「夢の図書館」プロジェクトへのご支援をいただきありがとうございました。

ご支援をいただきました皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

「夢の図書館」プロジェクトのクラウドファンデシングが成功裏に終了したのは、2015年12月14日でした。

あの日から、丁度、8年が経過しました。

「光陰矢の如し」、あっと言う間の8年間でした。

 

「夢の図書館」は、2019年に、八王子市高尾から、青梅市東青梅移転して正式オープンしました。

その後、多く方に利用いただき、1万冊を越える貴重本を寄贈いただきました。

併設した「マイコン博物館」にも、多くの貴重機材を寄贈いただきました。

2020年頃には、本と機材が、東青梅の展示スペースから溢れました。

近所に倉庫を借りて、寄贈本と寄贈機材を受け入れてきましたが、倉庫も4ヵ所に増え、パンク状態になりました。

 

拡張移転を真剣に検討していたところ、青梅駅から徒歩2分の場所にある、りそな銀行 旧 青梅支店の建物に移転できる事になりました。

今までの10倍の広さがある建物ですので、溢れていた収蔵品を全て集めて展示できます。

元銀行だった建物なので、強固な金庫室、高度な警備システムなどを、そのまま引く継ぐ事ができるという、図書館・博物館としては、これ以上の好条件の物件は無いという幸運に恵まれました。

 

 

新拠点の1階に「夢の図書館」、2階に「マイコン博物館」、3階に「模型とラジオの博物館」をオープン予定です。

広さが今までの10倍になりますので、お楽しみください。

 

活動を続けるために財団法人を設立して引き継ぎします。

 

この移転を機に、所蔵本、所蔵機材を未来へ安定して遺すために、財団法人を設立して、全ての資産を寄付しました。

 

新しく設立したのは、一般財団法人 科学技術継承財団です。

 

歴史資産を、個人や株式会社が所有していると、持主や、株主が他界したときに、相続の問題が発生して、貴重なコレクションが四散したり、処分される事例が多いです。

 

財団法人は、まとまった資産を未来へ引く継ぐための組織形態なので、代表者が他界しても、理事が交代する事で、歴史資産を未来へ遺す事ができます。

相続の問題が無いだけでなく、公益事業に関しては、法人税的にも優遇されます。

 

「夢の図書館」プロジェクトでも、将来的に財団法人化して、ご支援いただいた資産を未来へ引く継ぐことを表明しておりましたので、お約束を果たす事ができました。

 

「一般財団法人 科学技術継承財団」は、2023年2月27日に設立登記されました。

 

拡張移転後のリニューアルオープンは、2024年 春 予定

2023年8月より拡張移転作業を進めております。

もの凄い量の本と機材がありますので、とりあえず運び終わるのが、2023年12月末予定です。

 

 

 

2024年 春のリニューアルオープン時に、支援者様をご招待いたします。

 

2015年12月の「夢の図書館」プロジェクトにご支援いただいた皆様をご招待いたしますので、

是非、ご来館願います。

 

前回のクラファンにご支援いただいた際の「1日利用券」の有効期限が経過している、券を無くしてしまったという事は、お気にされないでください。正式にご招待いたします。

 

一部の支援者様に関しては、2015年のクラファン時点での郵送先、メールアドレスでの連絡が出来ない方が存在します。

この活動報告をご覧いただきましたら、「夢の図書館」まで、ご連絡願います。

 

下の写真は、2015年12月の「夢の図書館」プロジェクトにてご支援いただいた本棚です。

新拠点に、使い慣れた本棚を運び込んだところです。

お約束通り、移転後も、財団法人への移行後も、ご支援いただいた本棚を大切に使い続けます。

 

新拠点は、銀行の居抜き物件なので、厳重な管理が必要な「閉架書庫」は、以下の写真で紹介する、元金庫室に設けます。

ここまで厳重な管理が行われている図書館は、日本ではここだけかもしれません。

 

 

閉架書庫の内部は、書庫に改造する内装工事が進行中です。

金庫室内の一部の内装工事が出来たので紹介します。

 

 

「マイコン博物館」の拡張移転応援クラウドファンデシングを2023年12月22日まで開催中です。

 

同じReadyforにて、「青梅にあるマイコン博物館の拡張・移転へのご支援をお願いします」というクラウドファンデシングを開催中です。

 

「青梅にあるマイコン博物館の拡張・移転へのご支援をお願いします」

https://readyfor.jp/projects/2023_ComputerMuseum295

 

広さが10倍という恵まれた場所に移転するので、博物館として、お客様を迎え入れるための内装工事費用が増大しております。

この内装工事費用へのご支援を、上記クラウドファンデシングにて、お願いしておりますので、是非、ご支援をお願いいたします。

現在、全国から600名を越えるご支援をいただいておりますが、リニューアル費用の方も増大しておりますので、ご支援をいただきますと、大変助かります。

 

「夢の図書館」を充実させる作業は、これからも続きます

お忙しいと思いますが、2024年春になりましたら、青梅駅そばの「夢の図書館」まで、是非、おいでください。

併設する「マイコン博物館」「模型とラジオの博物館」の展示内容も充実します。

新拠点は、JR青梅線 青梅駅から徒歩2分です。来客用の駐車場もあります。

「夢の図書館」の最新情報は公式Twitterをご覧ください。

https://twitter.com/Dream_Library_

 

「夢の図書館」へのご支援いただき本当にありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

 

「夢の図書館」プロジェクト　吉崎 武