いよいよ、第1回目の渡航が近づいてきました。今回の渡航では多くの現地の方のご協力をいただき、2病院での訪問とトライアル、3施設(WHO, 小学校, Bumen high school)の視察、その他多くの現地医療スタッフの方々とディスカッションをする機会をいただける予定となりました。

 

 今回の渡航において、特に、僕たちの作ってきたソフトウェア「ASHA fusion」が、

①現地の日常診療の中でどれほど障害なく導入・運用することができるのかを確認すること

②ASHA fusionの導入によって日常診療の質をどのように高めることができるのかを提案すること

③現地医療者の方々とより良い診療のあり方を相談してくること

を目指しています。

 

 医療に関する情報は疾患の流行や医療制度の策定の判断など、多方面で活用されています。そういった活用方法はとても重要ですが、それと同時にまずは医療を受ける患者と医療者が直接関わる場である「日常の診療」の質を高めることの支援が大切なのではないかと考えています。実際に現地の医療者にASHA-Fusionを利用してもらい、自身が提供している医療を可視化することで診療内容を振り返ることを支援し、患者の変化を正確に把握することができることによって、日常の診療をどうしたらより効果的か、適切な医療は何かを考える機会を生み出せると考えています。そして、医療者だけでなく、患者自身が受けた診療内容を判読性が高く、正確な情報内容でフィードバックを受けることによって、自身の健康管理へと繋げられるのではないかと考えています。

 

 

これはネパール独自の「医療情報を病院から渡されて持って帰る」という文化を残し、そこから「(情報を)自身の健康管理への活用」という新しい医療と健康のカタチ作りにもつながるのではないかと考えています。

 

 現地の文化に根ざした新しい医療の形への橋渡しとして役立つことを祈って・・。

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