大井川“命の水”と“生物多様性”を守る活動を継続します。
ご支援頂いた皆さまへ
2022年が暮れようとしていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
リニア静岡工事は、国交省有識者会議において、そのテーマが、水資源から生物多様性に移りましたが、水資源問題の中間報告は、静岡県が要望した47項目のうち、議論されたのは数項目であり、しかも解決策が示されたわけでもなく、的を射たものではありませんでした。
したがって、みなさまのお願い致しました「大井川“命の水”と“生物多様性”を守る活動」は、JR東海の静岡県への対応、指導役の国土交通省に対して、「おかしいじゃないですか?」といった声を上げ、「大井川の命の水と生物多様性が守られるまで着工は許可できない」というスタンスを維持・強化することに重きを置いてきました。
また、先日お願い致しました通り、国交省有識者会議メンバーとの意見交換を通じ、流域首長の水問題への理解に齟齬が生じ、静岡県専門部会との情報交換会を通じ、首長自身が誤解に気付くケースもありました。そこで、流域首長と静岡県との意思統一のために意見書を提出するべく、アクションを起こしております。流域首長同士、流域の首長と住民との間に“分断”を生じさせようとする動きに対し、粘り強くアクションを続けていく予定です。
【参考サイト】
https://www.facebook.com/groups/408451843630301/permalink/895148968293917/
[写真/大井川の源流:間ノ岳]
皆さまにご支援頂いたクラウドファンディングは、以前もお知らせした【収支報告】の通り、活用させて頂きました。ご支援終了時に報告させて頂いた今後の予定等については、以下の通りです。
▶活動継続中
- 「リニア中央新幹線南アルプストンネル工事中止を求める署名運動」
- 流域市町の市議や有志と連帯した、市町議会における一般質問の共同作成、JR東海・国土交通省への意見具申など、流域住民としての立ち位置を再確認し、地に足をつけた活動
▶2022年4月24日
映画『大鹿村から吹くパラム』の上映会と、「リニア中央新幹線静岡工区」に対する静岡県の考え方や対応についてお話頂く、静岡県くらし・環境部環境局による“出前講座”を、約50名の方にお集まり頂き、盛況うちに終えることができました。
▶2022年6月2日
国交省と環境省に対して質問書を作成し、衆議院議員第二会館にて政府交渉を行いました。県内国会議員や以前、南アルプス視察に訪れた議員にも参加要請し、何名かはご参加頂きました。これは、継続して行きたいと考えています。
▶2023年1月20日
「リニア中央新幹線静岡工区に関する要望と質問」を集約の上、流域首長に提出します。
「要望と質問」にご賛同頂ける方の入力フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe-FCIBKf2WeCx7UfTnnxlB6m5I_hsbduc8bE_yXWrLrzJlTw/viewform
今後もご支援頂ければ嬉しいです。これをもちまして、プロジェクトの終了報告とさせて頂きます。
【収支報告】
合計:789,000円をご支援いただきました。
REAY FOR様のシステム利用料104,148円を差し引いた、684,852円について、以下の通り活用させていただきました。
街宣カー稼働費用 224,059円
幟の制作・設置費用 221,088円
チラシ製作費 147,883円
返礼品の費用 85,622円
宗像氏勉強会費用 6,200円
[合計] 684,852円