プロジェクト概要

 

ある日、突然...。
家族が犯罪者になった時、想像できますか?

 

はじめまして、ページをご覧いただきありがとうございます。特定非営利活動法人 轍(わだち)の吉崎 恵三郎です。

 

私はこれまでたくさんの方々に迷惑をかけ、通算で15年以上、刑期に服しておりました。出所後、経験をもとに過去の自分と同じような境遇にある方々の支援をしようと考え、2017年1月、罪を犯した人たちの就労支援を目的として、徳島県で当法人を設立しました。

 

▲講演会での様子

 

しかし、立ち上げてから相談として集まったのは、犯罪加害者『家族』の方々からのご相談でした。ある日突然、家族が犯罪者となり、相談先もわからず、何をすればいいかもわからず、周囲にはもちろん相談もできず、私たちの所に相談にいらっしゃっていました。これまでの1年間でも40件以上相談をいただいてきました。

 

それからというもの、犯罪加害者「家族」のみなさんを支える活動を中心に行ってきました。

 

今回、犯罪加害者「家族」の中でも、DV被害者(この場合家庭内暴力のため、被害者であり加害者家族となる。)やストーカー被害(多くの場合が、元婚約者など家族に近しい人が加害者の場合が多い)など、一刻も早く環境を変える必要がありながら、場を提供できていない方々向けに、徳島県に避難施設を作りたいと考えています。

 

幸いにも物件は、知人の紹介で安くめどがつけられましたが、改装費用に約240万円がかかります。現在の運転資金では、今回の費用まで拠出するに至りません。どうぞ今後の活動を進める一歩となる今回の取り組みについて、ご支援のほどなにとぞよろしくお願いいたします。

 

一人で抱えることで、どんどん負のスパイラルに。

 

 

突然、犯罪関係者になったとき、
真っ先に話せる相談相手になりたい。

 

ある日突然、家族や近親者が逮捕されたり、身に覚えのない事で捜査対象にされた時。誰にどの様に相談するのか?

 

家族が逮捕された時点で、残された家族は場合によっては加害者本人よりストレスを受け、悩み、苦しむ実情が見られました。

 

本人が何かをしたわけでもないのに、自宅にはマスコミ、警察、近隣からの目。住む環境を変えたり、仕事を変えることで解決できるならまだしも、自殺を考えてしまったり、「自分が何か行けなかったのでは?」と自責の念に苛まれる人もいるくらい判断が混乱する人も多くいます。

 

秘密厳守にて相談を受けてきた性質上、相談内容をうかがい知ることができるような記述はどうしても挙げられませんが、救われたと言ってくださる方々がこれまでにもたくさんいたことは、私たちとしても活動の一つの形になっていたと思っています。

 

 

 

まだまだ未整備な犯罪加害者家族の支援。
私たちに今できないこと。

 

これまで、家族のみなさんを支える活動として、裁判への不安解消、刑務所・拘置所での面会方法、保釈金の手続き方法、弁護士相談など、一つでも精神的不安を解消していくことができるように努めてきました。

 

専門家に相談する前の窓口として、できるだけハードルが低く、冷静な判断ができる状態にまで、寄り添うことを意識しています。

 

しかし、逮捕〜裁判〜服役の間、何をしないといけないか、何をした方がいいかなどは今の活動でも相談に乗ることはできますが、あくまで周囲からの目や、環境を守ってあげられることはできていません。

 

「加害者家族でありながら被害者」にもなっているDV被害者など、今すぐ困っていて環境を変えないと命に関わる場合さえあります。

 

被害を受けている方々は、すでに冷静な判断ができないケースが多々あります。

 

 

そういった方々が避難先として選択できる施設は、地域に多くありません。DV被害者支援をしている数団体様か自治体運営の支援センターです。

 

しかし、各団体、事実関係を整理しないと、容易に利用を促すことはできません。行政による避難施設の場合、審査もあり利用者にとっては、ハードルがあります。

 

今回の避難施設で一番利用の可能性が高いのは、DVを受けていたり、ストーカー被害を受けていたりする方々であると考えています。(被害者=加害者家族のケース)


そのため、緊急避難的な保護を可能にする施設があれば、抱える心痛は軽減し、さらに今後の対応を少しでも正常に近い判断のもと、向き合えるのではないか?と考えています。

 

【避難施設の場所】

徳島県内※情報公開については非公開とさせてください。

【開所予定日】

2019年7月31日

【問い合わせ先】※ホームページよりお問い合わせください。

特定非営利活動法人 轍(わだち)

 

【避難施設内 概要】
2室(男女別)、バストイレ、キッチン、日常家電、寝具完備

【対応可能人数】

最大8名 家族の場合2家族を想定

 

調べることでさえ、精一杯の中ハードルが残る現状。

 

 

重犯罪刑務所のある徳島県。
いつか社会が、理解ある文化に変わっていくように。

 

これまでも相談前は半信半疑で私たちのところに来る方はいますが、結果的には相談することによって「気が楽になった」や、「警察や矯正施設などの行政への相談、関り方について知ることができた」という意見もいただきました。講演会などで啓発活動もしてきましたが、問題意識について少しずつ地域の中で伝えてくることもできています。


しかし家族が抱える不安は尽きません。刑務所に入った本人と違い、社会とは接点を持ち続け、被害者への対応、周囲からの非難に直接触れるのは家族の皆さんです。

 

そんな皆さんを一人でも多く支えられるよう、今回の避難施設の開設は、今後の活動の第一歩です。皆様の期待を裏切らぬよう誠心誠意がんばっていきますので、どうぞご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

徳島刑務所前にて。

 

 Q&A

 

Q1:相談はどのようにすれば良いですか?

A1:当法人のホームページに掲載されている電話番号にて受け付けます。また急を要する場合はクラウドファンディングの成立有無にかかわらず、ご相談お待ちしております。

 

Q2:利用するには、どうすれば良いですか?

A2:緊急避難施設をご利用いただくには電話相談の後に、ご利用いただけるように手配します

 

Q3:何日でも利用できるのでしょうか?

A3:原則として1週間を想定しておりますが、その間、行政との意思疎通を図り、最善なる対処をしたいと考えております。また事務的に退所してもらうという事はございませんので、ご安心ください。

 

Q4:利用するのに、条件や審査は何もないのでしょうか?

A4:特に特別な条件や審査はございません。本当に困っている人に対して緊急避難できる施設である必要がごさいますので、柔軟に対応させていただきます。

 

Q5:避難していることが、知られたらと思うと不安です。どなたか常駐されているのでしょうか?知られることはないのでしょうか?

A5:避難受け入れ中は、基本的に常駐しております。また避難していることについてはNPO内でも、全て非公開とし情報管理を徹底しておりますのでご安心ください。

 

Q6:子どもも一緒に行っても大丈夫ですか?

A6:大丈夫です。

 


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