
支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 551人
- 募集終了日
- 2020年6月30日
ケニアのCOVID-19感染状況(6/24時点)とナイロビスラムの様子
実行者の株式会社Connect Afya 嶋田庸一です。
いつも温かい応援、サポートを頂戴しありがとうございます!
日本の支援者、アフリカ関係者とお話をすると、「ケニアのスラムの様子はいかがですか?コロナによる影響を心配しています」と聞かれることが多くあります。本日は、アフリカ、ケニアの感染状況に加えて、ケニア最大のスラム、キベラスラムの様子をお伝えします。
アフリカ全土での感染状況
6/24(水)時点のアフリカ全土での感染確認ケースは32.6万人で、前回更新時の30.6万人からわずか2日間で約2万人の感染者が増加しております。日を追うごとに拡大スピードが加速しており、アフリカ全土では急速に感染が広がる様子がデータから分かります。

ケニアでは6月24日に累積感染者数が5,000人を超しました。グラフからも分かるように、ケニアでは残念ながら流行に歯止めがかかっておらず、アフリカ全体と同様加速的に拡大している様子が分かります。

出所: MOH Kenya情報を元にConnect Afya作成
新規感染者数は6月24日も250人以上を記録しました。6日前に初めて1日の新規感染者数が200人を越して以降、拡大の勢いは落ちていません。

出所: MOH Kenya情報を元にConnect Afya作成
COVID-19流行下のナイロビのスラムの様子
アフリカでは地方で困窮した人々が都市に移り住む際、お金がなく、また知人のつてを経てスラムに流入することが多くあり、ケニアも例外ではありません。スラムではトイレも地域で共有され、小さな家に大家族がひしめき合って生活しており、COVID-19の感染では一番に懸念されるエリアでもあります。
現在、感染拡大により政府系、民間含め援助団体のスタッフもアフリカから避難している状態にあります。これまでケニアで活動していた援助団体のスタッフの多くも国外に出ている中、今もアフリカ最大と言われるキベラスラムにて援助活動を続ける日本人の方がいらっしゃいます。支援対象者への活動のみならず、最新の情報を発信し続けていらっしゃいますので、彼女からスラムの様子、支援の様子を紹介させて頂きます。
*なお、彼女の情報発信・支援の詳細の様子はこちらからご覧ください。https://www.facebook.com/chiaki.hayakawa1 https://twitter.com/chiakihayakawa0
早川千晶さんは在ケニア32年、普段はキベラスラムにて貧困家庭の子どもたちの学校運営をされおり、現在はスラムにて食糧配布の活動を継続されています。早川さんによると、キベラスラムで感染者が出始めたのは4月19日頃に2名、5月17日に9名だったそうです。ケニアで最初に感染者が出たのは3月12日で、当初は欧州旅行者、海外との交流のある富裕層に限られていました。ケニアの富裕層は家事の担い手としてスラムやその近郊に住む人を雇い入れます。感染はそこから広がったと言われています。
ケニアは感染症対策のため、感染者が数名の段階で早期にロックダウンに入りました。厳しい国境封鎖と経済活動の停止を行い、初期の爆発的な感染を抑制しつつも、貧困層の日常生活への影響は大きく、とりわけ都市部のスラムでは低所得でその日暮らしの家族を直撃しました。外出規制がかかり、日雇いの仕事がなくなり、スラム内の仕事がなくなり、家庭では食料が買えなくなりました。
現在、早川さんの支援拠点では、「なんでもいいから何か食料を分けて欲しい」と言ってくる困窮家庭が後を絶たず、普段は学校運営をされているケニア人の先生も自分の家庭の食料を支援に回し、ご自身の家庭では1日3回のウガリ(主食のトウモロコシの粉)をお粥にして飲む状態だそうです。早川さんによると「これは、日本の戦中戦後の話を思い出す。戦中戦後にいかにして工夫して、ジャガイモの皮まで食べ、それをつぶして澱粉を取り、何とかして少しでも腹持ちさせるように工夫をしていた」と表現されています。また、最近のスラムでの累積感染者数は数百名にのぼるだろうとのことです。
こうした現状に対し、ケニア人による現地での独自の支援も立ち上がっていいます。以下はドイツメディアDeutsche Welle (DW)の報道です。DWの6月5日付ニュースによると、“Adopt A Family”という比較的余裕のある家庭がキベラスラムの貧困家庭を養うというプロジェクトが実施されているようです。

出所:https://www.dw.com/en/family-initiative-helps-people-survive-in-kenyas-slums/av-53693294
ボランティアが支援の必要な家庭を訪問、現状を把握し、支援者が例えば家賃2か月分を補助する、食料150ドル分を補助する、といった取り組みです。
キベラスラムの人口は100万人と言われ、全ての人に支援が行きわたっているとは言い難い状況です。Connect Afyaは直接的にこうした支援ができるわけではありません。しかし、我々の活動のすぐ近くにこうした人々がいることを理解し、間接的にではありますが、我々の持てるものを動員してコロナ流行後の環境改善に貢献すべく奔走しております。感染状況をなるべく広く的確に把握し、感染爆発を可能な限り起こさず、救える命を一人でも多く救いたい、という気持ちで毎日検査にあたっています。
このクラウドファンディングも残すところ5日となりました。ぜひ皆様の周囲の方々にシェアいただくなどしてあと一息のご支援をいただけますと幸いです。引き続きどうぞよろしくお願い致します。
なお、現在皆様にお願いしておりますConnect Afyaのクラウドファンディングはスラムでの支援活動と一切関係がなく、全ての支援金はCOVID19のPCR検査拡充に利用されます。本文にてご紹介しました早川千晶さんの情報発信、スラムでの支援活動を詳しくお知りになりたい方は以下のリンクをご参照ください。
「マゴソスクールを支える会」

https://www.facebook.com/magososupportersclub/
リターン
3,000円
【 ケニアにおけるCOVID-19検査体制拡充】検査提供を全力応援
取り組みへの理解とご支援のお礼をこめて、以下を送らせていただきます。
■ お礼のメッセージ
■ 今回の資金使途である、設備投資と検査提供に関するレポート送付
■ リターンで送付する結果報告書にお名前記載
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年8月
5,000円
【 ケニアにおけるCOVID-19検査体制拡充】検査提供を全力応援
1人分の検査費用に相当します。取り組みへの理解とご支援のお礼をこめて、以下を送らせていただきます。
■ お礼のメッセージ
■ 今回の資金使途である、設備投資と検査提供に関するレポート送付
■ リターンで送付する結果報告書にお名前記載
- 申込数
- 153
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年8月
3,000円
【 ケニアにおけるCOVID-19検査体制拡充】検査提供を全力応援
取り組みへの理解とご支援のお礼をこめて、以下を送らせていただきます。
■ お礼のメッセージ
■ 今回の資金使途である、設備投資と検査提供に関するレポート送付
■ リターンで送付する結果報告書にお名前記載
- 申込数
- 131
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年8月
5,000円
【 ケニアにおけるCOVID-19検査体制拡充】検査提供を全力応援
1人分の検査費用に相当します。取り組みへの理解とご支援のお礼をこめて、以下を送らせていただきます。
■ お礼のメッセージ
■ 今回の資金使途である、設備投資と検査提供に関するレポート送付
■ リターンで送付する結果報告書にお名前記載
- 申込数
- 153
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年8月

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