経済危機のスリランカ:紅茶農園の子供達に制服・学用品と食料を贈る

経済危機のスリランカ:紅茶農園の子供達に制服・学用品と食料を贈る

支援総額

2,409,200

目標金額 1,900,000円

支援者
201人
募集終了日
2022年8月21日

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2022年10月28日 02:41

進捗のご報告:贈呈式の日程が30日に変更になりました

スリランカの様子もお伝えしていきたいですが、まずは重要な変更についてご報告です。

 

29日に予定していた贈呈式ですが、30日に行うことになりました。

現地時間の10時から(日本時間だと13時半です)です。

 

先日あったDeepawali(Dewali)というヒンドゥー教のお祭のためにコタガラのあるエリアでは授業が休みになった日があったそうで(Deepawaliは公休日として24日が設定されていますが、それ以外にお休みになった日があったようです)、その代替日として29日に授業が行われることになったためです。

 

なので、私は29日にチャンドラボース先生とともにコタガラに入り、30日に贈呈式に参加してまいります。

 

***

 

さて、スリランカに着き5日が経ちました。

 

中心都市であるコロンボに拠点を置きつつ、

今日は、私がスリランカの故郷と呼んでいる北西部州のある町まで日帰りで行ってきましたが、コロナ禍前の2020年2月~3月にちょっと顔を出したのが最後で(その時はキャンディを拠点に調査をしていました)、訪れたのは2年7~8カ月ぶりでした。

この町の集落には2014年以降、1年半以上あけることなく通ってきたので、子供達がみんな大きくなっていてびっくり…。ショートパンツの制服で学校に通っていた子が、私より背が高くなって髪染めている様を見て、時間の流れを感じました。

そして会わない間に亡くなってしまった方もいました。

一方で大病をしたと聞いていた方が少し回復してまた働きだしたと聞いたり。悲喜こもごも。

コロナ禍や経済危機の影響だけでなくて、様々なものが変化し続けていることを感じます。

 

***

コロナ禍で一時激減していた海外への出稼ぎも再開しているようで、集落でもまさに今日、中東に出発したという人や、5日後に出発する人などがいました(中東地域の出稼ぎは、非熟練労働者と女性の家事労働者がかなりの割合を占めています)。

これまで同じ集落で、出稼ぎ先で給与が支払われなかったり重い病気に罹ってしまったりした娘や母親を、無事に帰国できるまで家族が身を削るように心配している様子を見てきたので、「大丈夫だろうか」という言葉が真っ先に頭をよぎります。

 

紅茶農園のコミュニティについても親が海外出稼ぎに出て子供へのケアが十分になされない問題をチャンドラボース先生が挙げていましたが、同じ問題は実は地域、民族の別を問わず、スリランカ各地で指摘されています。

 

しかし、マクロなレベルで国の外貨の獲得を海外出稼ぎ者の送金に頼ってきたことや、ミクロなレベルで他に有効な社会的上昇(というのは尊厳にも関わる問題なのだと思います)の手段が見いだせないこと、それを選ばざるをえないと思う気持ちや、それが家族のためや自分のためになるのではないかという期待があることを考えると、その是非を問うのは単純ではないことを思います。

***

 

また、海外へ出ようとする人々は経済階層に関わらずに居り、そうした志向は更に加速するかもしれません。

 

一昨日はビザの延長手続きに、バッタラムッラのイミグレーションオフィスに行ってきましたが、建物の前に行列ができていました。

以前から混んでいることが多かったイミグレーションオフィスですが、輪をかけて行列ができていた印象です。

現地のニュースで、パスポートを申請する人が増えているというのは聞いていましたが、おそらくそのための行列だと思います。

 


イミグレーションオフィスに行った午後に、以前コロンボに滞在していた時のホームステイ先に行ってきましたが、アンマ―(お母さん)は、スリランカの通信系の有名企業で働く息子さんが家族で移住できる国がないか探していると言います。

その2日前には以前タミル語を教えてもらっていた先生のお宅にお邪魔したのですが、医師などの専門職の海外移住も増えていると話し、先生の息子さん(製薬関係)も英語圏の国へ行く準備を勧めていると言っていました。

一流企業に勤めていたり専門職であったりすれば、比較的いい給与を得て安定しているように思えますが、それでも「この国に居るべきではない」と思せるものがあることを想像します。

 

コロンボのアンマーも先生も口をそろえて「わたしたちはここに家もあるし慣れているからスリランカに居続ける」と言っていましたが、「でも子供や孫の将来を考えると海外へ出て欲しい」といいます。

 

「スリランカはこんなにきれいな国なのに。人が悪いことをするから。私たちにはどうしようもないわ」というアンマ―の言葉を聞いた帰り道、マリンドライブ(コロンボ地域を走る、海岸線と線路に並走する道です)を走るスリーウィール(トゥクトゥク)から見えた、インド洋に沈む夕日は本当にきれいでした。

 

この日は別の出会いで深く考えさせられていたこともありますが、スリランカに単純に言い遂せないものがあって、それに自分が不思議にも関わって、何かを垣間見て、自分の人生の問いをそこに重ねて、今まで来たことを思いました。

 

と、思うままに徒然と書いていたら進捗のご報告からずれてしまいました。

次回はコタガラからしっかりご報告できればと思います。

 

 

リターン

4,600+システム利用料


紅茶25g・感謝のメール

紅茶25g・感謝のメール

およそ子供ひとりの制服・学用品がまかなえる金額です。
◎スリランカ産紅茶葉25g
◎ 感謝のメールをお送りします。
◎ 学校へ物資を届けた様子を写真でお伝えします。

申込数
79
在庫数
完売
発送完了予定月
2022年12月

7,500+システム利用料


紅茶25g・ポストカード・感謝のメール

紅茶25g・ポストカード・感謝のメール

およそ子供ひとりの制服・学用品・栄養のある食料3ヵ月分がまかなえる金額です。
◎スリランカ産紅茶葉25g
◎スリランカのポストカード
◎ 感謝のメールをお送りします。
◎ 学校へ物資を届けた様子を写真でお伝えします。

申込数
20
在庫数
29
発送完了予定月
2022年12月

4,600+システム利用料


紅茶25g・感謝のメール

紅茶25g・感謝のメール

およそ子供ひとりの制服・学用品がまかなえる金額です。
◎スリランカ産紅茶葉25g
◎ 感謝のメールをお送りします。
◎ 学校へ物資を届けた様子を写真でお伝えします。

申込数
79
在庫数
完売
発送完了予定月
2022年12月

7,500+システム利用料


紅茶25g・ポストカード・感謝のメール

紅茶25g・ポストカード・感謝のメール

およそ子供ひとりの制服・学用品・栄養のある食料3ヵ月分がまかなえる金額です。
◎スリランカ産紅茶葉25g
◎スリランカのポストカード
◎ 感謝のメールをお送りします。
◎ 学校へ物資を届けた様子を写真でお伝えします。

申込数
20
在庫数
29
発送完了予定月
2022年12月
1 ~ 1/ 6

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