これからのBremenは・・

　震災から10年が過ぎ、2012年より継続してきたBremenでした。はじめはひとり親家庭になったばかりのお子さんが1人でしたが、中国人の先生とアメリカ人の先生がついて家庭教師以上の第三の居場所でした。嬉しいことに現在は大学に入り歯科医になる勉強をしています。

　父親のひとり親家庭のお子さんをお預かりをしたこともあります。仮設住宅までお迎えに行きました。いなくなった海外出身の母親の画像を見せてもらったこともありました。見た目が違うので「中学校のいじめは半端じゃなかった！」という彼も今は公務員を目指して頑張っています。

　父親が急死し進行性の病気の母親を支えながら頑張るお嬢さんもお預かりしました。小学校卒業までクラウドファンディングでご支援いただきレディーフォーで支援いただいた方から誕生日プレゼントを頂いたこともありました。お母様もとても感謝していました。

　こちらのクラウドファンディングで巡り会えた皆様には、継続的にご支援いただいている方も多く、いつも励まされています。

　画像のこのお父さんは、現職のときの生徒です。そのお子さんもBremenを卒業してくれました。子どもはすぐ大きくなりますね。こんな立派なお父さんになってくれて嬉しいです。

　これからBremenは民設民営で質の高い教育の出来る学童保育所を目指すのか、公的な放課後児童クラブを委託運営するのか分かれ道に立っていて、どのようにしたら、子ども達に良い第三の居場所にできるのか悩んでいるところです。

　数年後には選択することになると思いますが、いつでも「子どもを真ん中に」進めていきたいと思います。

　多くの方々のお支え感謝いたします。これからもお見守りいただければ幸いです。ありがとうございました。