メッセージ#４  小林志保（薬剤師）

 

私がこのプロジェクトに参加したのはNPOヒュマンコミュニティーの活動で、ベトナムの介護の現場で働いている土橋さんからベトナムの介護の現場を伺ったのがきっかけでした。

ベトナムは、介護についての概念がまだなく日本の10年位前の状態で、身体に合わない大きさの車椅子にずり落ちないようにお年寄を拘束して使用しているのが現状なのだというのです。縛りつけ無いと車椅子を使えない！という事は高齢者は自由に動くことが出来ないのです。拘束による圧迫もあり健康も妨げられ笑顔も少なくなってしまうのでは、と悲しい気持ちになりました。

日本にはベトナムから、今日介護を学ぶ為に日本の介護施設で働いている若者達がいます。日本の介護人材の少ない中でベトナムの若者達は学びながら日本の介護を手助けしてくれているのです。彼らがベトナムに帰って日本のkaigoで高齢者の介護にあたる時、古く重たい車椅子は、動かすのにとても介護者に負担がかかります。介護者の笑顔も奪われてしまうのでは、と心配になりました。

日本には使用者がいなくなり使われなくなった車椅子が眠っています！そんな車椅子を送りたい！ベトナムの高齢者と介護者に使ってもらい日本のkaigoで笑顔を増やしたい！！という事で、このクラウドファンディングが始まっています。　

是非皆さまの力で、ベトナムの高齢者を笑顔にしましょう。どうぞ、ご支援、ご協力を、よろしくお願いいたします！