戦争で引き裂かれた夫婦が72年の年月を経てダーウィンで再会する

戦争で引き裂かれた夫婦が72年の年月を経てダーウィンで再会する

支援総額

890,000

目標金額 800,000円

支援者
70人
募集終了日
2015年8月9日

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2015年08月06日 01:38

明後日には河原真治さんのご家族が来られます

ご支援いただきありがとうございます。プロジェクトを立ち上げたSachiこと平山幸子です。


オーストラリア、ダーウィンでの戦没者の慰霊を始めて約5年、ようやく私の願いがかなうこととなりました。今日はこの散骨がなぜ重要なのかを書いてみようと思います。
 

2010年ごろより、私はダーウィンが第二次世界大戦で日本軍による大きな被害を受けているにも関わらず、恨みつらみを言わず、多くの人が過去を過去のことととらえていることを知り、これを何とか日本に伝えねば!と考えていました。

 

どうやったら伝わるだろうか?と悩み、ブログを書き始めましたがなかなか効果がない。それで、2011年のダーウィン空爆記念式典にいき、空爆で亡くなった日本人の慰霊をしたいということを態度で示しました。これはかなり注目を浴びたのですが、しかし誰も私に石をぶつけるでもなく、罵声を浴びせるでもなく、つつがなく献花を行うことが出来ました。(ニュース画像はこちら https://www.youtube.com/watch?v=3p_k7q_gc-8

 

そして、遺族でもない人間が慰霊活動を行っても大丈夫なのだから、この地で亡くなった日本兵や潜水艦の乗組員のご家族が来ても大丈夫だと確信し、北部準州政府の協力を得てJTBさんにツアーを作っていただきました。2012年のことです。しかしこれはまだ少し時期が早かったのでしょうね、遺族の方が一人しか見つからず、ツアーはキャンセルになってしまいました。そしてこのころからバッシングが始まります。「遺族を被害の大きかった土地に連れて行き、謝罪されるつもりだ」という反日活動家の扇動に載った人たちが嫌がらせを始めました。また地元の日本人からも、「被害者の気持ちを考えて、そういう活動は辞めてほしい」と言われました。

 

このように孤立無援で、「自分のやっていることは間違っているのだろうか?」と悩んでいた時に、一番応援してくれたのはダーウィンの人々でした。日本の為に命を落とした人たちを慰霊しようとしたら、日本人に反対されるが、逆に、逆に攻撃を受けた国の人たちから「自国の為に戦った人には敬意を払うべき」諭される、という何とも矛盾した状況がここダーウィンで起こっているのです。

これは、やはり何としても多くの人に知ってもらわねば!と思い、日本のメディアに接触をして、ようやくNHK長崎が取り上げてくれました。ありがたい!(NHK長崎ニュース
 

そうしてようやく本望である「ダーウィンで亡くなった兵士の遺族が慰霊の為にやってくる」という願いがかなうこととなりました。これには昨年9月、日豪を含む多国籍の合同訓練に来られた海上自衛隊護衛艦はたかぜが執り行った「日豪合同慰霊祭」が大きな役割を果たしました。(その時の様子はこちらから→ ABCニュース

 

この合同慰霊祭のことを梅崎元艦長が日本で啓蒙してくださり、それを知った河原真治氏のお孫さん、理恵さんが、「祖父真治氏が、美代子さんを連れてくるよう呼んでいるのだ」と感じ、散骨の為に訪豪を決意したのです。護衛艦はたかぜがメッセンジャーの役目を果たしてくれたのですよね、何と頼もしい伝言船です。

などなど羽陽曲折あり、散骨がかなうことになったのですよ。関係者のみなさんにとってはもちろん散骨のシーンが一番盛り上がるところなのでしょうが、個人的には河原家のご家族がダーウィン空港にこられるのをお迎えするのが、私にとってのクライマックスになりそうです。そのためにずっと活動してきたわけですからね。

 

とか言いながら、まだまだ何も用意できていなかったりします。レストランの予約やお花の手配などすることがいっぱい。その上、北部準州政府の多文化共生大臣が州議会議事堂にご招待くださり、またオーストラリアのメディアの取材も入りそうですし、色々とありそうです。

 

!こんなんで短編映画とか撮れるのか!?と心配になりますが、しかし河原家ご一家の波乱万丈ぶりは本当にドラマのようですから、下手に作りこまずに事実を淡々と積み重ねていくだけで、きっと感動的なお話になるとと思います。私としては、さらにはこの散骨を手配してくださったダーウィンの人々の様子を入れたいなと思っております。「ええ話~」にした多くの人に見てもらいたいですからね。

 

ということで、私が作る短編映画はおそらく、スリルとサスペンスで行きつく暇もない展開、、、なんてことにはならず、おそらく淡々としたものになると思いますが、それでも話の素材が良いので十分ロマンチックですし、その上日豪友好が深まり、ダーウィンの知名度は上がり、オーストラリア人の株も上げの、そしてなんといっても見た後にとても気持ちの温かくなるような映画になると思いますよ。写真を見てもほのぼのしていますしね~ それにしても美代子さんのお美しいこと^^

 

 

そういうわけでダーウィンプロジェクト  どうぞよろしくお願いいたします。現在のところ635000円ご支援いただきありがとうございます。あと三日で165,000円必要なのです。応援、拡散、どうぞよろしくお願いします。

 

リターン

3,000


alt

①お礼のメッセージ
②ショートフィルムのクレジットに
お名前を入れさせていただきます。(日本語)

支援者
26人
在庫数
制限なし

10,000


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①お礼のメッセージ
②ショートフィルムのクレジットに
お名前を入れさせていただきます。(日本語)
③今回作成するDVD送付

支援者
41人
在庫数
制限なし

50,000


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①お礼のメッセージ
②ショートフィルムのクレジットに
お名前を入れさせていただきます。(日本語・英語)
③今回作成するDVD送付

支援者
3人
在庫数
制限なし

100,000


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①お礼のメッセージ
②ショートフィルムのクレジットに
お名前を入れさせていただきます。(日本語・英語)
③今回作成するDVD送付
④オーストラリア、ダーウィンに来られた際、
戦争博物館のご案内(日本語ガイド)

支援者
0人
在庫数
制限なし

200,000


alt

①お礼のメッセージ
②ショートフィルムのクレジットに
お名前を入れさせていただきます。(日本語・英語)
③今回作成するDVD送付
④オーストラリア、ダーウィンに来られた際、
戦争博物館へのご案内
⑤ダーヴィンの市内観光
⑥イーストポイントで夕日を見ながらののBBQ

支援者
1人
在庫数
制限なし

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