ご報告：アフリカのCOVID-19　緊急ウェビナーに登壇しました！

実行者の株式会社Connect Afya 嶋田庸一です。

 

皆様からの連日たくさんのご支援、ご協力を誠にありがとうございます！

東京女子医大の杉下智彦教授が主催された「緊急ウェビナー第2弾『アフリカにおけるCOVID-19感染拡大阻止への具体的な取り組み』」に2020年6月18日（木）に登壇いたしましたので、ご報告いたします。

 

 

当ウェビナーはZoomにて100名までの枠で設定されていましたが、参加希望者、興味ありの枠で420名を超す注目度でした。当日、オンライン入室出来なかった方が多く期間限定でYouTubeにて配信されていますので、ご案内いたします。

 

https://youtu.be/A7v7Vt-L80U　

 

ウェビナーではまず杉下教授より、データに基づいたグローバル全体のご報告がありました。日本では高齢化が進んでいるものの欧米に比べCOVID-19をり患した高齢者の死亡率が低く、医療崩壊を起こさず治療がなされていたことがデータでも見られました。アフリカは人口年齢が若く現時点で死亡率は低く出ていますが、感染拡大が現在も続いています。

 

 

杉下教授によるグローバルの傾向のご解説後、アフリカ各国・各分野より現状の報告がありました。

 

嶋田は「アフリカおける民間PCR検査の普及」と題して、ケニアにおける臨床検査ラボの課題、Connect Afyaの挑戦をお話致しました。そもそも医療キャパシティの低い病院や検査ラボが多く、自前で検査ができない病院や検査ラボがさらに検査を出す、2重受け、3重受けの状態にあり、また海外に検査を出すことで日本と比べて数倍の価格に跳ね上がる問題を指摘しました。そこで、Connect Afyaは検査薬の物流、卸もカバーするビジネスモデルで安価で高レベルの検査を実施してきた実績をご紹介致しました。COVID-19については、ケニアでは急速に拡大していることをご報告しました。また、政府が検査キャパシティを拡大すべく民間ラボ、民間研究所に多くの検査依頼をかけている現状をお伝え致しました。

 

嶋田からのレポートに対し、杉下教授は「パンデミックになった時のアフリカの物流は大きな問題だった。」ことを言及されました。COVID-19 のPCR検査そのものに加え、重要な医療機器、試薬等の物流確保についても同時に解決できていることが大きな成果であると実感して居ります。

 

皆様よりご寄付頂いた資金は無駄なく最も効率的にCOVID-19のPCR検査を確保できるよう今後とも務めてまいります。あと一息のご協力、拡散、ご寄付の程、何卒よろしくお願い致します。