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児童労働ゼロの世界へ!ACE SDGsプロジェクト2019

児童労働ゼロの世界へ!ACE SDGsプロジェクト2019

寄附総額

5,880,000

目標金額 5,000,000円

寄附者
357人
募集終了日
2019年7月24日
プロジェクトは成立しました!
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2019年07月04日 18:54

ACEとSDGsその2: ゴール1について

こんにちは、ACE代表の岩附です。
 
これまでに172人の方から3,847,000円のご支援を頂きました。
ご支援、本当にありがとうございます!
 
気が付けばこのチャレンジも折り返し地点を過ぎました。
7月24日までに、目標の500万円達成にむけ、引き続きシェアや応援をどうぞよろしくお願いいたします。
 
さて、先週から始まりました「シリーズACEとSDGs」。
前回のゴール8に引き続き、今回は「ゴール1」についてです。
SDGsのゴール1は「貧困をなくそう」をテーマに、あらゆる貧困を世界からなくすことを目的としています。それと児童労働の問題はどう関係しているのか?ぜひご一読いただけたらと思います。


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目標1「貧困をなくそう」あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
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「まず貧困をなくさないと、児童労働はなくせない」

そんな言葉を私は何度も聞いてきました。

(途上国の政府の方だったり、企業の方だったり。)

 

そう、貧困の問題は、途上国にとって大きな問題。そして、貧しいから子どもは働かざるをえない状況がある、という理解の中で、むしろ仕事を子どもに与えることで、子どもたちと家族を救っているのだ、そんな持論を展開されることもあります。

確かに児童労働問題を考えるうえで、貧困は決して無視できないことです。

 

では、貧困が解決されないと、児童労働は解決できないのでしょうか?

ここでは、貧困と児童労働にまつわるエピソードを

 

1.貧困があると児童労働はなくせない、というのは思い込みである
2.貧困と児童労働は同時に対応できることもある
3.児童労働をなくすことで、貧困の悪循環を断ち切ることができる

 

という3つの角度で、少し長くなりますが、紹介させていただきたいと思います。

1.貧困があると児童労働はなくせない、というのは思い込みである

 

たとえ家庭の収入状況が変わらなくても、児童労働問題が解決できるという経験があります。2004年からACEがインドのNGO、BBAを通じて支援していた「子どもにやさしい村プロジェクト」(Child Friendly Village)のモデルの中で、私はそれを学びました。

 

このプロジェクトは地域単位で児童労働撤廃を目指します。子どもの参加を促し、子どもたちが選挙をして、村の村議会に子どもの代表が意見をいうような仕組みをつくり、子どもたちの現状を村の運営に反映させるようにする仕組みです。家庭への訪問、意識啓発も行っていました。

 

 

CFVkids
子どもにやさしい村プロジェクト実施地で、子どもたちに囲まれて記念撮影

 

 

プロジェクトが進んだある村で、娘を働かせるのをやめて、学校に行かせるようになったお母さんに、インタビューをさせてもらいました。

私が「子どもを働かせるのをやめると、収入が減ってしまい大変ではないですか?」と聞くと、お母さんは「そんなことはない」といいます。その理由をきくと、「飼っていた家畜のミルクを売るようになったから」とのことでした。

 

ちなみにこの家畜はACEのプロジェクトで与えたものではなく、もともとそのお母さんが持っていた財産です。お母さんはACEのプロジェクトを通じ「どうしたら、娘を学校に行かせることができるだろう」と考えはじめたそうです。逆に言えば、それまで、そう考えたことは、なかったのです。

 

貧しい状態にある人の中には、その状態を受け入れ「そういうものだ」「仕方がない」という半ばあきらめの境地にある人も多くいます。このお母さんは、プロジェクトをきっかけにその「あきらめ」から脱することが出来たのです。

 

この「あきらめ」は意外と大敵であり、児童労働をさせている親だけではなく、政府や企業の人たちもこのあきらめに陥っていることがありまず。

 

実はかなり貧しいといわれる地域でも、児童労働が危険であるという意識が広がることで、子どもに労働をさせないという家庭が出てきて、大人たちの意識が変わり、子どもたちを守ろうという動きが出てくるのです。それを目の当たりにしてきた私たちは、たとえ貧しさがあったとしても、児童労働をなくすことは決して不可能ではない、ということを知りました。


これが一つ目のポイントです。

 

2.貧困と児童労働は同時に対応できることもある

 

もちろん、すべてが意識だけでは変えられないという現実もあります。実は、児童労働を解決する活動を通し、貧困の一部を解決することができる、というのが2つ目のポイントで、これも私たちのプロジェクトからの経験でもあります。

 

現在のスマイル・ガーナ プロジェクト、ピース・インド プロジェクトでは、まずひとつのコミュニティの中でどの家庭に児童労働者がいるのかを特定し、家庭訪問などを通じて働きかけていきます。「子どもが学校に行っていない」状態の家庭を洗い出すことで、この地域で難しさを抱える家庭をつきとめることができるのです。そしてそれぞれの家庭と相談しながら、子どもたちにとって何が最善か、また家庭の支出の負担(制服代など)をどう軽減しうるのか、また収入をどう向上できうるのか、話し合っていきます。

 

農閑期に仕事がなくなる農業労働者が多いインドのプロジェクト地では、にわとりや、やぎなどを貸し、それを増やして売るビジネスを支援することで、農閑期でも収入が得られるような状態に家庭を持っていく支援をしています。

 

また、各国政府はひとり親への支援や女の子の教育支援、そして健康保険制度など、様々な社会保障を用意しています。しかし問題は、それを必要とする人たちが、それにアクセスできていないということです。申請方法を知らなかったり、そもそもそのようなプログラムがあることを知らないことも多々あります。ACEのプロジェクトでは、そのような既存の政府プログラムを必要な人につなぐ支援も行っています。

 

このような形で、児童労働撤廃が目的のACEのプロジェクトは、貧困削減にも貢献しています。

 

労働をやめた子どもとその家族(前列)と家族をサポートする住民ボランティア(後列)
 

3.児童労働をなくすことで、貧困の悪循環を断ち切ることができる

 

そして3つめのポイントは、児童労働が、児童労働⇒教育の機会損失⇒貧困⇒児童労働、という悪循環に加担し、いわば貧困の原因にもなっているということです。

 

ガーナで出会ったカカオ農家のお父さんは30代後半か40代前半ぐらいだったと思いますが、腰を悪くしてもう働けず、その代わりに子どもたちを農園で働かせていました。幼い頃から体を酷使することで、働き盛りの頃にはもう体がボロボロになってしまっていたのです。

 

体への悪影響だけでなく、働くことで教育の機会を逃してしまうのも、大きな損失です。


子どもが教育を受けることは、実はその子自身だけではなく、家族にとっても良い影響があることが、プロジェクトの中でわかってきました。児童労働をやめ、学校に行くようになった子どもの家庭からは、「子どもが学校で衛生について学んできたため、住居やその周りがきれいになったり、手洗いを頻繁にするようになった」、「子どもが病院がどのような場所がどういうところかわかったため、安心して病院に行けるようになった」「栄養のバランスを気にかけるようになった」「子どもが字が読めるようになったため、政府の支援のプログラムの情報がわかるようになった」というフィードバックが寄せられています。

 

つまり子どもが児童労働をやめ、教育を受けることで、家庭の状況にプラスの影響を及ぼし、「貧困や、あきらめから抜け出す」きっかけになっているのです。

 
カカオ畑を作るため、大きななたをふるって、開墾作業をしている子ども
 

今日は
1.貧困があると児童労働はなくせない、というのは思い込みである
2.貧困と児童労働は同時に対応できることもある
3.児童労働をなくすことで、貧困の悪循環を断ち切ることができる
という3つのポイントのお話をさせていただきました。

 

1については、実は中所得国やいわゆる先進国にも児童労働が存在することを考えると、貧困が解決されたら自動的に児童労働が解決されるわけではない、ということもいえます。

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さいごにーSDGsに込められた貧困削減への強い決意

SDGsというとそのゴールばかり注目されますが実はこの全体の文書は「 我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」として、ゴールだけでなく様々な決意が込められています。以下その一部を紹介させてもらいます。

 

50(新アジェンダの歴史的意義)今日我々もまた、偉大な歴史的重要性を持つ決定をする。我々は、すべての人々のためによりよい未来を作る決意である。人間らしい尊厳を持ち報われる生活を送り、潜在力を発揮するための機会が否定されている数百万という人々を含む全ての人々を対象とした決意である。我々は、貧困を終わらせることに成功する最初の世代になり得る。同様に初の世代になり得る。同様に、地球を救う機会を持つ最後の世代にもなるかも知れない。我々がこの目的に成功するのであれば2030年の世界はよりよい場所になるであろう。(外務省仮訳より)


「私たちは貧困をなくす最初の世代になりえる」というフレーズは、SDGsの中でも貧困削減に対するその強い決意を表しています。貧困の中で暮らす人々の半数が18歳未満の子どもとなっているという報告もあります(UNDP,2018年)。そして「貧困」は「教育」「保健」「産業化」「環境」など様々な問題とも密接につながっているのです。

 

児童労働をなくす活動を通じて、SDGsの実現に貢献する。

 

その活動を続けるために、今回このクラウドファンディングにチャレンジしています。

 

この新着情報のシェアなどを通じ、私たちの活動を多くの人に知っていただけたらありがたいです。ひきつづき、ご協力よろしくお願いします!

 

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ゴール1の目標とターゲット
 
目標 1. あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる【国地総:全般】
1.1 2030 年までに、現在 1 日 1.25 ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困 をあらゆる場所で終わらせる。
1.2 2030 年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、 女性、子どもの割合を半減させる。
1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030 年まで に貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。
1.4 2030 年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービ スへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、 天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的 資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。
 
1.5 2030 年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、 気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に 暴露や脆弱性を軽減する。
 
1.a あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上 国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協 力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。
 
1.b 貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援するため、国、地域及び国際レベルで、貧 困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠
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ギフト

3,000

alt

①ACEのSDGs達成を応援!全額寄付コース|3,000円

■活動報告メール

【寄付金控除対象】
★本コースは税制優遇の対象となります。寄付受領書の発行をいたします。

寄附者
174人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年12月

10,000

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②ACEのSDGs達成を応援!全額寄付コース|10,000円

■活動報告メール

【寄付金控除対象】
★本コースは税制優遇の対象となります。寄付受領書の発行をいたします。

寄附者
142人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年12月

30,000

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③ACEのSDGs達成を応援!全額寄付コース|30,000円

■活動報告メール

【寄付金控除対象】
★本コースは税制優遇の対象となります。寄付受領書の発行をいたします。

寄附者
19人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年12月

50,000

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④ACEのSDGs達成を応援!全額寄付コース|50,000円

■活動報告メール

【寄付金控除対象】
★本コースは税制優遇の対象となります。寄付受領書の発行をいたします。

寄附者
14人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年12月

100,000

alt

⑤ACEのSDGs達成を応援!全額寄付コース|100,000円

■活動報告メール

【寄付金控除対象】
★本コースは税制優遇の対象となります。寄付受領書の発行をいたします。

寄附者
7人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年12月

300,000

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⑥ACEのSDGs達成を応援!全額寄付コース|300,000円

■活動報告メール

【寄付金控除対象】
★本コースは税制優遇の対象となります。寄付受領書の発行をいたします。

寄附者
0人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年12月

300,000

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⑦SDGsに関する講演会・ワークショップに講師を派遣|300,000円

■SDGsに関する講演会・ワークショップに講師を派遣
(会場費等の実費は申込者負担)

寄附者
2人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年12月

500,000

alt

⑧ACEのSDGs達成を応援!全額寄付コース|500,000円

■活動報告メール

【寄付金控除対象】
★本コースは税制優遇の対象となります。寄付受領書の発行をいたします。

寄附者
0人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年12月

1,000,000

alt

⑨ACEのSDGs達成を応援!全額寄付コース|1,000,000円

■活動報告メール

【寄付金控除対象】
★本コースは税制優遇の対象となります。寄付受領書の発行をいたします。

寄附者
1人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年12月

1,000,000

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⑩ACEスタッフによるインドまたはガーナ支援地へご案内|1,000,000円

■ACEスタッフによるインドまたはガーナ支援地へご案内
(旅費・滞 在費等の実費は申込者別途負担)

寄附者
0人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年12月

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