支援総額
目標金額 1,700,000円
- 支援者
- 120人
- 募集終了日
- 2017年1月27日
なぜ学びの場の環境向上、構築活動なのか③
こんにちは!石田純哉です。
連続シリーズとなっています「なぜ学びの場の環境向上、構築活動なのか」の最終回です。このテーマの最終回の前に目標額を達成することを想像していませんでした。皆様からのあたたかいご支援、応援メッセージに何度も励まされました。一同、心より感謝申し上げます。残り期間もあとわずかです。直接活動費ではありませんが運営費へのご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。
また、先日1月15日(日)に、ご支援をお願いするチラシを配るために一般公募で申し出て頂いたボランティアの方と一緒に名古屋駅周辺で活動しました。寒い中、本当にありがとうございました。一緒に活動をさせて頂いたことから新たに人との繋がりが広がりました。寒い中、手を差し出しチラシを受け取って頂いた皆様に対しましても併せまして感謝申し上げます。
写真1:名古屋駅前でのチラシ配り
前回、水に関わる活動をすることで、より総合的な視点で教育支援に取り組まなければということ、そして、その総合的な意味を込めて「学びの場の環境向上、構築活動」という考え方をしているということに触れました。
学びの場の環境とは学校での学びの場の環境だけを指しているわけではありません。家庭、地域など、あらゆる学びの場を含んでいます。そして、そうした学びの場の環境を向上、構築することで地域が抱える様々な問題を地域の力で解決していくための土台ができあがっていくと考えています。
地域に存在する問題は他の多くの問題に関連しています。そのことを強く感じたことが村落開発普及員として村から村をバイクで回りながら水に関連する問題に取り組んだ青年海外協力隊期間です。
前回の投稿で紹介しました深井戸での水汲みですが、地域によってはこの深井戸がなく、川、沼、湧き水などを使用しています。例えば、毎日片道2キロ程度の川までを歩いて水汲みに費やす場合を想像してみてください。これは水汲みに費やす時間による学習時間を直接失うこと、衛生的でない水を使用することによる感染症、下痢などにより登校ができなくなること、さらにはその水汲み自体による疲れのため勉強に集中できないということがあります。また、トゥリポラ小学校があるブセラ郡では、大多数の人々は農業に従事し収入を得ています。つまり、水汲みに要する時間は、直接的に農業という家庭での収入を獲得する活動に影響を与えます。
深井戸があれば全てが解決するということでもありません。もちろん、私たちがご支援をお願いさせて頂いている教室と同じように、それがあるだけで多くの人々が救われるものであることは確かです。しかし、同時に、その水を綺麗な状態に保つためにも地域の清掃、ゴミの廃棄場などを考える必要があります。トイレの存在も水を綺麗に保つためには重要です。また、深井戸を地域住民の方々が管理していけるようにする必要もあります。
水という一つのテーマが教育、保健衛生、経済活動などたくさんのことに関係しています。私たちが活動を進める中で、もし、地域に深井戸がないことが人々の学びの機会を大きく損ねている場合があれば、地域と連携し深井戸を掘ることも考えなければいけないと思います。なぜならば、学びの場の環境向上、構築という私たちの活動目的の範囲だと考えるからです。
では、このプロジェクトで進める小学校の教室建設はどうでしょうか?現在、公立の小学校であるトゥリポラ小学校はわらぶきの2教室で運営されています。当然、教材などを保管しておく棚などもありません。机、イスすら十分な数がありません。こうした状況で6年間学び、小学校を卒業することがどれだけ困難なことでしょうか。
写真2:トゥリポラ小学校のもう一つの教室
ブセラ郡は電気もない郡ですので、夜に家庭で勉強することはできません。そして、学校から帰宅すれば水汲み、弟、妹の面倒をみるなど、たくさんの家庭でのお手伝いがあります。私たちはそうした子どもたちが学校で過ごす大切な時間を守りたいと考えています。この教室と棚があるだけで教材の管理もできることから、子どもたちはよりしっかりと勉強ができるようになります。机とイスがあるだけで子どもたちの身体への負担も軽くなります。つまり、学校での限られた時間が子どもたちにとってより安心できる時間であることは、子どもたちが家庭で担っていることにもいい影響を与えます。そして、それはトゥリポラ小学校で授業をする先生たちにも同様な影響があります。こうした教室があることにより、自身の能力の向上なども考える余裕が生まれてきます。子どもたちがしっかりとした環境で学ぶためには、先生もしっかりとした環境で仕事ができることが大切です。
写真3:教室での授業、これは先生にとっても大切なことです
私たちが進める教室建設プロジェクトはブセラ郡での学びの場の環境向上、構築事業の1つです。この教室ができるだけで全ての問題が解決されるわけではありません。能力向上の機会が限られている先生たち、足りない教材、トイレが存在しないこと、足りていない教室、学校運営に対する地域の方々の意識など全てが取り組まなければいけない問題です。
学校を離れてしまった子どもたち、また学ぶことができたらと感じている大人たち、そうした全ての方々の学びの場の環境向上、構築を続けていきたいと考えています。学ぶことができても、学んだことを活かすことができる機会が無い、限られていることも事実です。ただし、その機会を見つける、逃さない、作り出すためには学ぶことが必要になります。私たちは地域の方々の可能性を広げるため、そして、全ての人が笑って暮らせるようになればと考え、その土台となる学びの場の環境向上、構築活動を続けていきます。
写真4:笑顔で生きていけるように学びの場の向上、構築活動を続けます
リターン
3,000円
感謝の気持ちをメールでお届けします
・お礼のメール
・写真付きの活動報告を受け取れる権利
※学校完成後にご案内します
- 支援者
- 56人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年7月
10,000円
サポーターとしてあなたのお名前をサイトに掲載致します
3,000円のリターンに加えて、
・お子さまからのメッセージムービーを受け取れる権利
※学校完成後にご案内します
・団体サイトにサポーターとしてお名前を掲載する権利
※学校完成後にご案内します
・現地の特産物を受け取れる権利
※学校完成後にご案内します
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年7月
10,000円
[応援コース]リターン費用がかからない分、プロジェクトのために使用させていただきます
・お礼のメール
- 支援者
- 39人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年7月
30,000円
教室完成後の報告会にご招待します
10,000円のリターンに加えて、
・教室建設後の日本での報告会への参加できる権利
※会場・日時は後日ご案内いたします
※報告会後に有料の懇親会も予定しております
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年7月
30,000円
[応援コース]リターン費用がかからない分、プロジェクトのために使用させていただきます
・お礼のメール
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年7月
50,000円
[企業・団体様向け]協賛企業・団体としてサイトにお名前を掲載致します
30,000円のリターンに加えて、
・協賛企業・団体として団体サイトにお名前を掲載する権利
※学校完成後にご案内します
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年7月
50,000円
[応援コース]リターン費用がかからない分、プロジェクトのために使用させていただきます
・お礼のメール
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年7月
100,000円
[企業・団体様向け]代表の石田が講演に伺います
50,000円のリターンに加えて、
・ル・スリール・ジャポン代表の石田が講演に伺います
※交通費はご負担いただきます
※日程はご相談の上決定いたします
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年7月
100,000円
[応援コース]リターン費用がかからない分、プロジェクトのために使用させていただきます
・お礼のメール
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年7月