クラウドファンディング5日目を終えて

こんにちは。監督の奥間です。
昨日、1/17（火）でクラウドファンディング開始から5日が経過しました。207名の支援者の皆様のおかげで、早くも目標金額の86%にあたる260万円のご支援をいただきました。本当にありがとうございます。正直、とても驚いております。

「クラウドファンディングはスタートダッシュが肝心だ」。
そのアドバイスを聞いてから、最初の5日間でできるだけ多くの方にこの映画を知ってもらうために準備してきました。それでもなお「本当に大丈夫なのだろうか？」という不安を抱えながらクラウドファンディング初日を迎えました。しかし蓋を開けてみると、初日にもかかわらず100万円を越えるご支援をいただき、私個人が掲げていた目標を大幅に越えることができました。古くからの友人知人のみなさんや最近お会いできていない方、はじめましての方など、多くの人から励ましをいただき大変感激しています。

少数精鋭で行うドキュメンタリー映画制作は、意外と孤独な作業です。長い間、企画を継続する中で、順調なときよりも困難なときがほとんどと言っても過言ではありません。まるで暗い夜道を一人で登山するような、そんな心もとない気持ちになりがちです。そのため、今回のクラウドファンディングの実施を決めるまでにも、相当の迷いがありました。「一体誰がこの企画のために支援をしてくれるのだろう？」そんな気持ちを拭えないままだったのです。

しかし、みなさんのご支援や励ましの言葉を受け取った今、この映画が多くの人々に支えられていることに気づくことができました。いつもお世話になっている方々からの応援に加え、思いがけない再会と新しい出会いに、いまとても励まされております。
重ねて感謝申し上げます。

まだクラウドファンディングが終わったわけでも、映画が完成したわけでもありません。私が真にやるべきことは、みなさんからいただいた支援を大切に使って良い映画を作り、多くの人に観てもらうことです。ご支援いただいた皆様には、映画の完成まで見届けていただきたい。そう思っております。引き続き、ドキュメンタリー映画『骨を掘る男』を気にかけていただけると嬉しいです。

そして、この映画は具志堅隆松さんの長年に渡る遺骨収集の活動があってのものです。快くカメラの前に立ち続けてくださっている具志堅さんに、この場を借りて心から感謝申し上げます。