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生命危機が迫る外傷患者を一人でも多く救う、研究・臨床の継続へ

生命危機が迫る外傷患者を一人でも多く救う、研究・臨床の継続へ

寄附総額

5,693,000

目標金額 5,000,000円

寄附者
188人
募集終了日
2020年6月8日
188人 が寄附しました
プロジェクトは成立しました!
21お気に入り登録21人がお気に入りしています

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2020年06月08日 08:30

先程まで元気だった人も、必ず助けてまた大切な人の元へ-松本 亮-

【アキュートケアサージャリー】一一Acute Care Surgery(ACS)について、今回のクラウドファンディングで初めて聞いた方も多いと思いますが、支援募集も本日が最終日で、23:00に終了となります。

日本では一般的に「外科医」と「救急医」を、異なる分野として考えます。それぞれ高める技術の専門性が違うため、例えば、<重篤な患者が緊急で運ばれてきた場合、手術に秀でた外科医が救急の時間帯にいなければ、それで救えない命がある>というのが日本の現状です。ACSは、救急と外科手術の高い知識と経験を持ち合わせ、迅速に高度な治療を行うことのできる「救急外科医」が働く、新しい分野です。

クラウドファンディングは、現在、5,269,000円(105%)ですが(6/8 午前8:00時点)、よりご支援を頂くことができれば、その金額の分だけ、研究の質と頻度を上げ、内容をより充実させられます皆様からのご支援が、日本の外傷死を減らし「ご家族や大切な人が外傷により命を落とさない社会」へ一歩近づけます。引き続き最後まで応援をよろしくお願い申し上げます。 

さて今回も、READYFORのキュレーターが、ACSで活躍する先生たちへのインタビュー取材を行いました。第6回は、松本 亮(まつもと りょう)先生にお話をお伺いしました。

つい先程まで元気だった人の命が危険な状態で運ばれてくる現場で、「必ず助けたい」一心で日々鍛錬する

一一 松本先生が医師になろうと思ったきっかけや、ACSに入られた経緯があれば教えてください。

東日本大震災の後、医師がかなり減ってしまった福島県郡山市で外科医をしていたのですが、外傷診療と外科の修練を積むために、ACSに来ました。ずっと昔から、「若い人が急に病気になったり、怪我を負ったりしたところを助けられる人になりたかった」という想いがあったので。

 

一一 敢えて “若い人を” というのは理由があるんでしょうか。

実は、中学生の頃に、友人を交通事故で亡くしました。「さっきまで元気に会っていた人が突然に亡くなる」というのは、自分自身の経験として非常に影響の大きなものでした。結果、医者を目指すまでに色々経験する中で、「自分が頑張った時に、自分に最大限何ができるか」を問うた時に、医者を志そうと思い至るきっかけに、当時の経験があります。

 

 ACSに入ったのは、「つい先程まで元気だった患者さんに、また元気な状態で帰ってほしい」という想いが軸となって、医者になった以上は手術が上手くないと助けられないと思い、それに重症度患者に対応できる救急外科医を目指して入局しました。

 

若く元気に働いている人や学生、さらには幼い子どもたちが、突然に怪我を負ったり、病気になったりすることに対して、「なんとかできないか」という意識が常々頭の中にあって……。僕らは、救急医であり外科医なので、外傷を助けることと手術の高い技術を習得することの二つが目標だと思って、日々鍛錬しています。加えて、大学なので研究と教育の役割を担っています。

 

▲福島県郡山市で勤務していた頃のDMAT隊員として出動時の写真

 

緊急の場では100%の力が出せないことが前提。「チームワークで救命する」ことを常に徹底する

一一 今、ACSにおいて任されている役割などありますか。

役割とまでは行きませんが、今までは自分主体で手術する機会が多かったのですが、現在は、若い医師への手術指導や、アシストする立場に段々となってきました。普段の業務に加えて「育成」に関する勉強をしている段階だと思います。

 

一一 教えることが技術面でも精神面でもたくさんありそうな現場において、後輩指導の観点で大切にされていることはありますか。

まだ勉強中ですね。ただ、普通の外科医と違って、救急ではどうしても手術の件数が少なくなってしまうので、技術習得に関しては補えるように、定期的に勉強会や、手術後には動画を確認しながら復習の時間を多く取るように心がけています。「予定手術」というものがなく、緊急で状態が不明な患者さんを診なければならないので、事前に「今日は次の手術の為にこれを予習しておこう」という教え方ができないのが、更に難しい部分です。

 

一一 予習があって本番に臨める状態ではない中で、救命の現場に立つというのは、若手医師にとっては相当なプレッシャーに感じます。

そうですね、だからこそ下条先生などから僕自身も教わった通り、チームワークの大事さを伝えています。「僕たちは『チーム』である」ということを普段から意識してもらえるようなコミュニケーションを心がけています。緊張して分からないことを伝えられないとか、そう言ったことは絶対に無いように。緊急の場で色々なことが忙しなく判断される中で、本番の手術では自身の100%の力はほぼ確実に出せません「チームワークでカバーして救命する」ということが非常に重要です。

 

「普段元気だった人の命が救われて、また元気に帰っていく」のをやりがいに、日々救命に携わる

一一 医療従事者ではないような私から見たら、精神的にも負荷のかかるお仕事をされている印象もありますが、モチベーションとされていることはありますか。

やはり「普段元気に働いたり生活したりしていた人が、家族や大切な人のところへ、また元気になって帰っていく」時こそ、やりがいを感じます。それこそ、もともと僕がやりたいことでもあるので。

 

一一 全ての症例が絶対に助けられるわけではないとは思います。

そうですね……。「別の方法で、他にできることがあっただろうか」とか、「自分の下した判断が都度正しかっただろうか」を省みますけれど、ただ、どうしてもやはり今の医療と自分たちの限界もあって、仕方ない場合もあります。しかしながら、それで医師として歩みを止めてしまうことはできないので、過去の反省を活かして、日々助けなければいけない命と向き合っています

 

島根大学の研究室と連携し、資金があれば少しでも前に進められる可能性ある研究がいくつもある

一一 ACSでのご自身の「研究」テーマはこれから決める段階ですか。

そうですね。実際には、やろうとはしているのですが、何しろ資金があまりなくて、なかなか研究できていないのが現状ではあります。今後取り組むとすれば、島根大学内のACSではない別のチームと連携して、「外傷」に関わる中でも、大学の中で別の研究のチームと協力して、「間葉系幹細胞※を使った再生医療」の研究をしたいと考えています。

※間葉系幹細胞(Mesenchymal Stem Cells, MSC)は成体幹細胞の一つで、骨芽細胞、脂肪細胞、筋細胞、軟骨細胞など間葉系に属する細胞への分化能をもつとされる細胞で、 骨や血管、心筋の再構築など、MSCの移植による再生医療への応用が期待されている。

 

一一 どういった治療の際に、間葉系幹細胞が利用されるのでしょうか。

ACSでは、緊急手術が多かったり、状態の悪い患者さんの手術が多くて、創部(そうぶ:皮膚などが物理的に損傷し、創傷ができた部分)の感染や、組織の欠損が大きかったり、僕らが診ることは少ないですが熱傷でも皮膚移植があったりして、なかなか傷が治らないことが多いんです。そのため、そういった創部の回復を早めるために、せっかく学内に間葉系幹細胞を研究している研究室があるので、協力して「基礎研究」の段階から「動物実験」や「臨床」まで少しでも進められるような研究に取り組んでみたいと思っています。

 

一一 現在の治療で、回復が早まらないままだと具体的にどのような問題になることがありますか。

例えば、大きな損傷の時に、皮弁(ひべん)という血流のある皮膚・皮下組織や深部組織を、他の部位から取って移植する手術を、形成外科の先生にお願いしたりするのですが、治るのに長時間必要で、入院期間が延びてしまったり、その間に合併症が発症してしまったりします。

 

一一 傷が大きい患者さんは、交通事故など外での活動が多い若年層の方が多かったりするのですか。

若い人でも多いですし、高齢者の方が治りにくく合併症のリスクが高いという問題もあります。また、入院期間が長くなれば、医療費もかさんでしてしまうので、そういった改善に役に立てることができたらと思っています。実際には、間葉系幹細胞を活用した脊髄損傷に対する再生医療は臨床使用可能で実用化の段階にあるはずです。なので、外傷でも研究を進めることは無駄ではないと考えているので……、是非ともご支援を本当にお願いしたいです

 

▲外傷手術の様子

 

QOLの維持でき早い社会復帰ができる救命を目指し活動するACSを応援いただければ幸いです

一一 ACSの活動実績や存在意義、資金的な課題など、クラウドファンディングを通じて知ってもらうきっかけになると思います。期待していることや、メッセージがあればお願いします。

前述した通り、僕たちの抱えている臨床現場の課題と基礎研究をつなぐことも、僕らの役割でもあると思っています。「この研究は(実用化まで)行けそうか」分からないスタートの段階では、予算も付けにくいですし、企業からの資金提供も難しいのが現状です。

 

しかしながら、やらなければゼロのまま……。繰り返しになってしまいますが、資金さえあれば具体的に(より早く)前進させられる研究は具体的にいくつもあり、それをより良い治療や手術の向上に活かしていきたいです。

 

加えて、僕らのACS分野は、本当につい先程まで元気に働いて家族もあるような人が、突然事故に遭って命の危機ある状態で運ばれてくるような実情と常に向き合っています。しかし、「自分だけは大丈夫」と思ってしまうのが世の常で、“ジブンゴト” として常に自分たちの身近に起こり得る問題と思えている方ってほとんどいないと思います。救命はもちろん、合併症や後遺症がなく退院でき、その後もできるだけ早く社会復帰してもらえることを目指し、日々活動しています。国内にACSが普及すれば助かる命も増えると信じて、皆様のご協力をいただければ幸いです。

 

【救出困難と考えられる外傷や疾患を救命できるように、研究を重ね、一人でも多くの患者さんを救命可能に】

今回のクラウドファンディングhttps://readyfor.jp/projects/Acute_Care_Surgeryでは、一年間、重症外外傷患者の治療に関する研究(研究成果の発表による出張費用、英文校正費用、研究実施費用(実験動物等を含む)など)を行うため、【本日の23時まで】寄附を募っています

救命が困難と考えられる外傷や内因性疾患を救命できるよう、「治療法の研究」を行うこともACSの大切な役割です。全国に一つしかないこの場所で、多くの若き外傷外科医が研究と臨床を実践できるよう発展させることが、日本全体の外傷死を減らし、家族や大切な人が外傷によって命を落とすことのない社会へ一歩近づけることに繋がります。どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

インタビュアー/READYFORキュレーター・田島沙也加

◆プロフィール:松本 亮(まつもと りょう)

島根大学医学部 Acute Care Surgery講座 医員

出身大学:

東京医科歯科大学(平成25年)

専門分野:

救急、外科、災害医療

専門医:

日本外科学会 外科専門医 / 日本救急医学会 救急科専門医 / 日本消化器病学会 専門医 / 日本腹部救急医学会 認定医 / 日本外科学会 外傷外科医養成研修事業 研修修了者 / がん治療認定

コース活動:

JATECインストラクター

その他: 

日本DMAT隊員

 

本プロジェクトへのご寄附は以下よりお願い致します

※本プロジェクトへのご寄附は、税制上の優遇措置を受けることができます。

 

 

 

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ギフト

3,000

alt

①領収証発行およびお礼状の送付 ※1
②進捗報告の活動報告冊子(PDFデータを電子メールにて送付)

※1 領収証は本クラウドファンディング成立後、2020年8~9月頃の発送予定

寄附者
54人
在庫数
制限なし
発送予定
2021年8月

10,000

alt

①領収証発行およびお礼状の送付 ※1
②進捗報告の活動報告冊子(冊子郵送)
③活動冊子にお名前掲載(希望者のみ)
④本学における研究成果報告会開催 ※2

※1 領収証は本クラウドファンディング成立後、2020年8~9月頃の発送予定
※2 研究成果報告会は2021年夏~秋頃を予定

寄附者
86人
在庫数
制限なし
発送予定
2021年8月

30,000

alt

①領収証発行およびお礼状の送付 ※1
②進捗報告の活動報告冊子(冊子郵送)
③活動冊子にお名前掲載(希望者のみ)
④本学における研究成果報告会開催 ※2
⑤報告会開催後にハイブリッドERおよびドクターカーの見学会を行います ※2

※1 領収証は本クラウドファンディング成立後、2020年8~9月頃の発送予定
※2 研究成果報告会は2021年夏~秋頃を予定

寄附者
24人
在庫数
制限なし
発送予定
2021年8月

50,000

alt

①領収証発行およびお礼状の送付 ※1
②進捗報告の活動報告冊子(冊子郵送)
③活動冊子にお名前掲載(希望者のみ)
④本学における研究成果報告会開催 ※2
⑤報告会開催後にハイブリッドERおよびドクターカーの見学会を行います ※2
⑥当医局HPに寄付者名掲載(個人のお名前のみ、法人名掲載不可) ※3

※1 領収証は本クラウドファンディング成立後、2020年8~9月頃の発送予定
※2 研究成果報告会は2021年夏~秋頃を予定
※3 掲載期間は1年間です

寄附者
13人
在庫数
制限なし
発送予定
2021年8月

100,000

alt

①領収証発行およびお礼状の送付 ※1
②進捗報告の活動報告冊子(冊子郵送)
③活動冊子にお名前掲載(希望者のみ)
④本学における研究成果報告会開催 ※2
⑤報告会開催後にハイブリッドERおよびドクターカーの見学会を行います ※2
⑥当医局HPに寄付者名掲載(★法人名も掲載可能) ※3

※1 領収証は本クラウドファンディング成立後、2020年8~9月頃の発送予定
※2 研究成果報告会は2021年夏~秋頃を予定
※3 掲載期間は1年間です

寄附者
11人
在庫数
制限なし
発送予定
2021年8月

300,000

alt

①領収証発行およびお礼状の送付 ※1
②進捗報告の活動報告冊子(冊子郵送)
③活動冊子にお名前掲載(希望者のみ)
④本学における研究成果報告会開催 ※2
⑤報告会開催後にハイブリッドERおよびドクターカーの見学会を行います ※2
⑥当医局HPに寄付者名掲載(★法人名も掲載可能) ※3
⑦Acute Care Surgery講座研究室内に寄付者名掲載(小サイズ) ※3

※1 領収証は本クラウドファンディング成立後、2020年8~9月頃の発送予定
※2 研究成果報告会は2021年夏~秋頃を予定
※3 掲載期間は1年間です

寄附者
0人
在庫数
制限なし
発送予定
2021年8月

500,000

alt

①領収証発行およびお礼状の送付 ※1
②進捗報告の活動報告冊子(冊子郵送)
③活動冊子にお名前掲載(希望者のみ)
④本学における研究成果報告会開催 ※2
⑤報告会開催後に研究室の見学会を行います ※2
⑥本学HPに寄付者名掲載(★法人名も掲載可能) ※3
⑦Acute Care Surgery講座研究室内に寄付者名掲載(中サイズ)
⑧ドクターカー(車外)に寄付者名掲載(中サイズ) ※3

※1 領収証は本クラウドファンディング成立後、2020年8~9月頃の発送予定
※2 研究成果報告会は2021年夏~秋頃を予定
※3 掲載期間は1年間です

寄附者
2人
在庫数
1
発送予定
2021年8月

1,000,000

alt

①領収証発行およびお礼状の送付 ※1
②進捗報告の活動報告冊子(冊子郵送)
③活動冊子にお名前掲載(希望者のみ)
④本学における研究成果報告会開催 ※2
⑤報告会開催後にハイブリッドERおよびドクターカーの見学会を行います ※2
⑥当医局HPに寄付者名掲載(★法人名も掲載可能) ※3
⑦Acute Care Surgery講座研究室内に寄付者名掲載(大サイズ) ※3
⑧ドクターカー(車外)に寄付者名掲載(大サイズ) ※3

※1 領収証は本クラウドファンディング成立後、2020年8~9月頃の発送予定
※2 研究成果報告会は2021年夏~秋頃を予定
※3 掲載期間は1年間です

寄附者
1人
在庫数
1
発送予定
2021年8月

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