
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 239人
- 募集終了日
- 2025年2月28日
シミュレーショントレーニング2日目:ネパール人トレーナーから、ネパール人若手医療者へ・・・
皆さん、こんにちは。
連日のご支援誠にありがとうございます。
少し間が空いてしまいましたが、カトマンズでのトレーニングの続きについてご報告いたします。
研修2日目となるこの日は、
1日目に日本人専門家の嶋岡先生・安田先生と、6名のコアトレーナーの医師たちで確認した、
- ①ネパールで現在運用されている蘇生法のアルゴリズム
- ②新生児蘇生の実技/シミュレーショントレーニング
を、今度はネパールの若手医療従事者の方々へトレーニングしていきます。
今回の講習会では、
「ネパールの医療者が、ネパールの若手医療者を指導する」
ということがポイントです。
ネパールで現在、地方も含め広く使用されている蘇生法「Helping Babies Breathe (HBB)」がありますが、ネパールのものではなく、アメリカ由来のプロトコルです。
今回のワークショップを機会に、
自分たちの手で、自分たちの国や地域の現状に応じた講習を、今後も創り上げていくことができる
という感触が得られることで、
持続的な医療教育を国全体に広げていける可能性が高まります。
さて、講習会はネパール医師のファシリテーションと講義でスタートしました。
講習会が始まってみてすぐに、日本の専門家からは「これはもう、さすが!」と出てきました。
実は今回のコアトレーナーとして参加してくださった先生6名は医師であるとともに医療教育機関で教鞭を取ってもいる方もいたりと、
もともと医師として最前線で活躍されている経歴に加え、指導歴もあるような方々が多かったのです。
つまり若手の医療者への指導も問題なくできる皆さんだったのです。
医師で毎日処置をしている=指導が上手にできる、という公式は必ずしも成り立ちません。
技術や知識を効果的に受講者に伝えていくのは、テクニックや経験も必要だと言えます。
その点で、コアトレーナーの6名の先生方は、
所謂ネパールの新生児医療に関わる重鎮的な存在でもあり、トレーナーとしての力も高く持っている先生方だったんです。
初日のトレーニングや2日目のファシリテーション含め、専門性の高さと抱負な経験がひしひしと感じられる先生方。
途中からわたしには6名の先生方が、「★★戦隊 〇〇レンジャー!」みたいな、最強の6人に見えてきました…。
この6名の先生方が、ネパールの新生児医療界を大きく変えていくことになるのかもしれない…。
講義は順調に進み、時折参加者への問いかけや、確認も挟まれ、理解度を確認しながら進行していきました。
あまりの完璧っぷりに、嶋岡先生・安田先生、「安心してみていられる」と、講義室の後ろにちょこん、と座って見学する体制に(笑)。
後ろの方に見える嶋岡先生と安田先生。
一参加者として講義を見学できるくらい、コアトレーナーの先生の講義は素晴らしかったです。
____________
さて、講義の後は実技トレーニングが始まります。
コアトレーナーの先生は2人ずつ、参加者たちは7~8人で3グループに分かれて実践をしていきます。
いざ実技の練習が始まる、少人数のためか、先生がしっかり見ているためか、
少し緊張気味の参加者たち。
ただ、それぞれの真剣な眼差しや積極的な姿がとても印象的です。先生のお手本も覗き込んで習得しようとしています。
グループのメンバーが実技をしているところも一緒に確認し、コアトレーナーだけでなくメンバー同士でフィードバックしています。
ランチタイムを挟んで午後には本格的にシミュレーショントレーニングにうつりました。
ランチボックスを準備していたので、みんな日が当たる廊下に出ておしゃべりしたり、日向ぼっこしたりしながらランチ。
午後の準備のために少し教室に戻ってみると。。。
なんと、全てのグループが参加者たちだけで自主練をしているじゃありませんか・・・!
誰かが見ているから
評価に関わるから
ではなく
自主的に休憩時間を使っても練習したい
という高い意欲を感じました。
午後のシミュレーショントレーニングでは、コアトレーナーが設定した臨床現場で発生しうるシナリオ(赤ちゃんの産後の状態や出産方法)を元に、処置を行っていきます。
このような実践的なシミュレーションは、
実際に緊急事態が発生しても即時に判断し、対応できる備えとして大変有効です。
実際の手技や知識だけでなく、
チームワークや判断力の重要さ、物品の準備の必要性に改めて気づく参加者。
どのグループでも参加者が頻繁に
「首を横に振る動作(ネパールでは頷くとき、首を縦に振るのではなく、横に振ります)」
しており、
参加者にとっても意義のある講習になっているのだなと強く感じる1日でした。
リターン
3,000円+システム利用料
サンクスメールを送付し、活動報告会へご招待します!(3,000円・寄付金控除対象)
・サンクスメール
・オンライン活動報告会のご案内(2025年12月に開催予定です)
・寄付金受領書
※寄付金領収書は2025年6月末までに送付予定です。
- 申込数
- 99
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料
サンクスメールを送付し、活動報告会へご招待します!(10,000円・寄付金控除対象)
・サンクスメール
・オンライン活動報告会のご案内(2025年12月に開催予定です)
・寄付金受領書
※寄付金領収書は2025年6月末までに送付予定です。
- 申込数
- 69
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
3,000円+システム利用料
サンクスメールを送付し、活動報告会へご招待します!(3,000円・寄付金控除対象)
・サンクスメール
・オンライン活動報告会のご案内(2025年12月に開催予定です)
・寄付金受領書
※寄付金領収書は2025年6月末までに送付予定です。
- 申込数
- 99
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料
サンクスメールを送付し、活動報告会へご招待します!(10,000円・寄付金控除対象)
・サンクスメール
・オンライン活動報告会のご案内(2025年12月に開催予定です)
・寄付金受領書
※寄付金領収書は2025年6月末までに送付予定です。
- 申込数
- 69
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月

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