寿町発!依存症や精神障がいを抱える人々に雇用の場を提供したい
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支援総額

460,000

目標金額 400,000円

支援者
30人
募集終了日
2016年12月12日

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2016年12月03日 17:08

寿クリーンセンター誕生秘話

ことぶき共同診療所 鈴木伸院長からお聞きしました。

すべては「つぶやき」から始まった~寿クリーンセンター誕生秘話~

 

 「仕事がしてみたいなあ」

 クリーンセンターが生まれたのは、実はある患者さん自身のこの「つぶやき」がきっかけでした。私の勤める診療所には「デイケア」という精神科のリハビリ施設があります。調理や絵画、習字、体操、ダンスなどのプログラムを通じて、精神・身体的な機能の回復・社会性の向上を図る目的の施設です。

スタッフや私はそれまでは「リハビリはなるべくストレスなく、のんびりとやるのがいいのでは?」などと漠然とおもいこんでいた節があります。しかし、「仕事がしてみたいなあ」というこの小さなつぶやきを、デイケアのスタッフは聞き逃しませんでした。そして思いました。私たちは「ケア」の名のもとに障がい者自身が「苦労をしながらも喜びを得るという自由」を奪っていたのではないのかと。そのスタッフは知恵を絞って利用者さんができる小さな仕事を見つけ出しました。それはドヤからドヤへの小さな引っ越しのお手伝いをすることでした。さっそくデイケアのメンバーに提案し、手押しの台車を使い、力を合わせて小さな引っ越しをやってみました。バイト代は少額でしたが、仕事の後のメンバーの顔には光る汗とともにいままでにない、充実感にあふれる笑顔がありました。そんな経験は私たちに「寿町に障がい者が働ける場所を作りたい」と考えるきっかけを与えてくれました。

 その後、そのスタッフを中心に寿町に関わる人々、行政の人々が協力してNPOを作ることになりました。それがこのクリーンセンターです。そのクリーンセンターは便利屋業とリサイクルショップを展開し、大変ながらも比較的順調に大きくなってきました。しかし、安く借りていた古い建物が取り壊されることとなり、より家賃のかかる新しい場所に転居を余儀なくされることになりました。このことはピンチではありますが、「ピンチをチャンスへ」と前向きにとらえ、さらに多くの方に仕事をする苦労と喜びを共有できる作業所「ぷれいす」を立ち上げることになり今に至ります。

 私の患者さんも、この場所のおかげで何人も立ち直っている方がおり、「苦労しながらも喜びが得られる」この貴重な場所を守り育てたいという思いが強くあります。ぜひこのプロジェクトにご賛同ください。そして、お時間があれば小さいながらも苦労と喜びのある場所にお越しください。

                     ことぶき共同診療所 鈴木 伸

リターン

3,000


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応援コース

・御礼のメール

申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年1月

10,000


寿町のキャラクター、コトブキンちゃんキャップ

寿町のキャラクター、コトブキンちゃんキャップ

・御礼のメール
・美術家竹本真紀さんにより考案された、寿町のキャラクターコトブキンちゃんを寿クリーンセンター仕様にして頂きました。
キャラクター入りキャップです

申込数
9
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年1月

3,000


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応援コース

・御礼のメール

申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年1月

10,000


寿町のキャラクター、コトブキンちゃんキャップ

寿町のキャラクター、コトブキンちゃんキャップ

・御礼のメール
・美術家竹本真紀さんにより考案された、寿町のキャラクターコトブキンちゃんを寿クリーンセンター仕様にして頂きました。
キャラクター入りキャップです

申込数
9
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2017年1月
1 ~ 1/ 7


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