愛媛に伝わる伝統的な『宮部カーブ』を現代の技術で復活したい
今回のプロジェクトに支援していただき大変ありがとうございました。
焼失前の機械を新たに作るのが良いのか、カーブだけを再現できる機械を探すのが良いのか、いろいろな方の助言などをいただきました。
遠く関東在住の方数名は愛媛県内子町へ来訪されての支援、その他全国からご支援をいただき無事今回のプロジェクトの目的を達成出来ました。
宮部カーブを復活と言っても焼失前にしていたような製材からの製造から始めるのであればそれに必要な機械はたくさん必要です。
昭和40年以前の桐下駄を作るための機械はほとんど残っていませんというか高齢化で廃業され残った家族の方は桐下駄職人以外の職業を選ばれているので桐下駄を作る機械を保存するという意義に対しては個人の力では保存は難しい現状です。
今回のプロジェクトを行ってみて皆さんの復活を期待されていると言うことは自分に十分に伝わりました。
ただ、桐下駄を作るための建物は自前で設置しなければ前に進まないということは痛切に感じました。
事業自体の再生を行いながらのプロジェクトでしたので、皆さんに支援いただいた
支援のお金はまず、宮部カーブを復活するために必要な機械を機械メーカーの方と共に視察などを何度か行い、返礼品として必要になる桐下駄台とそれぞれのコースで必要になる鼻緒を探し打ち合わせなどを行いましたのでその為の経費にも使用いたしました
シコロを染めるという1万円のコースや自分の好きなシコロのデザインを決める1.5万のコースではやはり自由に動ける場所が必要でしたので焼失した工場跡地に小さなプレハブを設置し残った金額はその施設を設置するために使用いたしました。
ご覧いただいたように支援いただいた支援金はすべてをリターンをするために必要な活動に使用いたしました。
リターン品は令和5年3月末に発送を終えることが出来ました。
これも皆さんのご協力があっての結果だと思っています。
今後は宮部カーブを復活させるための機械を設置する建屋の設置をまず考えて行きたいと思っています。
支援された方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
なお、返礼品で送付いたしました桐下駄の裏ゴムの貼り換えや鼻緒のゆるみなど
何か気になることなどありましたらご連絡ください。
まずは、今回のプロジェクトの成功を支えてくださった皆様には本当に感謝いたしております。
みやべもくり