皆様へ：目標達成のお礼とネクストゴールについてのコメント動画

多くの皆様のお力添えにより、たくさんのご支援をいただいており、本プロジェクトは2024年2月8日（木）に目標金額1,000万円を達成いたしました。今回のプロジェクト開始以降、日々、皆様とのつながりと当プロジェクトの広がりを実感しております。本当にありがとうございます。

実行者である小野孝明より、皆様への感謝の想いとネクストゴールについてお伝えするため、動画を作成しました。ぜひご覧いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

ネクストゴールについてのご案内

 
2月8日に、無事に本クラウドファンディングの目標金額であった1,000万を達成することができました。これまでご支援・ご声援をいただいた皆様には、本当に、感謝してもしきれない思いでいっぱいです。改めて感謝申し上げます。

クラウドファンディングが始まる前は、絶対に達成させる！という気持ちと目標金額を達成するのかという不安な気持ちでいっぱいでした。しかしながら実際にスタートすると、毎日多くの方々から、あたたかいご支援とご声援をいただき、それらが私たちの心の支えとなりました。

このクラウドファンディングを通じて、多くの皆様にご声援をいただき、我々の診療が本当に多くの人方々に支えられていることを改めて実感しております。これからも、一人でも多くの患者さんの力になれるように、引き続き頑張っていきたいと考えております。

さて、クラウドファンディングの期間はまだ1ヶ月ほどあり、この度、ネクストゴール2,000万円を目指すことといたしました。

実は、CAR-T細胞療法を含めた血液疾患治療を充実させるためには、まだまだ整えたいと思っている設備が、いくつかあります。そのうちの1つが、CAR-T細胞を安全に保管するための設備です。患者さんから採取したTリンパ球は、製造施設でCAR-T細胞にかわり、製剤として当院へ搬送されてきます。その後は患者さんへ投与されるまでの間、当院の輸血・細胞治療部にてマイナス150度以下で保管しなければなりません。少しでもその温度を超えてしまうと製剤の品質が担保できなくなり、患者さんに投与できなくなってしまう可能性があります。現在、保管容器を常時監視する機器を設置し、異常を検知した際にはアラームが鳴るようになっていますが、すぐには温度が確認できません。さらに安全性を高めるために、輸血・細胞治療部のスタッフが温度をモニターなどですぐに確認できる態勢を整えたいと思っています。

既にご支援をいただいた1,000万円は、当初からの予定通りCAR-T細胞療法のリンパ球採取に用いる「遠心型血液成分分離装置」の購入額（約1,600万円）の一部として使用させていただきます。今回のネクストゴールでは、機器の購入に加えて、当院のCAR-T細胞療法を含めた血液疾患治療の院内整備のために使用させていただきたいと思っています。

本プロジェクト達成には、まだまだ皆様からのご支援とご声援が必要です。それが、プロジェクトをさらに前進させる大きな力になります。皆様の想いと期待を実現できるように、これからも全力で取り組んでまいります。引き続き、あたたかいご支援をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。