トンガリーズ。元気と勇気を届けてきました!!
ブレイブチャレンジ〜高校生ができること〜
「一歩踏み出す勇気」を!!
4月3日(土)18:40〜
10分間の「打ち上げ花火」と「LEDスカイランタン」は、たくさんの方の心に感動を届けることができるものとなりました。

もともとイベントを予定していた、3月28日(日)は雨のため延期。
その後、1週間の天気予報は、曇天続き。
春の天気にこんなにも頭を抱えたことは初めてのことでした。
そんな状況の中、迎えた4月3日。
穏やかな風が気持ちよく、Tシャツで過ごせるほどの晴天。
約半年間かけて準備をし、諦めることなく懸命に取り組んできた僕たちを応援してくれるようでした。
これまで、イベントに向けて準備をする過程でたくさんの方に支えられてきました。
クラウドファンディングでご支援頂いた皆さんはもちろん、地元の漁師さん、市役所・警察・消防に所属する行政の皆さん、藤沢の青年会議所の皆さん、藤沢市に根をはり活躍される協賛企業の皆さん、そしてトンガリーズをサポートしてくれた運営スタッフ。
本当にたくさんの方に支えられ、応援していただき迎えられた当日でした。
イベント当日は、ハプニングの連続でした。
笑えないハプニングも、笑えるハプニングもたくさんありました。
フィナーレを飾る10分間の打ち上げ花火は本当にキレイで、自分たちが創り出したものとは思えないくらい、心奪われるものでした。
「湘南花火」さんが創る、花火は贔屓目で見ても、本当に素晴らしい演出力でした。

ありのままの自分でいられる場所
今回のプロジェクトによって、トンガリーズの目標であった「地域の方や同世代である中高生に元気と勇気を届ける」ということを実現することができました。
コロナ禍の制限された中での準備でしたが、彼らが創り出した景色は、多くの方の心を明るく照らしてくれました。
この経験から、「やってやれないことはない。」と少しでも、トンガリーズのメンバーが思えたのであれば、僕としても本望です。
約1年半前、卒業生である2人の高校生と立ち上げた高校生団体「トンガリーズ」。
立ち上げに至っても、紆余曲折ありました。
目指したい方向性を3人で話し合い、どんなことがあっても最後までやり切ろうと誓い合ったことを覚えています。
そこから、仲間を集め20名弱の団体に。
「違い」は「可能性」である。
それを大切に、これまで頑張ってきました。
子どもたちが、ありのままの自分でいられるように、自分の可能性を信じられるように。
僕ができることを何か少しでもやってあげたいと、本気になってやってきました。
こんな活動をしていると、批判も当然あります。
「先生として目の前にいる子どもたちに100%を注げていないじゃないか。」と。
「周りの先生や学校にも迷惑をかけることになる。」
「今の学校が自分に合わないのなら、早く辞めればいいのに。」
と言われることもありました。
目の前にいる、「子どもたちが可愛くないわけがない。」
悔しい思いは、飽きるほどしてきた3年間でした。
本当だったら、自分も「情熱を持って子どもと向き合っていれば、子どもの未来は間違いなく豊かなものになる」と、ずっとそう信じて教員生活を送っていたかった。
でも、「イマ」を変えずに、子どもたちの未来を幸せにできるはずがない。
そう思って、自分と闘ってきました。
なりふり構わず前に進み、迷惑をかけた方もたくさんいます。
前に進む中で、明確になった自分の気持ちがあります。
子どもたちが歩みたい道を見つけ、叶えることができる「教育」を創りたい。
ということです。
そのためには、「ありのままの自分でいられる場所が、子どもたちには必要だ」とトンガリーズは教えてくれました。
子どもたちには「やりたいこと」を!「歩みたい人生」を!
なんて世の中は言うけれど、学校や社会の、「こうあるべき」の圧力に勝てずに、生きづらさを感じている子どもたちは沢山います。
風船の色と同じように、子どもたちにもたくさんの個性がある。
白じゃなきゃいけない、黒でないとダメだ。と言われる環境の中で、子どもたちは本気で「赤がいい!」「青がいい!」と叫べるのだろうか。
そんな疑問が頭からずっと離れません。
白や黒に押し込められる中で、いつしか子どもたちは「青や赤でいたかったはずの自分」を忘れてしまっていくのではないかと思うこともあります。
イベントが終わった後のイマ。
たくさんの反響を頂きました。
その反響を目にして、「本当にやり切って良かったね。」とトンガリーズと話をしていました。

トンガリーズの立ち上げから携わったメンバーのほとんどは、高校を卒業し「進学、浪人、就職」と別々の道を歩むことになります。
これまでの活動を通して、「やってやれないことはない」と彼らも思ったはずです。
僕もそう思いました。もちろん、たくさんの方のお力があった上での話です。
この経験が、これから彼ら彼女らが未知の世界に進むときの「勇気」になればと思っています。
僕も、次の道に向かって進んでいこうと思います。
これからは、仲間でありライバル。
どちらが自分の人生を楽しめるか。
どちらがより多くの人の幸せを創っていけるか。
仲間が増えることと同じくらい、ライバルが増えることが嬉しいです。
トンガーズのメンバーも6名になり、ここからが再スタート。
出会い、挑戦を通して、人生を面白がれる団体に、これからもしていきます。
「教育」を通して、「地域」を面白く。
「地域」を通して、「教育」を面白く。
働き始めて12年。
次の12年は、どんな12年になるか今から楽しみで仕方がありません。
トンガリーズに、一番「自分の人生にワクワクさせてもらえたのは、僕かもしれない。」そう思っています。
本当に、応援して下さりありがとうございました!!
皆さんから頂いたご支援は、全て打ち上げ花火の一部として充てさせて頂きました。




















