女子が「見えない弱者」になる前に。緊急支援基盤の強化を急げ。

 

5月11日（土）、READYFORさまのご厚意にてオフィスの一部をお貸し頂き、【みんなで考える世界のこれから「SDGsワークショップ」】を開催しました。
※SDGs（持続可能な開発目標）：私たちが直面しているグローバルな諸課題の解決を目指し、国連で採択された全17個のグローバル目標です。

このイベントは、本クラウドファンディングのローンチイベントであり、ケア・インターナショナル ジャパンのインターン3名が中心となって企画・運営されました。 当日は、高校生から社会人までスタッフ合わせ約20名の方にご参加頂き、アットホームで熱気溢れる場となりました。

イベントは、2部構成となっており、第1部ではSDGsワークショップ、第2部ではケア・インターナショナル ジャパン及び挑戦中のクラウドファンディングの説明と、交流会を行いました。 


第1部では、参加者を日本2チーム・ミャンマー2チームの4つに分け、それぞれの国において、どのSDGs項目の重要度が高いかをチームでディスカッションして選定しました。
チームによって重要度の高い項目が異なり、全体で共有する時間では、質問応答が飛び交い、積極的な意見交換が行われました。
また、地球市民として感じる課題は何か、自分が一番重要だと思う項目は何か、といった題目にも各自発表・ディスカッションを行い、背景の異なる参加者の視点の違いを共有する場となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワークショップの終わりには、ファシリテーターを務めたインターンの齋藤より「国によって課題は異なり、SDGsの各項目の重要度も異なる。自力では課題解決が厳しい国にとって、SDGs17番目の項目である"パートナーシップ"はキーとなってくる。 また、世界の課題は、SDGsの1つの目標のみで解決出来る課題は少なく、それぞれの項目が複雑に絡み合っているということを知ってもらいたい。 課題解決のための正攻法はないが、例えばフェアトレード商品を購入するなど、課題を自分事としてとらえ、自分自身ができる行動をしていくことも大事である。」というまとめがあり、第1部は終了となりました。

第2部では、インターンの石丸より、ケア・インターナショナル ジャパンが取組む課題や活動の紹介が行われました。戦後から続く長い歴史と、ケア・インターナショナル ジャパンが今後どのように活動して行くのか、熱を込めて語りました。

第1部で学んだ、世界の課題を解決するために自分が出来ることの第一歩として、今回のクラウドファンディングの紹介がありました。この時、何名かの参加者が、その場で資料のQRコードから該当URLへ早速アクセスをしてくださっている姿が印象的でした。

最後には、参加者同士やケア・インターナショナル ジャパンのスタッフとの交流会が行われました。お菓子やジュースをつまむざっくばらんな空気の中で、スタッフだけではなく、参加者同士での意見交換が活発に行われていました。話が盛り上がり、イベントの終了後も会場に残って会話を続ける方々も複数いらっしゃいました。
イベント全体を通し、改めて、持続可能な開発目標（SDGs）への興味関心の高さを感じる場となりました。


以下、参加者の皆様から頂いた感想をいくつかご紹介させていただきます。
・人によって意見が違うことがわかる良い場となった
・ケア・インターナショナル ジャパンの活動がわかりやすくまとめられており、勉強となった。
・参加型のワークショップであり、活発な話し合いが出来て楽しかった。
・熱意の伝わる会だった。

 

 

本イベントの主旨をご理解いただき、全面的にご協力いただきました玉川大学の太田美帆教授はじめ、当日の運営協力をしてくださったプロボノメンバー、READYFORの皆さまに、そして参加者の皆様へ心からお礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。
 

（文章：浅井 千明）