邪馬台国と卑弥呼に科学で迫る＆倭国を描く プロジェクト

歴史に触れるようになって2年間が過ぎました。

この間に気付いたことがあります。それは、歴史を知ろうとすると、種々の分野が含まれているということです。芸術には、仏像などの彫刻、絵画、書、文学などなど数え上げるときりがありません。ほかにも、建築、土木、天文、医学、薬学、宗教や政治、戦争史など社会科学のあらゆる分野が含まれています。他にも科学分では、気象や地学、物理学、化学・・これらも非常に多くの分野が網羅されており、人間の営みが述べられているわけですから人類の歴史に登場したものはすべて含まれています。さらに、歴史的結果に至る過程も興味あるものが含まれているのは当然のような気もします。

もう一つ我々の日常の物的進歩の陰には、科学の進展があります。現代では、多くの人が科学的なもの、例えば、通信技術（現代の光、宇宙など含む）など理解に及ばないものと俗にいう”専門家”に任せておけば・・、任せるしかない・・と考えがちです。元理科系人間の私にしてみれば、現代の無線通信の技術は、昔の糸電話とほとんど実態は変わらないと思います。（ちょっと難しくなりますが）電波通信には、”搬送波”という概念があります。実は、電話の音声などは信号として伝えるわけですが、この（音声やデジタルデータは）信号だけが伝わるのではなく、実は、信号の波（信号波）を搬送波に乗せて送るのです。すなわち、搬送波は糸電話における”糸”なんですねぇ。この糸に、人の声の音で出来る信号を糸を使って伝えてもらうのですから、何のことはありません。現代の先端技術と思えるものも、じつは構造や原理は古いものから発想を得ていますので、専門家たる者、易しく理解できるように説明すべきと考えますが、現実はそうは行かないようです。

必要なのは、ニュートン力学ぐらいだと思います。例え、量子力学を知ったところで、人間がトンネル効果で直ちに恩恵に預かって、敵前逃亡できるわけでもありませんし・・。
以上が、歴史と科学さえ学べば十分で、歴史を学ぶ中で、興味ある分が出来れば、そこを深堀してみる・・、それで十分で、”上空から物は落ちてくること”さえ知っていれば十分に社会で戦えるような気もします。

あと、人間には”思考”というものがありますから、”故に我あり”のように、人ととして、考える時間を余裕として持つ・・、そんな”３”科目で十分なようにも考えますが、如何でしょうか・・？

ｊ