコン農園に携わってから10年以上が経ちます。日本から派遣した専門家の技術を学び、プロジェクトを支える現地のコーディネーター、また生産組合員の中にも、現地の農家に技術指導ができるようになった方もいます。

 

今後は栽培技術と品質の向上を目指すだけでなく、ペコン農園の農地を少しずつ拡大させていくことを考えております。農地の拡大をすることで、農園スタッフを増やし、彼らの収入を向上させ、農園の経営をより安定したものにすることができます。

 

また、ミャンマーでは普及が進んでいない有機農法や森林農法の研修をより多くの農家に提供することで、ミャンマーのより多くの農家に有機農法を知っていただく機会を増やしていくことを考えています。

 

 

 

▼今後のスケジュール▼

 

2018年

4月 事業開始 

  種の購入、種植え

 

5月 種植え

6月 苗の移植

7月 専門家を日本から派遣し、技術指導

8月 

9月 ペコン農園にて現地の農家を対象とした有機農法の研修

10月 

11月 コーヒーの収穫・加工に向けた準備

12月 コーヒーの収穫・加工に向けた準備 

 

2019年

1月 コーヒー収穫

2月 新しい組合員、また現地の農家を対象とした現地の生産組合とのコーヒー加工研修・試飲会

 

コーヒー加工研修が開催されましたら、支援者の皆様に研修の様子をご報告をさせていただきます。

 

 

 

  将来的には、ペコン農園をミャンマーの農家の方が運営する「有機農法トレーニングセンター」に!

 

将来的には、農地を広げていくことで、農園をミャンマーの農家や若者のための、有機農法をはじめとした栽培技術を学ぶトレーニングセンターにすることを目指しています。

 

そうすることで地域の人々が集まり、例えばそこで獲れた作物を使ったレストランや宿泊施設の経営など、現地の農家の方の選択肢が広がるコミュニティの場にできればと思います。

 

ペコン農園の仲間とともに、コーヒー栽培の品質向上を目指し、生産者さんが誇れる仕事にしていきたい。

 

そして、焼き畑など森林破壊をせず、自然と共存していくコミュニティを構築するために、これからもコーヒープロジェクトに取り組んで参ります。みなさんもぜひ仲間になっていただけませんか。

 

皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

 

一般社団法人わかちあいプロジェクト

代表 松木 傑

 

 

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  ご支援の使いみち

 

❏ コーヒー、果樹の種子・苗(@150円×1,000本):150,000円
❏ 農園維持管理費(動物除け柵、水パイプ、堆肥施肥等):140,000円
❏ 現地生産組合とのコーヒー加工に関する研修・試飲会開催費:538,600円
❏ 農園管理人(2名)(@18,000円/月×2名×6ヵ月):216,000円
❏ 事業コーディネーター(2名)(@15,000円/月×2名×6ヵ月):180,000円

❏ その他諸経費:275,400円
 

 

  リターン

 

■2017年収穫分のミャンマーコーヒー(220g)

※但し収穫状況により、別のコーヒーに変更させていただく場合がございます。

■ダークチョコレート(フェアトレード認証)
※在庫状況により、別のフェアトレード商品に変更させていただく可能性がございます。

 

 

 


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