
支援総額
目標金額 1,900,000円
- 支援者
- 201人
- 募集終了日
- 2022年8月21日

命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!

#子ども・教育
- 現在
- 43,746,000円
- 支援者
- 2,753人
- 残り
- 20日

絶滅危惧種ツシマヤマネコを守るために!月々のご支援で安定的な整備を

#地域文化
- 総計
- 128人

第3弾|ベトナムの赤ひげ先生まだまだ活躍中!眼科手術で光を取り戻せ

#国際協力
- 現在
- 947,000円
- 支援者
- 32人
- 残り
- 27日

北海道の豪雪地帯から自然栽培のお米を届けたい!除雪機購入のご支援を

#フード
- 現在
- 35,000円
- 支援者
- 4人
- 残り
- 19日

両親を亡くし貯蓄が尽き大学の最後の1年に退学になりそうです

#子ども・教育
- 現在
- 236,000円
- 支援者
- 14人
- 残り
- 41日

千葉の子ども食堂に通う子どもに味噌づくり体験の場を!

#子ども・教育
- 現在
- 44,000円
- 支援者
- 8人
- 残り
- 21日

第二章小さな農園の大きな挑戦!すだちで荒廃農地を生きた里山へ!

#地域文化
- 現在
- 226,000円
- 支援者
- 24人
- 残り
- 21日
プロジェクト本文
終了報告を読む
はじめまして!このページを見ていただきありがとうございます。
2014年~2016年に青年海外協力隊としてスリランカに派遣されたことをきっかけに、現在、大学院の博士課程でスリランカについて研究している清水加奈子と申します。民族的マイノリティにあたるタミルの人々のコミュニティについて、現地に中長期で滞在しながら研究を続けています。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
スリランカは今、ここ70年で最大の経済危機にみまわれています。スリランカで研究する際にお世話になっているチャンドラボース先生(スリランカ放送大学・社会学部教授)から、出身地である紅茶農園で暮らす子供たちのうち、特に経済的に困窮した家庭の子供たちが学校に通うための学用品や制服などを支援したいという話をいただき、共同でプロジェクトを立ち上げました。
チャンドラボース先生と(左:2018年8月@スリランカ私のホームステイ先/右:2018年6月 @日本)
スリランカの友人達が、経済危機による燃料、ガス、医療品の不足や、物価の急騰によって苦しんでいるなかで、一体何ができるのか常に自問しています。
私が研究しているのは都市部の労働者の方々についてなので、正直、紅茶農園はなじみが深い場所ではありませんでした。しかし、自身も紅茶農園出身のチャンドラボース先生から「みんなに支援をすることはできないが、できることをしたいから手伝ってほしい」と言われたことで、私自身が励まされ、一緒にやらせていただくことになりました。
プロジェクトの背景と内容
≪スリランカの経済危機≫
スリランカはインド洋に浮かぶ島国で、熱帯の豊かな自然と遺跡群をもち観光資源に恵まれた美しい国です。経済的に極端に貧しい国ではありませんでしたが(世界銀行のランキングで2020年までは上位中所得国に入っていました)、2022年3月以降、スリランカは独立以来最悪といわれる経済危機にみまわれています。
2019年の連続爆破テロ、2020年からのコロナ禍により主要産業である観光業が大きな打撃を受けました。さらに2022年ウクライナ戦争による国際的な物流停滞・物価上昇、国内経済政策の失政などが重なり、5月にはついにデフォルトに陥りました。対米ドルのスリランカルピーの価値は1年前の半分ほどに下がり、外貨準備金は底を尽き、主に輸入に頼っていた物資の不足と物価の急高騰で、人々の生活は著しく困窮しています。
特にその影響を強く受けているのが低賃金労働者であり、その中でも紅茶農園の労働者の状況は深刻です。
≪紅茶農園の状況≫
スリランカでは植民地時代に紅茶農園(プランテーション)が作られ、世界でも屈指の輸出量でスリランカの近代的経済発展を支えてきました。「セイロンティー」の名で知られる紅茶は現在でもスリランカの産業を支える柱の一つですが、実はそこで働く労働者の住環境や労働条件は植民地時代から大きく変わっておらず、日給制の低賃金で生活を送っています。またこの労働者はそのほとんどが民族的マイノリティのタミル人(インド・タミル)であり、十分な公共サービスを受けられず、様々な差別をうけてきました。さらに今回の経済危機にあたり、紅茶農園で暮らし働く人々の生活はより厳しいものになっています。
ヌワラ・エリヤの紅茶農園(2016年5月撮影)
ヌワラエリヤからキャンディに向かう列車の車窓から(2016年4月撮影)
※写真と動画は支援地と同県にある紅茶農園の様子です。
高地に広がる紅茶農園(茶畑)と長屋の雰囲気がわかっていただけると思います。
紅茶農園で働く人々の多くは、紅茶農園の中にある長屋で暮らし、農園の中にある学校に子供を通わせています。スリランカでは大学まで学費は無料ですが、学用品や制服は各家庭で購入する必要があります。物価の高騰により、特に収入が十分にない家庭では、こうしたものを購入することが大きな負担となっています。
このような紅茶農園の労働者の子供たちのうち、特に家庭に経済的困難を抱えている子供達に、制服と学用品を購入する費用、そして栄養のある食べ物を購入する費用を送りたいと思っています。
(※これまでであれば、制服については1年に1度政府から布が支給され、各家庭の負担で縫製を行っていたようです。ただし今年については経済危機の影響か、この布の支給もありませんでした。また、これまで支給されていた布も一着分でしかも質が良くないため、いずれにせよ制服を年度の途中で自費で購入したり布を購入して仕立て直す人が相当数居るとのことです。)
支援校の4年生(9歳)の子供たち(2022年、校長先生から)
≪プロジェクトのミッション≫
紅茶農園出身で苦学の末に大学教授になったチャンドラボース先生は、ご自身の経験からも、紅茶農園の子供たちが勉強をして将来の選択肢を広げていくことが重要だと考えています。
紅茶農園はスリランカ国内5県にまたがり、紅茶農園地域の学校は818校あります。
もちろん、経済危機が続く限り困難は続きますし、全ての学校、子供たちを支援することもできません。
しかし、経済危機という大きな課題に対して根本的に解決できる何かはできなかったとしても、全ての子供たちに支援できなくても、ひとりでも子供たちが学び続ける環境をつくることが紅茶農園、そしてスリランカの将来を明るくする光になると信じています。
≪プロジェクトの具体的な内容≫
スリランカ中部州ヌワラ・エリヤ県コタガラにあるスッパイヤ・セッラム教育記念財団(Suppiah Sellam Education Memorial Trust)を通じて2つの学校(Yathanside校とWelington校)の生徒のうち、親が病気であったり、出稼ぎや死別で親がいなかったり、世帯の人数が多いなどの理由から困窮している家庭の子供たち(222人)に制服と学用品、栄養のある食べ物(卵と牛乳を20日分)を購入するための費用を送ります。
支援校の靴や、完全な制服が買えない子供たち(2022年、校長先生から)
【寄贈に関して】
※寄贈は、スリランカの地方行政府登録団体であるスッパイヤ・セッラム教育記念財団(Suppiah Sellam Education Memorial Trust)を通じて行います。寄贈先であるスリランカ中部州ヌワラ・エリヤ県コタガラにあるYathanside校とWelington校より、 今回寄贈する物品(寄付金等も含む)の受け入れとクラウドファンディングのストーリ ーに公表されることに関しての同意を得ております。
※スッパイヤ・セッラム教育記念財団(Suppiah Sellam Education Memorial Trust)はチャンドラボース先生の亡くなったご両親の名前が付けられた、コタガラ地域の紅茶農園に住む人々がよりよい生活を送り子供たちが教育を受けられるように設立された財団で、チャンドラボース先生のご兄弟が代表を勤めています。
プロジェクトの展望・ビジョン
≪プロジェクトの目標金額≫
チャンドラボース先生が2校の校長先生と対象の生徒と必要な物品について打ち合わせを行い、必要な経費を計算しました。
制服(シャツ・ズボン/スカート・靴下・靴など) ―2,325円/1人
学用品(教科書・ペン・鉛筆・鞄など)1年分 ―2,262円/1人
栄養のある食べ物(1日卵1個・牛乳瓶1/2本を3ヵ月分)―2,826円/1人
==========================================
7,413円×222人=1,645,686円
試算は6月20日現在のもの(日本円=スリランカルピーは6月22 日のレート)です。
手数料を含めた190万円を目標にしています。
※制服(左)、靴(中央)、カバン(右)について、支援予定地であるコタガラ(制服については近隣の地方都市ハットン)の店舗より、2022年7月下旬~8月上旬の見積もりをそれぞれ取得しました。
プライマリー(1~5年生)、セカンダリー(6~11年生)、ハイスクール(12、13年生)と、学年によって値段の違いがあり、また男女の制服で金額に差がありますが、全て平均して1人当たり、制服と靴だけで2178円(2022年8月3日のレート 1スリランカルピー=0.3625円)です。カバンの平均は1人当たり1087円(同2022年8月3日のレート)ですが、これに更に1年分の文房具等を贈る予定です。(2022年8月3日追記)
※ただし見積もりの有効期限は8月上旬までのものであり、実際に購入できる金額について、購入予定の9月までの物価の上昇を加味すると、現時点では正確に判断することが困難です。そこで実際の資金の使途については支援者の皆様に説明できるように明細を準備します。もしも余剰が出る場合には、支援者の皆様に事前に説明をした上で、その資金を使って栄養のある食べ物の支給時期を3ヵ月より延長したいと考えています。
また逆に、物価の上昇や為替変動によって、当初の計画の物資を支給できない場合には、規模を縮小する可能性があります。
いずれにせよ変更が生じた場合には支援者の皆さまにご報告をいたします。(2022年8月3日)
≪プロジェクトの進行予定≫
- プロジェクト成立後、2022年8月末までに、スッパイヤ・セッラム教育記念財団(Suppiah Sellam Education Memorial Trust)に送金します。
- 9月中に、スッパイヤ・セッラム教育記念財団(Suppiah Sellam Education Memorial Trust)が制服・学用品・食料品の配布を開始します。
- 10月末からスリランカに入り、11月中には対象の学校や配布された子供たちの家庭を訪問します。その際に撮った写真と感謝のメールを支援者の方々に送信いたします。(一部リターン品に含まれるメッセージ動画もこの際に撮影してお送りします。)
- 12月中に届くよう一部リターン品に含まれる子供達からの手紙を発送します。
- 12月末にリターン品の紅茶葉を発送します。
※ スリランカ国内の新型コロナ感染症や、燃料・物資不足による物資調達の遅れ、経済危機にともなう治安の悪化等の状況の変化により、プロジェクトの進行が適宜変更される可能性があります。変更が生じた場合には支援者の皆様にご報告をいたします。
≪リターン品について≫
スリランカの紅茶産業に貢献するためにリターン品に紅茶葉を加えました。現地で活動する財団が選んだセイロンティーをお届けします!
※紅茶葉のリターンを履行するためには、食品衛生法第27条による食品等輸入届出を該当検疫所に行う必要があります。この手続きは当該食品が検疫所に到着する7日前から可能となるため、本プロジェクト終了時である2022年12月31 日までには、食品輸入届出を完了する予定です。(2022年7月20日現在)
ー物資そのものもそうですが、会ったことはなくても自分の学びを助けようとしてくれる人が居ると子供たちが知ることが、ひとりひとりにとって励ましになることを願っています。そのため支援者おひとりおひとりの名前を、日本語とともに、子供たちが読めるように現地の言語で書いた冊子を各学校に届けたいと思います。
- プロジェクト実行責任者:
- 清水 加奈子
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
集めた資金は手数料を除き全額、学校を通して子供とその家庭への支援に使います(詳細は上述の通りです)。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
2014年~2016年 青年海外協力隊スリランカ派遣 2017年~現在 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 一貫制博士課程
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
4,600円+システム利用料

紅茶25g・感謝のメール
およそ子供ひとりの制服・学用品がまかなえる金額です。
◎スリランカ産紅茶葉25g
◎ 感謝のメールをお送りします。
◎ 学校へ物資を届けた様子を写真でお伝えします。
- 申込数
- 79
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2022年12月
7,500円+システム利用料

紅茶25g・ポストカード・感謝のメール
およそ子供ひとりの制服・学用品・栄養のある食料3ヵ月分がまかなえる金額です。
◎スリランカ産紅茶葉25g
◎スリランカのポストカード
◎ 感謝のメールをお送りします。
◎ 学校へ物資を届けた様子を写真でお伝えします。
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 29
- 発送完了予定月
- 2022年12月
4,600円+システム利用料

紅茶25g・感謝のメール
およそ子供ひとりの制服・学用品がまかなえる金額です。
◎スリランカ産紅茶葉25g
◎ 感謝のメールをお送りします。
◎ 学校へ物資を届けた様子を写真でお伝えします。
- 申込数
- 79
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2022年12月
7,500円+システム利用料

紅茶25g・ポストカード・感謝のメール
およそ子供ひとりの制服・学用品・栄養のある食料3ヵ月分がまかなえる金額です。
◎スリランカ産紅茶葉25g
◎スリランカのポストカード
◎ 感謝のメールをお送りします。
◎ 学校へ物資を届けた様子を写真でお伝えします。
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 29
- 発送完了予定月
- 2022年12月
プロフィール
2014年~2016年 青年海外協力隊スリランカ派遣 2017年~現在 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 一貫制博士課程