おかげさまで子どもたちは元気に学習しています。
暑い日が続いていますが、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。
おかげさまで、子どもたちは毎日元気に朝からBremen にやってきて、歓声を上げながら過ごしています。
この度のプロジェクトも皆様の熱い応援をいただき無事に成立させていただきました。
数年前から継続的に見守ってくださっている方、わざわざ自宅までお届けいただいた方、お菓子と一緒に現金を送ってくださった方、思い出すだけでありがたい気持ちになります。本当に多くの皆様から多大なるご支援をいただきましたこと感謝に耐えません。
Bremenでは、働きながら子育てをしようと頑張っているひとり親家庭のお子さんにも行き届いた学習支援をさせたいと毎日5時からの日常宿題などの学習支援と、6時からの特定の教科に特化した「アフタースクール」を実施いたしました。
特にご支援を頂いた4月5月は、新学期でもあり新しい友達に馴染めない子どもたちや、前年度の学習のまとめができないまま進級してきた子どもたちのケアーで学習以前の生活支援が必要ですので、学習以前の「脱いだ靴を揃える」「椅子に正しく座る」「鉛筆を持つ」「トイレのあとは流す」「小さなことで泣かない」「人の嫌がることを言わない」などたくさんの生活面での決まりごとを教えることになリます。
4月は6年生が卒業したり、スポーツ少年団に入ったために辞めていったりしたお子さんもいて16名からの出発でしたが、その後、学校に馴染めないお子さんや学習遅進のお子さんなどが入り、現在では定員いっぱいの20名が生活しております。
アフタースクールの先生方はプログラミング月・金 国語・算数・特別国語が水曜日、英会話初級・中級が木曜日、生活英語・ピアノ金曜日と別々の専門的な8名の先生方にお願いして、興味関心に応じてそれぞれ学んでいます。ほぼどの教室も5名以内という丁寧な指導をしているため、一人ひとりに応じた対応はどこよりも丁寧にできていると自負しています。
収支につきましては以下のようになります。
皆様から頂戴しましたご寄付は651,000円になりました。
手数料85,932円をさしひいて565,068円を手元に頂く事ができました。
そのうち人件費に多くを使わせていただきました。
4月5月は日中の学習支援の他にBremenの生活の適応にも使わせていただきました。
東城エリ子・マケネリー麻衣子・阿部絵里など6名のスタッフに348,500円を使わせていただきました。一人1ヶ月3万円弱になります。
アフタースクールは1人の先生に1回に付き2000円程度のお礼をさしあげています。8名の先生に2ヶ月で109,348円を使わせていただきました。平均してお一人1万円/月になりませんが、皆様ボランティアと割り切って子どもたちと向き合ってくださいました。
その他、学習支援用の紙やインク、教科書など91820 円を買わせていただきました。これで549668円になりますが残りの15400円はリターン等に使わせていただく予定です。
リターンは8月いっぱいを予定しています。夏休みで朝から子ども達が来るものですから何かと手が空かず、お待たせしてしまって申し訳ありません。もう少々お待ち下さい。
6月1日分からは他の助成金を頂く運びとなりましたので、年内中はなんとか続けることができています。
7月24日には、17名の子ども達と一緒に野外体験を行うこともできました。これだけの質で、子ども達に関わり続けられる民間の放課後児童クラブはそうないのではないかと思います。多額のお金を用意しなくても、学びたいと思った子ども達が学べる環境を作ってやりたいと思っています。
子ども達が良い子に育つこと、ひとり親の保護者が何の心配もしないで働けること、まさに持続可能な社会を作ること、それを目指して日々精進したいと思います。
これからもどうぞお見守りいただければ幸いです。
末筆になりましたが、皆様のご健康とご多幸を祈念してご挨拶とさせていただきます。
ご寄付は大切に使わせていただきました。本当にありがとうございました。