発達障害や不登校など困りを抱えたこどもと保護者のために

▼自己紹介

はじめまして！こども館ねいろの門岩多恵子と申します。保育士をしながら3人の子育てを終了したと思っていたら２人の孫育てが始まりました。半身麻痺と軽度の知的障害を持ちリハビリに悪戦苦闘する日々。自分の体が思うように動かないことでイライラする当日２歳の孫を見ながらどう対応すればいいのか心を痛めました。小学生になり支援級に通い恵まれた環境の中やっと落ち着いて自分の思いを言葉に変えることができるようになりました。たくさんの方と良い関わりを持つことが出来、成長することができています。もう一人の孫も発達障害がわかり、保育士時代の知識と新たに勉強を重ねました。６年生になるまで毎日たくさんの友達と楽しく学校生活を送っていたはずだったのにある日を境に学校に行きたくないと言い不登校になりました。「学校がすべてではない」とわかっていてもなかなかすべてを受け入れることが難しいと感じています。

「今日は何して遊ぶ？」と目を輝かせながらこども館ねいろに登園しみんなで話し合いながら遊んでいるたくさんのこどもの姿を眺めながら遊びの中から社会のルールを学び、経験を重ねることが大切だと感じます。保護者の方との何気ない話の中から勉強になることがたくさんあります。そんな何気ない時間を楽しみながら過ごしています。

様々な障害や不登校、当たり前にあると思っていた世界が本当は一人一人の当たり前があり、決して同じものはないことに気付き孤立することなく個性を伸ばせる社会を作っていけるようお力をお借り出来ればと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

自らの経験から沢山の困りを抱えているこどもさんや保護者の方の助けをするには枠にとらわれない形でこどもさんの預かりをしなければいけないと思い事業を始めました。

地域に密着し個性あふれるこどもさんを受け入れ、要望にこたえながら何んとか3年目になりました。保護者の方と話していく中で特性を持つこどもたちの個々のしんどさや不登校のこどもたちの個々の不安を解決することはできないですが、こども館ねいろで自分らしくいられることがそれぞれのこどもにとって安心できる居場所になってくれたらと考えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

「こどもさんの預かり」「不登校のこどもと保護者のランチ会」「発達凸凹の勉強会」「小学校育成学級のお楽しみ会」「小学校育成学級の保護者の会」「地域のこどもたちによるイベント」を行っています。特に特性を持つこどもの保護者や不登校のこどもの保護者は誰にも相談できず一人孤立されているケースが多く、このような居場所にたどり着かれる方はごく一部です。必要とされている方に必要な支援が届くように情報を送り続けたいと思います。

利用される方が増えてきたことで手狭になってきたこともあり増築を考えています。コロナ禍の中、密にならないようにとお断りすることのないように遊びスペースを広げられるように改装費用をご協力いただくたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

個性を認め合う社会の中で特性を持つこどもたちが生き生きと生活できるように、自らの思いを自らの声で自由に話せる社会づくりを目指しています。又学校教育においても皆が同じ方向を向いていないと成り立たない教育の中で居場所をなくしてしまうこどもを少しでも減らせるように様々な機関との連携を行いながら全てのこどもが安心して暮らせる社会を目指しています。

今生きづらさを抱えているこどもたちの声にならない声を多くの大人や行政に伝えていきたいと考え、同じようにこどもの居場所を開業されている方と横のつながりを持ち協力しながら支援の輪を広げていきたいと思います。