義足開発ものがたり　【その４】

義足開発ものがたりの続編です。いつもご覧いただきありがとうございます。

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さてさてある条件のもとコンピューターが自動生成した形は？

こんな感じになりました。足でいうかかと部分の構造は義肢装具士の先生やメンバーたちと導き出した構造。その形状は残しながら導き出されたカタチです。非常にプリミティブだが、デザイナーのイマジネーションを刺激するには十分ユニークなカタチでした。ここからどうすればもっと靴が履きやすくなるかなど使い勝手を意識しながらより魅力的な形状をクリエーションしていきます。

我々人間は人の想いを感じ取ることができます。今回で言うと眞田選手の気持ちです。彼と会話しながら、彼の好みや期待などの気持ちを我々デザイナーが受け取り、我々メンバーの想いのせながらイメージをとがらせていきます。まだまだこの領域は人知が必要な部分でしょうか。そんなことも考えながら日々デザインしてたりします。　つづく。

上記写真：このスケッチは全日本マスターズ優勝記念に眞田選手にプレゼントしたモノ