重度心身障がい児とその親の、社会参加の場づくりへ

　ハンカチたためないってどういうこと？と思われる方も多いと思います。我が家で長年起きていたことを紹介します。

 

　洗濯物をたたんでしまう、これ私の嫌いな家事のうちの一つ。つい後回しにして洗濯物の山を作ってしまいます。その山を重い腰を上げせっせと片付けていると暇そうにしている娘が横にいる。ハンカチくらいならとお手伝いをお願いしてみる。できた！と喜ぶ娘の傍らには、「ん？丸めた？」と思われるハンカチ。(※１)「これじゃしまえないからとこうしてたたんで」と教えながら本人の目の前で思わずたたみなおしてしまう私。そして完全に機嫌を損ねる娘。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(※１)

　

 

 

 

 

　これが何年にもわたって起きていました。ありがとうと言って後でこっそりたたみなおしておいたらいいじゃないかという考えもあると思いますが、私は親子でもめることなく自然とたたむ力がつくハンカチを作ろうと考えました。

それが「自分でたためるハンカチ」です。(※２)

 

ハンカチの表裏両面の４隅にマークがついており、同じマークどうしをあわせることで自然ときれいにたためるようになっています。うちの子はこれでたためるようにようになりました！

(※２)

注)写真は試作品です。娘の好きなTVキャラクターを使っております。これは販売できません。
 

 

３/31に出店予定のハミング・オアシスではこの「自分でたためるハンカチ」を実際に作っていただくワークショップも予定しております♪