ティロさんのパルパー

現地コーディネーターのティロさんが制作したパルパー(果肉除去機)についてご紹介します。

 

コーヒーの実はサクランボのような赤い実をつけます。収穫の後、加工の第一段階として、この赤い実の中からコーヒー豆を取り出す必要があります。このときに使う道具をパルパーといいます。

 

手でハンドルを回すと、実が狭くなった出口に押し出され、その狭い出口を通るときに果肉が除去されます。少人数で一度に大量のコーヒーの実を処理することができる便利な道具です。

 

ところが、わかちあいプロジェクトの事業地の一つであるヤイブラ村にはパルパーはなく、村の農家たちは果肉除去を手作業で行う予定でした。まだ収穫量が少ないとはいえ、非常に時間のかかる負担の大きい作業です

 

しかし、1月に事業地を訪問すると、そこにパルパーがあったのです。これは、現地コーディネーターのティロさんが手作りしたものでした。

 

 

ティロさんは栽培技術の指導や、日本のわかちあいプロジェクトスタッフと農家さんたちの橋渡し役を努めています。そのティロさんが、日本人のコーヒー栽培の専門家が持っていたパルパーの写真を見て、見様見真似で作ってしまったのです。

 

 

今回ヤイブラ村で収穫した果肉を処理するところを見せてくれました。実際に使用するのは今回が初めてで、村の人たちは面白がって順番にパルパーを触って動かしていました。

 

 

ティロさんの手製のパルパーは見た目だけでなく機能性も抜群で、あっという間に処理を終わらせることができました。初めてパルパーを使った農家さんたちはとても驚き、喜んでいました。

 

このように、ミャンマーの事業地では物資が限られている中でも自分たちで工夫し、なんとか栽培と加工を行なっています。引き続き、彼らの頑張りを応援するためには、皆様のご協力が必要です。どうぞご支援いただきますよう、宜しくお願い致します。

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