Next Goal：山口共同代表からのメッセージ

みなさま

たくさんの方々からのご支援を頂いて、クラウドファンディングの第一目標額が達成されました。Nuke Info Tokyoの来年度発行を継続できる見通しが立ちました。たいへん有難うございます。

先日、NITの204号を発行しました。ご覧いただいたでしょうか。ウェブサイトから印刷すると全32ページになります。エネルギー基本計画の徹底批判、東京電力柏崎刈羽原発で起こり得る事故にさいして避難は可能か、UNSCEAR 2020レポートの問題点、福島原発の現状、2020年度の日本の原発事故一覧、そのほか、Who’s Who欄で鎌田 慧さん、ニュースウオッチ欄で、敦賀２号炉、福島の汚染水、関電高浜原発用のMOX燃料の輸送船情報、伊方原発の再稼働の延期、福島原発労働者の労働災害認定、等々記事満載です。詰め込み過ぎの感もあります。

それは隔月刊なので、つい、というのが正直なところです。しかし、現在寄せられつつある基金がネクストゴールを達成できそうな状況です。残り7日間でそれが叶いますと、来年度には、複数回の臨時増刊が可能になります。わたしたちは、英語での日本の原発情報を全世界へ発信し続けたいと強く希望しています。

当室のウエブ連続講座第８回は10月26日（火）、18~19時、江守正多さん（国立環境研究所）による「地球温暖化問題」です。今年度ノーベル物理学賞の真鍋淑郎さんのご研究にもつながっています。ご期待ください。

一層のご支援を是非ともよろしくお願いする次第です。

2021年10月25日

山口幸夫（原子力資料情報室・共同代表）