同じように

この度は長崎さくらねこの会プロジェクト
「行き場を失う長崎の猫たちを助けたい」に
沢山の皆さまより多大なご支援を頂きました。

心より感謝致します。

お外で暮らす猫たちの過酷としか言いようない生活。

人間に翻弄されてしか生きることのできない小さな命。

都合が悪くなると捨てられる儚い命。

それでも野良猫たちは
一生懸命生きてきました。

イエネコであるはずの猫は
いつの間に野生扱いまでされるようになり、
正しい知識はどこへ行ってしまったのだろうと思わずにはいられません。

私は人に翻弄されてしか生きることのできない猫たちを沢山見てきました。

然し小さな命は頑張って生きてきました。

小さな命の叫びは今、大きなうねりとなって
動き始めています。

自宅の猫たちと同じようにお腹いっぱい食べさせてあげたい。
自宅の猫と同じようにゆっくり眠らせてあげたい。

そんな思いがひとつになっています。

私たち人間が作りあげた野良猫。
解決の糸口を見つけてあげられるのも
私たち人間なのです。

どうか今一度
野良猫に対する愛護と福祉を
見直してみていただければ幸いです。

一般社団法人長崎さくらねこの会
代表理事　山野順子